今日はTDEことTrinity Desktop EnvironmentのQ4OS 3.10を試したいと思います Trinityのデスクトップ環境は軽量なデスクトップ環境で、Q4OSも比較的軽量なディストリビューションなので低スペックマシンで試したいと思います
Q4OS 3.10はアーキテクチャに32bit・64bitと有りますが、32bitのTrinityデスクトップがLive Boot出来ないんですよ 本当はVAIO TypePで試したい所なのですが、ここは64bit版を選択し、Windows VistaモデルのCF-R6で試してみたいと思います
最新のQ4OSのインストール記事はこちらです↓↓

CF-R6AW1BJR

CPU | Intel(R) Core 2 Duo U7500 |
RAM | DDR2 SDRAM 1.5GB |
STORAGE | SATA 500GB |
Q4OS 3.10 Trinity 64bit

Release | 2020.01.03 |
Type | Linux |
Based on | Debian (Stable) |
Architecture | aarch64, armhf, i686, x86_64 |
Desktop | KDE Plasma, Trinity |
最小システム要件
KDE Plasma | Trinity | |
CPU | 1GHz | 300MHz |
メモリ | 1GB | 128MB |
ディスク容量 | 5GB | 3GB |
この数値は公式よりアナウンスされているものです
ダウンロード
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



USBメモリを使って起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます 一番上を選び[enter]キーを押します

起動途中に言語・キーボードレイアウト等を聞かれるので選択します

Desktop
起動しました 起動後の挙動は妙な軽量感?言葉では表しづらいですが、そんな感じで変な軽さです

アプリケーションメニュー

Applications
Konsole
ターミナルエミュレーターのKonsoleです

コントロールセンター
各種設定ツールの揃っているコントロールセンターです

konqueror
ファイルマネージャー・ウェブブラウザのkonquerorです ファイルマネージャーとしては、こんな感じで表示され普通にファイルマネージャーとして使えます

ウェブブラウザとしては、こんな感じで普通にブラウザとして使えます

ファイルマネージャーのKrusaderです メニューからスーパーユーザー(root権限)にて起動できます システムを編集する時に便利に使えそうです

Software Centre
アプリ管理ツールのSoftware Centreです ぶっちゃけこれだけだと足りないので、定番のアプリツールSynapticは必須ですね だからアプリランキング1位なのでしょうw 定番のアプリが上位を占めてるのが地味に面白いです

Synapticパッケージマネージャー
という訳で、Synapticをインストールしました コマンド操作が苦手な方でも簡単にアプリのインストールできるツールです

Q4OS 3.10 Trinityはアプリ類が必要最小限しか入っていないので、インストール後に必要なアプリをインストールという作業が待っています
デスクトップ上での右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューです デスクトップの設定を開きます

デスクトップの設定
デスクトップの設定は纏まりが有って使いやすいですね Linuxのデスクトップの設定は、デスクトップやスクリーンセイバー諸々が全然違う場所に有る事が多いですからね

パネルの設定
デスクトップ下部にあるパネルの設定です これも初心者には判りやすいと思います

Q4OS 3.10 Trinityの各種テーマの設定です テーマ設定はLook Switcherです

Look Switcherです ウィンドウ等のテーマの変更ができます

Audacious
Q4OS 3.10 Trinityはメディアプレイヤーが入っていません 高音質高機能なAudaciousをインストール 問題無くメディアファイル再生できます

インストール
インストールは下記記事を参考にしてください

あとがき
Q4OS 3.10はWindows Vista世代のパソコンで快適に動作しました 今回使ったCF-R6で多くのディストリビューションを使ってきましたが、多分ベスト3に入るくらい軽量に使えました

Windows7の乗り換え先には、正直微妙な所ですね Q4OSだけで考えるとアリなんですけど、Q4OS 3.10 Trinityだと少しアレなんですよ 必要なアプリが全く揃っていないのもありますし Linux初心者には少々お勧めしづらいディストリです
Q4OS 3.10 Trinityは、軽量なのでVAIO TypePに使ってみたいんですけどね


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