2020.05 Manjaro ARM KDE Plasma Rpi4 20.04を、Raspberry Pi 4 Model B 4GBで起動

Arch
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今日はManjaro ARM KDE Plasma Rpi4 20.04を使ってみたいと思います

以前RaspbianにKDE Plasmaをインストールして使った所、想像以上に重かったので その確認も含め、ラズパイ4でKDE Plasmaが使えるか検証してみます

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Manjaro ARM KDE Plasma Rpi4 20.04

Type Linux
Based onArch
Architecture  armhf 
Desktop KDE Plasma
Manjaro Linux
ManjaroLinuxはArchLinuxをベースとした、ユーザーフレンドリーなディストリビューションですManjaroはArchLinuxと互換性を持ち、ArchLinuxと同様にローリングリリースモデルを採用 アプリ管理にもpacma...

ダウンロード

Manjaro
ThispageprovidesanoverviewofManjaroLinux,anopensourceoperatingsystemdesignedforeaseofuse.Learnaboutitsfeatures,installation,andsupportoptions.GetthemostoutofMan...

日本語フォントを用意しておく

Manjaroは日本語で起動すると日本語フォントが文字化けします

対策としてインストールするフォントを用意し、USBメモリ等にコピーしておきます

自分のオススメのフォントのLinkを貼っておきます

https://ipafont.ipa.go.jp/old/ipafont/download.html

Raspberry Pi 4 Model B 4GB

 CPU Cortex-A72 Armv8 Quad Core 1.5GHz
 RAM 4GB LPDDR4
 GPU Broadcom VideoCore VI 3D graphics core

イメージファイルをmicroSDカードに書込む

  1. Manjaroのダウンロードのページより、イメージファイルをダウンロードしてきます
  2. ダウンロードしたファイルは zipファイルなので、解凍ツールで展開します
  3. Rufus (ルーファス)等のライティングツールを使って、イメージファイルをmicroSDカードに書込みます
Rufus (ルーファス) を使って、イメージファイルからRaspberry Pi用のLinuxが起動できるmicroSDカードを作成する
Rufus(ルーファス)とはISO・イメージファイルを、USBメモリやmicroSDカード等に書き込む事の出来るソフトですダウンロードRufusをダウンロードしますイメージファイルを書き込むmicroSDカードをパソコンにセットしますダウン...

microSDカードをRaspberry Piに装着します

これで準備はOKです

起動

電源を入れて起動させます

この画面が現れます keyboard layoutを選択設定します

こんな調子でユーザー情報を入力していきます

最終確認です

起動しました 起動後の挙動は想像以上に快適 7.0★★★☆☆ かなり良い感じで動作します

しかし日本語フォントが文字化けしています

フォントインストール

用意したフォントをインストールします

フォントをクリックするとこの画面が開きます 囲った部分をクリックします

次に開くウィンドウは選択肢があるので、文字化けしていない画像で説明します

真ん中のシステム をクリックします これでシステムにフォントがインストールされます

パソコンを再起動します

Desktop

Manjaro ARM KDE Plasma Rpi4 20.04はパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です

パネル左側

① アプリケーションメニュー

お気に入りはデフォルトで何も入っていません

② Firefox

ウェブブラウザのFirefoxです

③ Dolphin

ファイルマネージャーのDolphinです

④ konsole

ターミナルエミュレータのKonsoleです

パネル右側

⑤ アップデートマネージャー

アプリ管理ツールのPamacがアップデートを管理通知します

⑥ クリップボード

クリップボードの履歴管理ツールです

⑦ Bluetooth

Bluetooth管理ツールです

⑧ デバイスの通知

デバイス管理ツールです

⑨ ネットワーク

ネットワークの設定 接続可能なWi-FiのSSIDを表示・設定・接続ツールです

⑩ 音量

サウンドデバイスの音量調整です

⑪ 状態と通知

⑤〜⑩の状態と通知です

⑫ 日時

パネル上は時計を表示 クリックでカレンダーを表示します

デスクトップ上での右クリックメニュー

Desktop Folder の設定→壁紙

デスクトップ上での右クリックメニューのデスクトップを設定より開きます
デスクトップの壁紙画像は数枚用意されています

システムツール

KDE システム設定

各種設定ツールのKDEシステム設定です

Manajaroセッティングツールマネージャー

Pamac

アプリ管理ツールのPamacです

アプリケーション

Manjaroはバンドルされているアプリが少なめです お陰でインストール後は、オキニのアプリで揃えることが出来ます

インターネット

オフィス

オフィスアプリは定番のLibreOfficeです

グラフィックス

画像ビューアはGwenviewです

マルチメディア

メディアプレイヤーはSMPlayerが入っています

SMPlayerは起動時は、パネルに常駐しコントロール操作できます

日本語入力

日本語入力関連をインストール設定します

インプットメソッドフレームワーク関連をインストールします
Konsoleを起動し下記コマンドを入力

$ sudo pacman -S fcitx

$ sudo pacman -S fcitx-mozc

テキストエディッタの Kateを起動します

~/.xprofile を作成 下記を記入・保存します

export LANG=”ja_JP.UTF-8″
export XMODIFIERS=”@im=fcitx”
export XMODIFIER=”@im=fcitx”
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export DefaultIMModule=fcitx

~/.bashrc を開きます 下記を末尾に追記します

export GTK_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIER=@im=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx

再起動で日本語入力できます

あとがき

Manjaro ARM KDE Plasma Rpi4 20.04は想像以上に快適

昨日の自分の発言が恥ずかしいです Linuxは実際に使ってみないと判りません
ラズパイ向けのディストリビューションは、どれも無難に そして快適に動作します

これはMacと一緒で、ハードを知った上でOSをビルドした結果なので必然なのでしょうか

KDE Plasmaがここまで快適に使えると、LXDEを選択しづらくなりますよね

コメント

  1. みのしま より:

    Manjaroは、さすがに3B+1Gでは、KDEはきついかと思って、xfceバージョンにチャレンジしました。
    日本語化は、文字化けした状態で、ターミナル立ち上げて、export LANG=en_us で英語表記にして、noto-fonts-cjk あたりをpacman で入れるのが楽かと思います。
    Manjaroはまだ慣れていませんが、画面がかっこいいし、Debianのパックより新しいVerが多そうなのでちょっと勉強しようかなと思っています。

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