今日はUltimate Edition 6.6-alpha Deepinを使ってみたいと思います
Ultimate Edition はUSA(アメリカ合衆国)発のUbuntuベースのディストリビューションです 究極の名のLinuxはDeepinデスクトップでポップにカスタマイズ Deepinはその洗練されたUIで人気のデスクトップ環境 アプリケーションもバランスよく揃えてあるので、幅広いシーンでの活躍が見込まれます
Ultimate Edition 6.6-alpha Deepin

Release | 2020.07.08 |
Type | Linux |
Based on | Ubuntu |
Package Management | DEB(apt) |
Architecture | armhf, x86_64 |
Desktop | Awesome, Budgie, GNOME, KDE Plasma, MATE, Deepin |
Download
dell OPTIPLEX 3010

CPU | Intel Core™ i3 3220 3.3GHz |
RAM | 4GB DDR3 1600 MHz SDRAM |
STORAGE | SSD128GB |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください




起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます このまま一番上で起動します

起動しました 起動後の挙動は至って軽快 ★★★☆☆ 星4つに近い3つで、ストレスフリーで動作します

日本語化
Terminalを起動します
下記コマンドを入力します
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install language-pack-ja
$ sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF-8
$ timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
一旦ログアウトして、再ログインで日本語化とタイムゾーンが日本になります
Desktop
Ultimate Edition 6.6のデスクトップはパネルが下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です

パネルアイテム

アプリケーションランチャー
右上の○印をクリックすると全画面のランチャーで表示されます

レイアウトはGnomeと同じ様な感じです 右上をクリックで元のタイプに戻ります

Multitasking View
Multitasking Viewはクリックで現在起動しているウィンドウ一覧と、上にはワークスペース一覧を表示します


音量調節
右側から設定画面が表示されます

デスクトップ上での右クリックメニュー

壁紙とスクリーンセーバー
下から壁紙一覧が表示されます なかなかオシャレで良いですね

System Tools
設定
右側より設定画面は表示されます

Deepinファイルマネージャー
とてもシンプルで使いやすいファイルマネージャーです

Synapticパッケージマネージャー
アプリ管理ツールのSynapticパッケージマネージャーです
GUI操作にてアプリのインストールを行えるツールです

Software
こちらもアプリ管理ツールのSoftwareです GUI操作にてアプリのインストールを行えるツールです

Deepin Terminal
ターミナルエミュレーターのDeepin Terminalです

Deepinシステムモニター
CPU・メモリ等をモニタリングできるツールの、Deepinシステムモニターです
DeepinのツールはUIが綺麗なので思わずインストールしたくなりますね
メモリ使用量が若干アレです

Applications
Thunderbird
メールクライアントのThunderbirdです
とても使いやすいレイアウトなので、自分はWindows・Mac・Linuxで使っています

LibreOffice
定番のオフィスアプリのLibreOfficeです

gThumb
シンプルで使いやすい画像ビューアのgThumbです

Clementine
ミュージックプレイヤーのClementineです
クラウドストレージのメディアファイルと同期再生できます

日本語入力
Ultimate Edition 6.6には入力メソッドフレームワークのIBusがインストール済みです
IBusの設定を開きInput Methodタブで、日本語キーボードとMozcが設定されていることを確認します

ワープロアプリを起動して日本語入力のテストをします

インストール
左側にあるアイコンをクリックで起動します
インストーラーは言語を選択して使う事ができるので、比較的簡単に扱えます

Ultimate Edition 6.6-alpha Deepinって軽量?
CPUにセレロン搭載のECS LIVE STATION LS-4-64で起動してみました
ECS LIVE STATION LS-4-64 | |
CPU | Intel Celeron N2830 (SoC) Processor |
RAM | DDR3L 4GB |
起動後の挙動はそこそこ使えそうな予感が漂う感じ
下記の通りウェブブラウザのFirefoxとミュージックプレイヤーのClementineと設定画面を起動 この状況でFirefoxは起動は遅いですが、ブラウジングはそこそこ使える感じでした この辺はセレロンではありますが、4GBRAMの恩恵がある感じ

Ultimate Editionは軽量ディストリビューションではありませんが、Windows7モデルの下位機種でも使えそうですね 流石にVista世代のパソコンは無理があると思いますが
あとがき
DeepinにカスタマイズされたUltimate Edition 6.6は、結構良い感じで仕上がっています
Ultimate EditionはソリッドなイメージのOSでしたが、Deepinでそれを払拭した感じ Ultimate Editionはこのポップな路線でいけば、意外と需要がありそうな気がしますね なんだかんだでDeepinデスクトップが人気なのが判りますよね
こんな感じだったUltimate Edition が

これですからw これで一般需要も増えそうな予感

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