今日はPCLinuxOSを試してみたいと思います アーキテクチャは64bit版しか無く、デスクトップ環境はKDE Plasma・MATE・Xfceが有りますが、Xfceを使いたいと思います
64bit版なので、セレロン登載の省電力ベアボーンECS LIVE STATION LS-4-64を使用します
PCLinuxOS 64 Xfce 2020.01

Release | 2020-01-13 |
Type | Linux |
Based on | Independent |
Architecture | x86_64 |
Desktop | KDE Plasma, MATE, Xfce |
ダウンロード
LS-4-64

CPU | Intel Celeron N2830 (SoC) Processor |
RAM | DDR3L 4GB |
VIDEO | Intel® HD graphics |
STORAGE | SATADOM 64GB |
LAN機能1x GIGABIT LAN ポートWiFi IEEE 802.11b/g/n + Bluetooth4.0搭載ストレージ ワイヤレス給電 (Qi)Qi V1.1.2 (5V1A=5W max) |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



USBメモリを使って起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます [enter]キーを押します
※通常はF2で言語変更出来ますが、何故か選択肢が英語しか無いので変更不可です

起動しました 起動後の挙動はUbuntu系のXfceと似た感じで、そこそこ軽量です

Desktop

Terminal

日本語化
locales-jaをインストール
とりあえずアップデートして日本語をインストールします root「管理者」にて入力します
# apt-get update
# apt-get install locales-ja


日本語設定
Control Center にてTime ZoneとLanguageを設定します

一旦ログアウト 再ログインします 無事に日本語化完了です
アプリケーションメニュー

Srttings
各種設定ツールのXfceの設定ツールです

Synaptic
アプリ管理ツールは定番のSynapticです とりあえずこれが有ればコマンド入力が苦手な方でも、簡単にアプリのインストールができます

Thunar
ファイルマネージャーは軽量高機能のThunarです

Control Center
システム管理ツールのControl Centerです 先ほど言語変更した時も使いました

ミュージックプレイヤー
PCLinuxOSのミュージックプレイヤーです イチゴのアイコンが可愛らしいです 何となくClementineに似てる気がします

このパソコンにはUSBスピーカーが接続されていますが、デフォルトでは音は出ませんでした PulseAudioの設定で下記の様に設定します これで無事に音は出ます

Firefox
ウェブブラウザはFirefoxです CPUがセレロンなので起動はそれなりです ブラウジングはそこそこ軽快に動作します

LibreOffice
オフィスアプリは定番のLibreOfficeがフルでインストールされています

デスクトップ上での右クリックメニュー
右クリックメニューはこんな感じです PCLinuxOSでLive Bootだと完全な日本語化は無理みたいですね 因みに普通にインストールすれば完全な日本語化で使用できます 要は使いたければ、インストールしろって事です はい

カスタマイズ
とりあえずアレコレカスタマイズしました 下パネルは安っぽいのでPlankをインストール テーマとフォントをインストール

あとがき
PCLinuxOSはセレロンのパソコンでそこそこ快適に動作しました アプリ類はそこそこ必要なものは揃っています デスクトップ環境はXfce版なのでカスタマイズは自由自在です

Windows7の乗り換え先としても十分使えると思います しかしPCLinuxOSはDebianやUbuntu系に比べたら情報の面で若干弱い気がします ですので初心者でWindows7の乗り換え先としては、余りお勧めはできませんね
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