今日はLaxerOS 1.1を使ってみたいと思います
Laxer OSは、セキュリティ・信頼性・パフォーマンスに重点を置いたArch Linuxベースのディストリビューションです 美しく精密にビルドされたGNU/Linuxオペレーティングシステムはオフィシャルからパーソナルなシーンでの活躍に期待できます
目映く細工されたGNU / Linuxオペレーティングシステムは、独自のテーマと最小限のアイコンを装備 魅力的にカスタマイズされたデスクトップはユーザーを飽きさせない工夫が満載です
LaxerOSはArchLinuxに基づいて、ローリングリリースモデルと何千もの最先端のソフトウェアを提供してくれます パッケージ管理にはPacmanを同梱 グラフィカルフロントエンドのツールによりビギナーでも簡単にインストール・操作が可能です
セキュリティ面でもLaxer OSは、ウイルス・マルウェア・スパイウェアからユーザーを保護し、通常の作業に安心感を与えてくれます
今日はCore i3 3220 搭載のdell OPTIPLEX 3010にインストールしてみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
LaxerOS 1.1

Download
dell OPTIPLEX 3010

CPU | Intel Core™ i3 3220 3.3GHz |
RAM | 4GB DDR3 1600 MHz SDRAM |
STORAGE | SSD128GB |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください




起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます このまま Enter キーを押します

インストール
起動しました インストーラーを起動します
しかしここで問題 言語を日本語を選択すると文字化けを起こします
この辺はArch系ではよくある事なので、このまま進めます
ここでは使用する言語を選択します プルダウンメニューにはJapaneseの表示はあり選択はできますが、選択すると下記の有様です

ローケーションを地図上をクリックして設定します
因みに次に進む場合は(N)をクリックします

使用するキーボードを設定します この辺はデフォルトでOKです

インストールするストレージを選択します
このパソコンにはOS用にSSDをデーター用にHDDを入れてあるのでSSDを選択
SSDにはWindows10が入っているので一番下を選択します

インストールするパーティションを編集します
下記は選択したパーティションをext4にフォーマットしてマウントポイントを「 / 」に編集です

ユーザー情報を入力します
上からユーザー名・ユーザーID・コンピューター名・ユーザーパスワード・管理者パスワードを入力します

最終確認です 下の(i)をクリックでインストールが開始します

インストール開始しました
この辺のパソコンなら10分前後でインストールは終了します

インストール終了です
(D)をクリックするとパソコンは再起動します チェックボックスのチェックを外すと再起動させず、このままLive Bootで使う事ができます

インストール後に起動
またしても悲報です 盛大に文字化けしています
とりあえずフォントをインストールします

この場合はシステムにフォントをインストールします
LaxerOS 1.1はインストールしたいフォントをクリックするとフォントのインストーラーが起動して簡単にフォントをインストールできます

Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は至って軽快 ★★★★☆
この辺のスペックならGNOMEでも軽快に動作してくれます

パネルアイテム 左側

アクティビティ
クリックで中央に現在開いているウィンドウ一覧を、右側にはワークスペース一覧が表示されます
左側にはDockランチャーのDash、上には検索が設置されています

アプリケーション
シンプルなランチャーのアプリケーションです
GNOMEの全画面のランチャーより、こっちのタイプは自分的には好きですね

パネルアイテム 中央

日時
パネル上は日時を表示、クリックでカレンダー・天気・通知領域が表示されます

パネルアイテム 右側

システムトレイ
音声デバイスの音量調節・ディスプレイの輝度調整(ノートパソコン)・ネットワーク・設定・セッションのオプションがあります

デスクトップ上での右クリックメニュー

デスクトップの設定
デスクトップの設定にはオリジナルの背景画像が用意されています

System Tools
設定
各種設定ツールの設定です

ソフトウェア
アプリ管理ツールのソフトウェアです
GUI操作にてアプリのインストールを行えるツールです

Pamac
アプリ管理ツールのPamacです
GUI操作にてアプリのインストールを行えるツールです

GNOME端末
ターミナルエミュレーターのGNOME端末です

ファイル
シンプルなファイルマネージャーのファイルです

Applications
Web
ウェブブラウザのWebです
このパソコンでは軽快に動作できますが、機能的に物足りなさが半端ないのでChromium辺りをインストールした方が良いですね

LibreOffice
オフィスアプリのLibreOfficeです
このパソコンでは軽快に動作できます

画像ビューア
GNOMEの軽量画像ビューアです

Music
ミュージックプレイヤーのMusicです

日本語入力
日本語入力の関連ツールをインストール設定します
IBusをインストール
インストールはPamac・GNOME端末でできます
今回はGNOME端末を使います
GNOME端末を起動します
下記コマンドを入力します
$ sudo pacman -Sy
$ sudo pacman -S ibus ibus-anthy
一旦ログアウトします
IBusを設定
設定を起動し、地域と言語を開きます
入力ソースを日本語と日本語(Anthy)を設定します

IBusの設定を起動し入力メソッドタブでも日本語と日本語- Anthyを設定します

パネルにはキーボードが常駐しコントロールできるようになります

ワープロアプリを起動して、日本語入力のテストをします

あとがき
初めて使いましたがLaxerOS 1.1は、デスクトップが綺麗にカスタマイズされていて魅力的なディストリビューションって感じ 細かいところでアレコレありますが今後に期待したいディストリビューションですね
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