今日は2021.03.31にリリースされた、deepin 20.2を使ってみたいと思います
deepinは、China(中華人民共和国)発のDebian GNU / Linuxオペレーティングシステムに基づいたデスクトップオペレーティングシステムです
エレガントで使いやすくカスタマイズされたDDE(Deepin Desktop Environment)は、直感的なデザインでユーザーライク インストールと使い勝手が簡単なので多くのシーンでの活躍が見込まれます
今日はCore i3 3220 搭載のdell OPTIPLEX 3010 に、日本語インストールしてみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
deepin 20.2
Download
今回使用するISOイメージファイルは、deepin-desktop-community-20.2-amd64.isoです
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください
起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます このまま一番上で起動します
Deepinは、このままインストーラーが起動します
インストール
使用する言語を選択し、下のチェックボックスにチェックを入れます
インストールするディスクを選択し、Advancedを選択します
インストールするパーティションを選択して編集ボタンをクリックします
インストールするパーティションを下記の様に選択編集します
パーティション編集設定が終了すると前画面に戻るので、Nextをクリックします
インストールするブートローダー先を変える場合は、Nextの上のメニューより変更できます
最終確認です
continueをクリックしてインストール開始します
インストールは10分前後で終了します
インストールにかかる時間は、パソコンのスペックで前後します
インストール終了 パソコンをシャットダウンさせ、USBメモリを確実に抜いて終了です
インストール後の初回起動
初回起動はこの画面が現れます
使用する言語を選択し、下のチェックボックスにチェックを入れます
使用するキーボードレイアウトを選択します
日本で販売されているWindows系のパソコンは上記でOKです
タイムゾーンを地図上をクリックして設定します
ユーザーネーム・コンピューターネーム・パスワードを設定します
ここでやっとDeepinが起動します
Desktop
起動しました 起動後の挙動は至って軽快 ★★★★☆
この辺のスペックなら、どのLinuxディストリビューションも軽快に動作します
Deepin 20.2 のデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です
ログイン画面
ログイン画面ではユーザーパスワード入力でログインできます
Lock画面
Lock画面は、設定したアイドル時間超過か、強制でコンピューターをロックさせる事ができます
ユーザーパスワードを入力でロックを解除できます
パネルアイテム 左側
アプリケーションランチャー
deepinのアプリケーションランチャーは、機能的で使いやすいランチャーです
パネルアイテム 中央 右側
日時
パネル上は日時を表示 クリックでカレンダーが表示されます
通知センター(Notification Center)
クリックでデスクトップ右側より、多機能な通知領域が現れます
連動しているアプリとの連携により、使い勝手良く使うことが出来ます
右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューです
壁紙とクスリーンセーバー
背景画像はオリジナルの画像や、様々な画像が用意されています
System Tools
コントロールセンター
各種設定ツールのコントロールセンターです
ファイルマネージャー
deepinデスクトップのファイルマネージャーです
アプリストア
deepinデスクトップのアプリストアです
GUI操作にてアプリのインストールを行えるツールです
Terminal
deepinデスクトップのターミナルエミュレーターです
Applications
Browser
ウェブブラウザのBrowserです
このパソコンでは軽快に動作します
LibreOffice
オフィスアプリのLibreOfficeです
このパソコンでは軽快に動作します
Draw
deepinデスクトップのDrawアプリです
このパソコンでは軽快に動作します
Music
deepinデスクトップのミュージックプレイヤーです
日本語入力
日本語入力関連ツールのFcitxはプリインストール済みなので、Mozcをインストール設定します
fcitx-mozcをインストール
Terminalを起動します
下記コマンドを入力します
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install fcitx-mozc
Fcitxを設定
パネルにはFcitxが常駐しています
Mozcインストール後なので、一旦Fcitxを再起動させます
再びパネルよりFcitxをクリック 設定を開きます
入力メソッドタブにMozcが設定されている事を確認します
英語の入力メソッドは削除しても構いません
ワープロアプリを起動して、日本語入力のテストをします
dell OPTIPLEX 3010
CPU | Intel Core™ i3 3220 3.3GHz |
RAM | 4GB DDR3 1600 MHz SDRAM |
STORAGE | SSD128GB |
あとがき
deepinは相変わらず使いやすいディストリビューションです ヨーロッパでは人気で、多くのディストリビューションでも採用されているデスクトップ環境です
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