今日はBackbox 7 Desktopを使ってみたいと思います
BackboxはItaly(イタリア)発のUbuntuベースのディストリビューションです セキュリティに特化されたBackboxは、リアルにハッキングツールを搭載 ネットワークシステムを分析して学びたい方にはオススメのディストリビューションです
第一世代のCorei5を積んだLet’s note CF-N9で、起動してみたいと思います
Backbox 7 Desktop amd64

Release | 2020.5.15 |
Type | Linux |
Based on | Debian, Ubuntu (LTS) |
Package Management | DEB |
Architecture | x86_64 |
Desktop | Xfce |
Download
Panasonic Let’s note N9 CF-N9LWCJDS

CUP | Core i5 560M |
RAM | DDR3 PC3-6400 4GB |
Graphics | Intel HD Graphics VRAM 763MB |
STORAGE | SSD128GB |
IEEE 802.11a/b/g/n/ac+Bluetooth 4.0 |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



Liveセッションで起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
Backboxは一番初めのカウントダウン画面でEnterキーを押さない限り、このまま起動します
起動しました 起動後の挙動は至って軽快 8.0★★★★☆ i5のパソコンなので快適に使えます

日本語化
Liveセッションでの日本語化します ついでなのでタイムゾーンの設定もします
Terminlを起動します 下記コマンドを入力します
$ sudo apt-get update
$ sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF-8
$ timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
一旦ログアウトし、再起動で設定は反映されます
Desktop
Backbox 7のデスクトップはパネルは上に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です

パネル左側

① アプリケーションメニュー

パネル右側

② 通知領域

③ ネットワーク
ネットワークの設定 接続可能なW-FiのSSIDを表示・設定・接続ツール

④ 電源管理
電源管理ツールです

⑤ 音量調整
サウンドデバイスの音量調整です

⑥ 日時
パネル上は日時を表示 パネル上はカレンダーを表示します

デスクトップ上での右クリックメニュー

デスクトップの設定
デスクトップの設定です デスクトップの背景画像は数枚用意されています

システムツール
設定マネージャー
各種設定ツールの設定マネージャーです

Terminal
ターミナルエミュレーターのTerminalです

Thunar
ファイルマネージャーのThunarです

ソフトウェア
アプリ管理ツールのソフトウェアです GUI操作にてアプリのインストールが行えるツールです

アプリケーション
インターネット

インターネットアプリは定番のウェブブラウザのFirefoxが入っています

オフィス

オフィスはLibreOfficeが入っています

グラフィックス

グラフィックスは画像編集ツールのGIMPが入っています

マルチメディア

マルチメディアはメディアプレイヤーのParoleが入っています

日本語入力設定
Backbox 7は日本語入力関連は何も入っていません
関連ツールインストール
Terminalを起動します 下記コマンドを入力します
$ sudo apt-get install fcitx fcitx-mozc
キーボードレイアウト設定
設定マネージャーを起動します
キーボードを起動 レイアウトタブを開き日本語を追加設定します

設定ファイル作成
テキストエディッタのMousepadを起動
/home/backbox/.xprofile を作成します 下記を記載し保存します
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export GTK2_IM_MODULE=fcitx
export GTK3_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=”@im=fcitx”
export DefaultIMModule=fcitx

念の為、一旦ログアウトします
Fcitxを起動します
入力メソッドタブを開き、キーボード – 日本語とMozcが追加されていることを確認します

LibreOfficeのワープロを起動 日本語入力テストします
パネルにはFcitxが表示されMozcで動いている事が確認できます

インストーラー
インストーラーは左側にあるアイコンをクリックで起動できます

インストーラーは言語を選択して使うことができるので、比較的簡単に扱えます

あとがき
Backbox 7-DesktopはCF-N9で、ストレス無く軽快に使うことができました
アプリは一般人には無用なツールが多めなので、その辺を理解した上で使うには良いディストリビューションです
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