2020.10 Delinux 32bit を、Celeron搭載の ECS LIVE STATION LS-4-64で日本語起動

Debian
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今日はDelinux 32bitを使ってみたいと思います

DelinuxはBrazil(ブラジル)発のDebianベースのディストリビューションです 右側にパネルランチャーを設置したLXQtのデスクトップは機能的で使いやすく、DTPからデーターレスキューと多方面での活躍が期待されます

アーキテクチャも32bit・64bit版と揃い踏みなので、古いパソコンのレスキューディストリビューションとしても使う事ができます

今日はCeleron搭載の ECS LIVE STATION LS-4-64で起動してみたいと思います

インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします

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Delinux 32bit

Release 2019.11.19
Type Linux
Based on Debian
Package Management dpkg
Architecture x86_64, i686
Desktop GNOME, KDE Plasma, LXQt 

Download

Delinux
Delinux,adistribuiçãobrasileiradoLinux!

ECS LIVE STATION LS-4-64

CPU Intel Celeron N2830 (SoC) Processor
RAM DDR3L 4GB
VIDEO Intel® HD graphics
STORAGE SATADOM 64GB
LAN機能1x GIGABIT LAN ポート
WiFi IEEE 802.11b/g/n + Bluetooth4.0
ワイヤレス給電 (Qi)Qi V1.1.2 (5V1A=5W max)

Live BootできるUSBメモリの作成

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USBメモリを使って起動

USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します

この画面が現れます 上から2番目を選択してEnter キーを押します

使用する言語を選択してEnter キーを押します

Desktop

起動しました 起動後の挙動はそこそこ軽快 ★★☆☆
自分的に、もうちょい軽かったら星3つ付けたかったのですが…

Delinux 32のデスクトップはパネルは下に設置 右側にはパネルランチャーが設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です

パネルアイテム 左側

アプリケーションメニュー

アプリケーションメニューはLXQtのシンプルなランチャーです

パネルアイテム 右側

セッションのオプション

コンピューターのセッションのオプションを実行できるツールです

デスクトップ上での右クリックメニュー

デスクトップの設定

デスクトップの設定にはオリジナルの背景画像が多く収録されています

System Tools

コンフィグレーションセンター

各種設定ツールのコンフィグレーションセンターです

PCManFM-Qt

軽量なファイルマネージャーのPCManFM-Qtです

QTerminal

ターミナルエミュレーターのQTerminalです

Synapticパッケージマネージャー

アプリ管理ツールのSynapticパッケージマネージャーです
GUI操作にてアプリのインストールを行えるツールです

ソフトウェア

アプリ管理ツールのソフトウェアです
GUI操作にてアプリのインストールを行えるツールです

Applications

Chromium

ウェブブラウザのChromiumです
このパソコンでは起動は遅いですが、起動後はそこそこ軽快に動作してくれます
非力なセレロンですがメモリを4GB積んでいる恩恵ですね

Google Earth

Google Earthのアプリ版です

LibreOffice

オフィスアプリのLibreOfficeです
このパソコンでは起動は遅いですが、起動後は軽快に動作してくれます

LXImage-Qt

軽量画像ビューアのLXImage-Qtです
このパソコンでも軽快に動作してくれます

Audacious

軽量高音質なミュージックプレイヤーのAudaciousです
文句なしの高コスパのミュージックプレイヤーです

日本語入力

日本語入力に必要なツールのIBusやFcitxはインストール済みです
どちらをチョイスしても良いですが、今回はIBusをチョイスします
IBusを使うために必要なツールをインストールします

ibus-mozcをインストール

ibus-mozcをインストールします
インストールはSynapticパッケージマネージャーQTerminalでインストールできます
今回はQTerminalを使います

QTerminalを起動します
下記コマンドを入力してibus-mozcをインストールします

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install ibus-mozc

パネルに常駐しているキーボードをクリックしてIBusを再起動させます

引き続きパネルのキーボードをクリックしてIBusの設定画面を開きます
入力メソッドのタブを開きます デフォルトではポルトガル語のキーボードが登録されています
日本語キーボードMozcを追加登録しポルトガル語キーボードは削除します

ワープロアプリを起動して日本語入力のテストをします

インストール

インストーラーは左側にあるアイコンをクリックで起動します
言語を選択して使う事が出来るので比較的簡単に扱う事ができます

VAIO TypePで起動

Delinux 32は32bitOSなのでVAIO TypePでも起動させてみます

起動時間はLS-4-64より明らかに遅く、起動後の挙動はやっと起動した感があります
使えなくないレベルですが微妙なので使わないのが吉ですね

因みにVAIO TypePにデフォルトで入っているWindows VISTAよりは全然軽量ですw

あとがき

Delinux 32は、このパソコンではそこそこ使える感じでした Debian系のLXQtなので、もう少し軽いと期待しましたが… まあOSの挙動はCPUやメモリに依存し、スペックとは別に相性もあるので一概に重いとは言い切れませんが

しかし言語対応等の観点からは比較的敷居は低く、デスクトップも機能的で使いやすいので今後に期待ですね

この記事を書いた人
Hiroshi O

LN date…(えるえぬでいと)の管理人のHiroshi Oです
新潟県新潟市に生まれ、若い頃はフラフラと色々な所に彷徨っていましたが
やっと自分の居場所ってものが判り、地元に戻りました
とりあえず今できることを書いていきたいと思います

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