今日はManjaro Community の Manjaro MATE 19.0 200226を使ってみたいと思います
Manjaro LinuxはArch Linuxをベースにした世界中で大人気のディストリビューションです Manjaro Linuxはコミュニティエディションも盛んで、多くのエディションを生み出しています 今日はその中の一つ、MATE環境のManjaroを使ってみます アーキテクチャは64bit
パソコンはWindows Vista世代でCore2Duo搭載の VAIO TypeCを使用します
Manjaro MATE 19.0 200226

Release | 2020.02.26 |
Type | Linux |
Based on | Arch |
Package Management | Pacman, snap |
Architecture | x86_64 |
Desktop | Awesome, bspwm, Budgie, Cinnamon, Deepin, GNOME, i3, KDE Plasma, LXQt, MATE, Openbox, Xfce |
推奨システム要件
CPU | 1GHz |
メモリ | 1GB |
ディスク容量 | 30GB |
高解像度(HD)グラフィックスカードとモニター | |
ブロードバンドインターネット接続 |
この数値は公式よりアナウンスされているものです

ダウンロード
SONY VAIO TypeC VGN-C90HS

CPU | Core 2 Duo プロセッサー T7200 |
RAM | DDR2 SDRAM、DDR2 667対応 2GB |
Graphics | NVIDIA GeForce Go 7400 GPU |
STORAGE | HDD 80GB |
IEEE802.11a/b/g | |
※キーボードが壊れて無いので、USB外付けを使用 |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



USBメモリを使って起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます Timezone・Keytable・langを使用するものへ変更し、[Enter]キーを押し起動させます

起動しました 起動後の挙動はそこそこ軽快 5.5★★★☆☆ このパソコンでこれだけ動けば十分でしょうってレベル 実用で使えなくない感じ


デスクトップ
Manjaroは下部にパネル設置 左ダブルクリックで実行の設定です
パネル左側
アイテムが1個

①メニューランチャー
シンプルで使いやすいメニューランチャーです

パネル右側
パネル常駐アプリ等が6個

②Bluetooth
Bluetoothコントロールパネルです デバイスの設定・接続が出来るツールです

③ボリュームコントロール
主に音量調整です

右クリックでサブメニューで設定画面も出せます

④アップデート通知
クリックでアプリ管理ツールのPamacが起動し、アップデートの確認します

⑤ネットワークス
ネットワークの設定パネルです 接続できるSSID等を表示させ設定・接続します

接続するSSIDをクリックで認証Pass入力画面が開き、Pass入力でネットに接続できます

⑥日時
クリックでカレンダーを表示させます

⑦デスクトップ表示

デスクトップ上での右クリック

デスクトップの背景
デスクトップの背景はMATEやManjaro等の画像が収録されています

コンピューター
デスクトップにあるコンピュータのアイコンをクリックで、デバイスと接続されているストレージが表示されます Windowsのマイコンピュータと似たような感じですね

システムツール
コントロールセンター
各種設定ツールのコントロールセンターです

ファイルマネージャー
ファイルマネージャーのCajaです

システムモニター
CUP・メモリ・ネットワーク等のリソースのモニタリングツールです
それにしてもCPUが妙に安定しています 安定して使える感が半端ないですね メモリは少しアレですが…

アプリケーション
インターネット
インターネットのアプリは必要最低限ですね 必要に応じてインストールですね

Firefox
ウェブブラウザのFirefoxです

オフィス・グラフィックス
オフィスとグラフィックは非常に少ないです 編集系が全く入っていないので必要に応じてインストールになります


サウンドとビデオ
プレイヤーとライティングツールが入っています

Lollypop
ミュージックプレイヤーのLollypopです

インストーラー
インストーラーは左側にあるアイコンをクリックでう起動します

インストーラーは言語選択にてインストールできます

その筈でしたが悲報です 日本語を選択したところ、文字が表示されません これは非常に残念です 今後のアップデートに期待しましょう

あとがき
Manjaro MATE 19.0 200226はWindows Vista世代でCore2Duo搭載の VAIO TypeC で軽快に動作しました ここまで現役で使えるレベルで動作すると、SSDに載せ替えてインストールしてみたくなりますよね
Manjaro Linuxは軽量なディストリビューションなのでここまで使えたのは想定内ですが、古いパソコンがこうやって普通に使えてしまうって凄い事なんですよね 逆に言うとこのパソコンを動かす事が出来ないOSの方がアレなのでしょうかね

コメント