今日は2021.05.19にリリースされた、Robolinux MATE 12.05を使ってみたいと思います
RobolinuxはUbuntuベースのLinuxディストリビューションです ユーザーフレンドリーで直感的に操作できるので、パーソナルな面で多くの需要が見込まれます Robolinux White HatシリーズVer.12は、Ubuntu20.04より構築 Ubuntu 20.04 LTSと同様にユーザーを2025年までサポートします
そしてRobolinuxはCinnamon・Mate・Xfceデスクトップ環境が用意されています
最高品質・最速・最も安全でウイルスのない堅牢性の高いOSに仕上がっているので、Robolinuxはユーザーに煩わしい手間を掛けさせません
Robolinuxの創設者ジョン・マーティンソン氏曰く「時間は地球上で最も価値のある商品です」無料で安全なRobolinux提供することにより生産性を大幅に向上させ、最終的に時間を節約したいとの事です
Robolinuxシリーズ12はLTS(長期サポート版)で、Ubuntuと同様 2025年まで使えます
今日はCore2Duo U7500搭載のLet’s note CF-R6で日本語起動してみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
Robolinux MATE 12.05

Release | 2021.05.19 |
Type | Linux |
Based on | Ubuntu |
Package Management | dpkg |
Architecture | x86_64 |
Desktop | Cinnamon, MATE, Xfce |
Download
今回使用するISOイメージファイルは、robolinux64-mate-v12.05.isoです
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



USBメモリを使って起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます 一番上を選択してEnterキーを押します

起動しました

Liveセッションでの日本語化
MATE端末を起動します
下記コマンドを入力します
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install language-pack-ja
$ sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF-8
一旦ログアウトします
ログインの際は、パスワード無しででログインできます
Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は、至って軽快 ★★★☆☆
普通に使えるレベルで起動しています

Robolinux MATE 12.05のデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左シングルクリック実行の設定です
パネルアイテム

アプリケーション
アプリケーションランチャーは、シンプルで使いやすくカスタマイズされています

音量調節
コンピューターのサウンドデバイスの音量調節ツールです
関連アプリとの連動により利便性に優れています

右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューです

外観の設定 背景
背景の設定には、オリジナルの背景画像が用意されています

System Tools
コントロールセンター
各種設定ツールのコントロールセンターです

MATE端末
ターミナルエミュレーターのMATE端末です

Caja
ファイルマネージャーのCajaです

Synapticパッケージマネージャー
アプリ管理ツールのSYnapticパッケージマネージャーです
GUI操作にてアプリのインストールを行えるツールです

MATE Tweak
細部にわたっての設定やカスタマイズができるツールです

Ubuntu Cleaner
システムクリーナーのUbuntu Cleanerです
定期的なシステムのクリーニングはパソコンを長く使えるコツ
心強いアプリです

Applications
Firefox
ウェブブラウザのFirefoxです
このパソコンでは起動は遅いですが、起動後はそこそこ使うことができます

Pluma
テキストエディタのPulmaです
このパソコンでは、そこそこ軽快に動作します

Eye of MATE
画像ビューアのEye of MATEです
このパソコンでは、そこそこ軽快に動作します

Audacious
高音質ミュージックプレイヤーのAudaciousです
このパソコンでは、そこそこ使うことができます

日本語入力
日本語入力関連をインストール設定します
Fcitxをインストール
MATE端末を起動します
下記コマンドを入力します
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install fcitx fcitx-mozc
一旦ログアウトします
Fcitxを設定
ログインするとパネルにはFcitxが常駐しているので、クリックして設定を開きます

入力メソッドタブで日本語キーボードとMozcが設定されている事を確認します

テキストエディタを起動して、日本語入力のテストをします

インストール
インストーラーは言語を選択して使うことができるので、比較的簡単に扱うことができます

今回使用したパソコン
CF-R6AW1BJR

CPU | Intel(R) Core 2 Duo U7500 |
RAM | DDR2 SDRAM 1.5GB |
STORAGE | SATA 500GB |
Windows Vista Model | |
Vistaサポート終了で超安定のオフライン運用中 |
※このパソコンはワイヤレスネットワークアダプターが壊れているので、古いカードですが下記を使っています 規格は時代遅れですがそこそこ使えます しかもLinuxなのでドライバなしで使用できます

あとがき
Robolinux MATE 12.05はMATE独特のゴチャゴチャ感がなく、割とスッキリしたデスクトップに仕上がっています 一見するとXfce!?って見間違えるような
シンプルなディストリビューションが好きな方にはオススメしたいですね
インストールするなら、Windows Vista世代のパソコンを使いたい所ですね 今回のように低スペックでも行けるので、気になった方はとりあえずLive Bootで試してみては
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