今日はQuark 20.04 Windows Lookを使ってみたいと思います
QuarkはUbuntuをベースにしたユーザーフレンドリーなデスクトップ指向のオペレーティングシステムです Ubuntuをベースにビルドしたシステムは、独自のQ4OSツールを統合しQ4OSのアメニティを提供します
QuarkはGlobal Themeを使い、KDE Plasmaで様々なデスクトップを演出 Windows10・WindowsXP・Q4OSと見たことのあるデスクトップでユーザーを楽しませてくれます
ここ近年Windowsライクなディストリビューションが多くリリースされましたが、Quark 20.04 Windows Lookも他に負けず劣らずのパフォーマンスを魅せてくれます
今日はCore i3 3220 搭載のdell OPTIPLEX 3010にインストールしてみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
Quark 20.04 Windows Look

Download
dell OPTIPLEX 3010

CPU | Intel Core™ i3 3220 3.3GHz |
RAM | 4GB DDR3 1600 MHz SDRAM |
STORAGE | SSD128GB |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください




起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます F2を押して使用する言語を、F3を押してキーマップを選択して Enter キーを押します

Quark 20.04 Windows Lookの起動中の画面です これは期待できそうです

このウィンドウが現れます 左側のKubuntuを試すをクリックします

インストール
起動しました 左側にあるインストーラーのアイコンをクリックします

使用する言語を選択します

キーボードレイアウトを選択します
日本で販売されているWIndowsのパソコンは下記の様にデフォルトでOKです

一緒にインストールするアップデートとその他ソフトウェアを選択します
自分は余計なアプリは不要なので最小インストールを選択します

インストールの種類を選択します
このパソコンにはWindows10と他OSがインストールしてあるので手動を選択します

インストールするパーティションを編集します
ext4ファイルシステムにフォーマットしてマウントポイントを「 / 」で編集します

ロケーションを地図上をクリックして設定します

ユーザー情報を入力します
基本情報の入力はここで終わりです

インストールは10分前後で終了します
インストールに掛かる時間はパソコンのスペックで前後します

インストール終了です
パソコンをシャットダウンさせUSBメモリを確実に抜いてインストールは終了です

Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は至って軽快 ★★★★☆
快適に動作します

Quark 20.04 Windows Look のデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です
ログイン画面

パネルアイテム 左側

Tiled Menu
Windows10ライクなアプリケーションランチャーです

Menu Z
パネル上は検索ツールです
クリックで、よく使うアプリや最近使ったファイルの一覧が表示されます

パネルアイテム 右側

音量調節
パソコンのサウンドデバイスの音量調節ツールです
右上の鍵マークをクリックで設定画面が表示されます

デスクトップ上での右クリックメニュー

デスクトップの設定
デスクトップの設定にはオリジナルの画像が用意されています
中にはこの様な懐かしいXPチックな画像も用意されています

System Tools
KDEシステム設定
各種設定ツールのKDEシステム設定

Dolphin
ファイルマネージャーのDolphinです

Konsole
ターミナルエミュレーターのKonsoleです

Discover
アプリ管理ツールのDiscoverです
GUI操作にてアプリをインストールできるツールです

Q4OS Software Center
Q4OSのアプリ管理ツールのQ4OS Software Centerです
こちらもGUI操作にてアプリをインストールできるツールです

Global Theme
グローバルテーマでは簡単にQuark 20.04 Windows Lookのテーマを変更でき、デスクトップを別物にカスタマイズできます

デフォルトではWin10OSになっているので、WinXPconeptに変更してみます
WinXPconept
これはまさにWindowsXP ナカナカいい感じです

Q4OS Debonaire
こちらはQ4OS Debonaireです
ダークなデスクトップがとてもクールでカッコイイです

Applications
最小インストールを選択したのでバンドルされているアプリは少なめです
Firefox
ウェブブラウザのFIrefoxです
このパソコンでは軽快に動作してくれます

Gwenview
軽量画像ビューアのGwenviewです

KDEパーティションマネージャー
パーティション編集ツールのKDEパーティションマネージャーです

システムモニタ
CPU・メモリ・ネットワークをモニタリングできる管理ツールです
メモリの消費率が想像以上に低くて素晴らしいです

Audacious
ミュージックプレイヤーのAudaciousです
ミュージックプレイヤーは入っていなかったので追加インストールしました

日本語入力
Quark 20.04 Windows Lookには日本語入力関連ツールはインストール済みです
Mozcのみ追加インストール設定します
fcitx-mozcをインストール
Konsoleを起動します
下記コマンドを入力します
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install fcitx-mozc
パネルに常駐しているキーボードよりFcitxを再起動させます

Fcitxを設定
引き続きパネルに常駐しているキーボードよりFcitxの設定を起動します
入力メソッドタブで日本語キーボードとMozcが設定されていることを確認します

ワープロアプリを起動して日本語入力のテストをします

あとがき
Windowsインスパイア・オマージュ・チック・ライクと、多くの似ているディストリビューションを見てきましたが、ここでWindows10ルックとは・・・
しかしこれだけは言えます みんなWindowsがお好きですね^^
因みにインストールするなら、Ubuntu系ディストリビューションのKDE PlasmaデスクトップなのでWindows VistaモデルのパソコンでデュアルコアCPU2Ghzメモリ2GB搭載のパソコン辺りから大丈夫かと思います 普通にWindows7モデル辺りを選択するのが無難ですね
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