そろそろお正月料理に飽きてきた頃ですよね こんな時はシンプルに軽めの料理が欲しくなります 今日のディストリもシンプルで軽めの Trisquel GNU/Linux mini 8.0
TrisquelはSpain(スペイン)発のUbuntuベースの軽量ディストリビューションです
軽いと噂の Trisquel の実力を試したいので、使用するパソコンはVAIO TypeP
Trisquelは32bitのminiのバージョンを使います miniはアプリ類が必要最低限でデスクトップ環境はLXDEなのでTypePにはピッタリのバージョンですね
今日はAtom Z540 搭載のSONY VAIO TypeP VGN-90HSで起動してみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
Trisquel GNU/Linux mini 8.0 LXDE

Release | 2018.04.18 |
Type | Linux |
Based on | Debian, Ubuntu |
Package Management | dpkg |
Architecture | i686, x86_64 |
Desktop | GNOME, LXDE, MATE, Openbox |
ダウンロード
SONY VAIO TypeP VGN-90HS

CPU | Intel® Atom Processor Z540 |
RAM | DDR2( SDRAM)2GB |
STORAGE | SSD64GB |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます [enter]キーを押します

Desktop
起動しました TypePにも関わらずスペックに余裕を感じさせるような、軽い感じ mini版なのでアプリは必要最低限なので色々と入れたくなります

Terminal
ターミナルエミュレーターのTerminalです

PCManFM
ファイルマネージャはLXDEなので軽量高機能なPCManFMです

gnome-player
ミュージックプレイヤーはgnome-playerです 軽量ですが機能が少なすぎるのでちょっと物足りないです

Audacious
ミュージックプレイヤーはAudaciousを追加でインストールします
音飛び対策
VAIO TypePはDebian系のディストリビューションで音飛びします Audaciousは、その対策が比較的簡単なアプリです
Audaciousの設定で出力プラグイン(Output Plugin)のデフォルトで使われているPulseAudioを外します 他を選択 無事に音飛び解消します

しっかり設定すればVAIO TypePでもミュージックプレイヤーを楽しむ事ができます
Synaptic Package Manager
アプリ管理ツールはSynapticです GUI操作にてアプリをインストールできるツールです

Add/Remove Applications
Add/Remove Applicationsというアプリ管理ツールもあります これもGUI操作にてアプリをインストールできます

Midori
ウェブブラウザは超軽量ブラウザのMidoriです 素早く起動しブラウジングもストレス無くブラウジングできます

カスタマイズ
ここまで軽いとDockランチャーのPlankとウィジェットのconkyを入れたくなります Plankとconkyは若干CPUに影響を及ぼしますが許容範囲です Plankは下部に設置するのでパネルは左に設置します

あとがき
Trisquel GNU/Linuxは古いパソコンにはもってこいのディストリです 今回試したバージョンはminiで、アプリ類が必要最低限しか入っていないため、自分流にカスタマイズしたい人にはピッタリなバージョンです アプリ管理ツールもSynapticが有るので初心者でも気軽にインストールが可能です 今回はVAIO TypePでかなり軽快に使えたことが一番の収穫です ここまで軽量に使えたのはPuppyやLubuntuくらいしか有りませんでしたし Trisquelは軽いっていう噂は聞いていましたが、TypePでここまで軽く使えるとは思いませんでした
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