今日は2021.02.12にリリースされたToOpPy Linux24 32bitを使ってみたいと思います
また超軽量か!またPuppyか!とお思いでしょうが お付き合いのほど、よろしくお願いしますm(_ _)m

ToOpPy LinuxはPuppy Linuxの派生ディストリビューションで、完全なRAM起動で低リソースを武器に、古いパソコン等にセカンドライフを与えることができます 現代に必要とされるアプリケーションをプリインストール、しかも高速起動を可能にする、まさに古いパソコンの味方

軽量・信頼性・安定性を持ち合わせた、非常に高速なポータブルLinuxです
今日はPentium M753 搭載のLet’s note CF-W4で、日本語起動起動してみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
ToOpPy Linux24

Release | 2021.02.12 |
Type | Linux |
Based on | Puppy |
Architecture | i686 |
Desktop | JWM |
動作保証する環境
CPU | Pentium 166MMX |
メモリ | 128MB〜 |
256MB(5.x系) 768MB(6.x系) 1GB(7.x系〜) | |
ディスク容量 | 1GB (注1 ) |
(注1 ) 起動時にRAMへシステムを読み込み利用する仕組みで ハードディスク無しでも運用可能 |
Download
今回使用するISOイメージファイルは、tooppy24NOPAE.isoです
Puppy日本語化ファイルのダウンロード
Puppy Linux を日本語化するファイルは、下記サイトにてダウンロードできます ファイル名は 「 lang_pack_ja-2.1.sfs 」です
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください




起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます 一番上を選択してEnter キーを押します

起動しました デスクトップやパネルに常駐している大量なツールに、げんなりしてしまいます

日本語化
デスクトップを日本語化させます
ダウンロードしてきた日本語化ファイル「 lang_pack_ja-2.1.sfs」を使って日本語化させます

日本語化作業は下記記事をご参考に…

Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は至って軽快★★★☆☆(本心は星4つ付けたい所です)
OS・アプリと非常に軽快に動作します しかしConkyが文字化けしています

ToOpPy Linux24のデスクトップはパネルは上に設置 アプリケーションランチャーが下に設置 マウスは左シングルクリック実行の設定です
パネルアイテム 左側
左側のパネルアイテムは、主にデスクトップツールが揃っています

コンピューター
コンピューターに接続されているストレージのパーティション管理ツールです
主にパーティションをマウント・アンマウントする時に使います

PROGRAMS
ToOpPy Linuxのアプリケーションランチャーです

SERVICES
こちらはPuppyのアプリケーションランチャーです
パネルのMENUの部分は一見すると一つのアイコンですが、ランチャーが2つ設置されています
Puppyに使い慣れた方は、こちらのランチャーの方が使いやすいと思います

SESSION
コンピューターをシャットダウン・再起動させるセッションツールです

パネルアイテム 右側
パネルアイテム右側は、主にお役立ち常駐ツールがセットされています

日時
パネル上は時計を表示 クリックでカレンダーを表示します

右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューです

左クリック
ToOpPy Linuxは、デスクトップ上の左クリックでショートカットメニューが表示されます

デスクトップの壁紙の設定
デスクトップの壁紙の設定には、オリジナルの背景画像が用意されています

System Tools
ToOpPyダッシュボード
ToOpPy Linuxの設定ツールです

下記のような感じで、アイコンをクリックでメニューが現れます

パピーパッケージマネージャ
アプリ管理ツールのパピーパッケージマネージャーです
GUI操作にてアプリのインストールを行えるツールです

ToOpPyクイックアプリケーションインストール
こちらもアプリ管理ツールです GUI操作にてアプリをインストールできるツールです

rxvt
ターミナルエミュレータのrxvtです
ToOpPy LinuxにはLXTerminalもプリインストールされています

ROX-Filer
超軽量ファイルマネージャのROX-Filerです
超軽量ではありますが、Puppyを初めて使う方は使い方等で戸惑うかと思います

Applications
Links
超軽量ウェブブラウザのLinksです
このパソコンでは軽快に動作します
しかし古いブラウザなので、使うに至らないでしょう Windows95の頃のIE3な感じw

Abiword
軽量ワープロのAbiwordです
このパソコンでは軽快に動作します

Gnumeric
軽量表計算アプリのGnumericです
このパソコンでは軽快に動作します

mPaint
軽量ペイントアプリのmPaintです
このパソコンでは軽快に動作します

Gnome mplayer
軽量メディアプレイヤーのGnome mplayerです
このパソコンでは軽快に動作します

日本語入力
日本語化ツールのlang_pack_ja-2.1.sfsは、日本語入力のSCIMもプリインストール済み
Anthyを使って日本語入力できます

インストール
ToOpPy Linuxのインストーラーは、日本語化ツールのお陰で、ほぼ日本語にてインストールできます
もちろんインストールはFrugalインストールです

CF-W4HW8AXR

CPU | Pentium M753 1.2GHz |
RAM | DDR2 PC2-3200 512MB |
STORAGE | Ultra ATA100 60GB |
WindowsXP Model 2005 |
あとがき
ToOpPy Linux24はデスクトップで透過効果を使っていますが、Pentium M753 RAM512MBのパソコンでも軽快に動作しました ハッキリ言ってかなり快適に使うことができますよ

しかし慣れるまでには苦戦しそうなので、ブリーダーとしての強い意志を持って挑むしかないですね
この子犬は可愛いですが手強い気がしますw

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