鈴鹿8耐の思い出

バイク
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日本って 二輪レース 後進国だよねー
二輪レースはヨーロッパでは、サッカーに負けず劣らずの人気スポーツ
ヨーロッパの人たちは「日本は世界に名だたるホンダ、ヤマハ、カワサキ、スズキの4大メーカーが有るのに何故?」聞いてくる事が多い
まあ、所謂「大人の事情」といもの・・・ でしか答える事が出来ない
大人になると言えない事だらけなんですよ^^

そんな日本で、そこそこ有名な二輪レース「鈴鹿8耐」
このレースの魅力に惹かれ、毎年通う人は多い
自分もそのクチでして、、、昔10年連続で通いまして
しかし大人になると色々と忙しく、なかなか時間がとりずらい
しかも年取るとあの猛暑の中での、レース観戦には耐えられなくなり
エアコンが効いた部屋で、観る方が身の丈にあっている

1991年の鈴鹿8耐

初めて鈴鹿に行ったのは1987年
自分はバイクが好きでバイクを乗り続けています
今でこそスーパーカブ110だけど、若いころは大き目の排気量を
そういう環境にいると、行きつけの店って奴がある訳ですよ
そこがレース活動やっている事もあり、レースは身近なものだった
逆にいうとレースやってるショップだったから通った店だったのかも

バイク小僧時代の自分と仲間(真ん中)

そのショップは毎年7月の最終日曜に行われる「鈴鹿8耐」には
エントリーしてなくて、前日に行われるノービスの祭典「鈴鹿4耐」に出ていた
そういう環境下だと、だいたい自分も行くってパターンなる訳ですよw
ショップのお客さんは色々な世代の方が多く自分は下っ端の方で
車2台で行くとなると運転は下っ端ってパターンが多いんですけど
そこはさすがにバイク乗り、自分が運転したいって人が多く
自分はずっと助手席で、地図片手にナビに徹しました

そして初めて鈴鹿の一歩は、Kawasakiの駐車場
ショップがKawasaki系のショップって事もあり、レースもカワサキでエントリー
レースで走る二人のうち一人は、カワサキ系のライダーだったので
現地ではKawasakiの人と行動を共にしました
因みに自分は、絵に描いたようなニワカだったのでヤマハ、ホンダびいきで
当時乗っていたバイクもヤマハのTZR250でした

1990年Moriwakiの駐車場にてシビックEF9 TypeRで(夜中寝てたら、八代さんが通ったw)

サーキットに着いて、一番に感じたのは「匂い」でした
あまいオイルの匂いがとても心地よく、否が応にも高まり
入り口で聞こえてくる、直線を走りぬけるマシンの音には、全身に電流が走るほどの鳥肌
「これがサーキットか」って、自分の人生の中で1番の衝撃を受けました

1987年当時は、バイクのレースは結構人気が有ったこともあり
10万人超える観客がいたので、無料エリアも殆ど人で埋まっていました
だから観戦しやすい所は早くから陣取らないと駄目で
自分らは、一箇所に留まる事無く、多くの観戦ポイントをまわりながら観戦しました
でも、そのお陰で鈴鹿サーキットのコースの隅々まで知ることができました
これはお勧めですが、なにしろ広い鈴鹿サーキットなので
体力に自信の無い方はやめた方が良いですね 観戦ポイント間の距離が半端ないのでw

我々は車で来たので、ジュース、ビール類は大量に持ってきて
クーラーボックスで冷やしていたので、夜はテントでの酒盛りも大いに盛り上がりました
初めての鈴鹿サーキットの自分に、うざいほど色々バイクやレースの歴史を語る人や
女子だけで来てる女の子をナンパしに行こうぜって、完全にお祭り状態
でも、ああいう祭典で盛り上がるって事は、ある意味祭りなんですよね

サーキットの前の駐車場では、走り屋たちによるパフォーマンス大会
マックスターン(前輪ブレーキ状態でアクセル全開でマシーンを操る)や
ウイリー走行大会、高まった走り屋たちのパフォーマンスは超見ごたえある
ノービスでサーキットを走ってる様な人たちだから最低限のマナーをもっての
パフォーマンスだから観ていても気持ちのいいものがあった
そしてサーキットでは遅くまでピットウォークが行われ
高まる気持ちを抑えられない人で賑わい、眠らない鈴鹿8耐の夜は更けて行く

カシオトライアングルにて

8耐当日は、朝から人やバイクの熱気で暑く
自分は小さめのラジカセを持っての観戦
サーキット内では、FM放送による実況もやっていたので
それを聴くために持ってきた 自分は「みし奈昌俊」信者なので
レースと実況は切り離すことが出来なかった

鈴鹿サーキット内は既にお祭り状態
レースを飾る、レースクイーンたちがオレタチの高まった気持ちを
更に煽り、もう自分も頭の中は爆発寸前
行動を共にしたタメの奴が女好きという共通した事もあり
数時間すべてを忘れ、レースクイーンを堪能

レースクイーンに群がるエロ紳士たちと自分(グラサンの下はエロ目)
カストロールギャルと自分(ニヤニヤが止まらない)

そして11時、レース開始30分前
サーキット内は20万人ちかく居たんじゃないかな、人が多すぎて
まったく見えなかったので、自分とツレとで木に昇って観戦
遠くだけど、下でみるよりかマシって感じで
我々は、初めての8耐を木の上から見守った

持って行ったラジカセで思わず録音した音源

11時30分 爆音と同時に、長いレースは始まった
ケビン・シュワンツの絶妙なスタート、ガードナーのRVFのVエンジンの音
特に、ホンダのエースライダーのガードナーのRVFは特別な感じがした
グランドスタンドを駆け抜ける音が、他のV型エンジンと全然違い
スゲー、これがホンダの最高のV4エンジンかーって思わず唸った

しかし我々は、4耐レースの応援に来ているので
次の日に会社に行くことを考えると、13時にはサーキットを後にしなければいけない
残り時間を木の上で過ごすのもアレなので
最後は各観戦ポイントをまわりながらレースを見守った

1989年の8耐 ミーハーな自分はTECH21

そして初めての鈴鹿8耐は、後ろ髪引かれる思いで
鈴鹿を後にした
帰りの車中は、殆ど覚えていない
鈴鹿での多くの思い出が強烈過ぎて、頭が呆けていた所為もあったかもしれない

これだけは言える
サーキット行ったことが無い人、一度は絶対に行ってみたほうがいい

人生変わるから

この記事を書いた人
Hiroshi O

LN date…(えるえぬでいと)の管理人のHiroshi Oです
新潟県新潟市に生まれ、若い頃はフラフラと色々な所に彷徨っていましたが
やっと自分の居場所ってものが判り、地元に戻りました
とりあえず今できることを書いていきたいと思います

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