2021.09 軽快なLinux Lite 5.6をCore2Duo E4300搭載のFMV DESKPOWER CE50W7にインストール

Linux
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今日は2021.08.31にリリースされた、Linux Lite 5.6を使ってみたいと思います

Linux LiteはNew Zealand(ニュージーランド)発の、DebianとUbuntuに基づくデスクトップ指向のオペレーティングシステムです

カスタマイズされたXfceデスクトップ環境は、シンプルかつ軽量のデスクトップエクスペリエンスを提供 デスクトップ上での移動は至ってシンプルで直感的 メニューとシステム設定に簡単にアクセスできるため、初めてでも迷うことなく使うことができ、多くのシーンでの活躍が見込まれます

Linux Liteはビギナーユーザーが簡単に操作できるよう、強力なLite専用ツールがプリインストール Windowsユーザーでもスムーズに使えるよう、Skype・Steam・Kodi・Spotify等の定番のソフトウェアや無料のOfficeアプリなど、使い慣れたユーザーインターフェイスとデスクトップ環境を多くのユーザーに提供します

Linux Liteはセキュリティ面でも、高度に設定可能なファイアウォールとデスクトップ上のセキュリティ更新通知を設定 ユーザーは安心してコンピューターを使うことが出来ます

今日はWindows Vista世代の、Core2Duo E4300搭載のFMV DESKPOWER CE50W7に、日本語インストールしてみたいと思います

インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします

今回は解像度1280×1024にて使用してみたいと思います

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Linux Lite 5.6

Release 2021.08.31
Type Linux
Based on Debian, Ubuntu (LTS)  
Package Management dpkg
Architecture x86_64
Desktop Xfce

システム要件

最小推奨推奨
CPU1GHz1.5GHz
メモリ768MB1024MB
ディスク容量8GB20GB
解像度VGA画面
1024×768
VGA・DVI・HDMI画面
1366×768

この数値は公式よりアナウンスされているものです

Download

Linux Lite Easy to Use Free Linux Operating System
LinuxLiteisafreeeasytouselinuxbasedoperatingsystemthatissuitableforpeoplewhoarenewtolinux.

今回使用するISOイメージファイルは、linux-lite-5.6-64bit.isoです

Live BootできるUSBメモリの作成

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USBメモリを使って起動

USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します

この画面が現れます このまま一番上を選択したままEnterキーを押します

起動しました  先ずはネットワークに接続し、インストーラーを起動させます

インストール

インストーラーが起動しました

使用する言語を選択します インストーラーは英語で起動しますが、使用する言語に合わせてインストーラーを使うことができます

Linux Liteのインストールは下記記事をご覧ください

2021.04 軽量なLinux Lite 5.4を、Core2Duo U7500搭載のPanasonic Let's note CF-R6に日本語インストール
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Desktop

このパソコンでの起動後の挙動は至って軽快 ★★★☆☆
普通に即戦力で使用可能です

Linux Lite 5.6のデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です

Whisker Menu

アプリケーションランチャーは、XfceのシンプルなWhisker Menuが設置されています

サウンドコントロール

パソコンのサウンドデバイスの音量調節です

クリックメニューより詳細なサウンド設定を呼び出せます

日時

パネル上は日時を表示 クリックでカレンダーが表示されます

デスクトップ上での右クリックメニュー

Xfce環境なので、デスクトップ上での右クリックメニューにはアプリケーションランチャーが設置されています

デスクトップの設定

デスクトップの設定にはオリジナルの背景画像が用意されています

System Tools

設定マネージャー

Xfce環境の各種設定ツールの設定マネージャーです


設定マネージャーには、OSを便利に使うことができる為の多くのLinux Liteツールが追加されています

Thunar

Xfce環境の高機能なファイルマネージャーのThunarです

Terminal

Xfce環境のターミナルエミュレータのTerminalです

Synapticパッケージマネージャー

アプリ管理ツールのSynapticパッケージマネージャーです
GUI操作にてアプリをインストールできる便利なツールです

Applications

Firefox

ウェブブラウザのFirefoxです

このパソコンでは起動は遅いですが、起動後はそこそこ軽快に動作します
この辺はRAM4GB積んでいる恩恵です

LibreOffice

LibreOfficeはThe Document Foundation(ザ ドキュメント ファンデーション、ドキュメント財団)のオープンソースのオフィスアプリです

Writer(文書作成)・Calc(表計算)・Impress(プレゼンテーション)・Draw(ベクタードローグラフィック)・Base(データベース)・Math(数式作成)から構成され、MS社のオフィスと遜色ないパフォーマンスを見せてくれます

このパソコンでは、そこそこ軽快に動作します

GIMP

GIMP(GNU Image Manipulation Program)は、GNU GPL(GNU General Public License)のビットマップ画像編集・加工ソフトウェアです
フリーソフトウェアでありながら、有料の画像編集アプリと遜色のないレベルの機能を装備 レイヤー・トーンカーブ・ヒストグラム・画像の形状からの切り抜き・ブラシエディタ・パスの編集・多種多様なプラグインに加えて、モザイク編集やアニメーション合成(GIFアニメーション)を行えるフィルタ機能も数多く備えています

VLCメディアプレイヤー

マルチメディアプレイヤーの定番VLCです

このパソコンでは、そこそこ軽快に動作します

日本語入力

Linux Lite 5.6には日本語関連ツールのIBusがプリインストール済みです
入力メソッドのMozcをインストール設定します

IBus-Mozcをインストール

Terminalを起動します
下記コマンドを入力します

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install ibus-mozc

IBusを設定

パネルにはIBusが常駐しているので、Mozcインストール後はパネルよりIBusを再起動させます

再びパネルをクリックしてIBusの設定を開きます

  • 入力メソッドタブには、日本語キーボードのみが設定されています
  • Addをクリックして、先ほどインストールしたMozcを追加します

ワープロアプリを起動して、日本語入力のテストをします

あとがき

Linux Liteは、相変わらずのパフォーマンスで、約15年くらい前のWindows Vistaモデルのパソコンでも快適に使うことができました 毎日のようにこのパソコンでLinuxを使いまくっていると、このパソコンが時代遅れの旧世代のパソコンってことを忘れてしまいます それくらい最近リリースされるLinuxが優秀ってことなのでしょうか

今回のインストールで消費された容量ですが、7.05GBくらいに収まりました これなら15GBくらいあれば十分使える感じです 本格的に濃く使うならシステム要件で推奨される20GBくらいは欲しいところ

インストールするなら、今回のようにWindows Vistaモデル以上を使うことをお勧めします スペック次第ではWindowsXPモデルでも行ける気がします 次回Linux Lite使う際はWindowsXPモデルで試してみましょうか

今回使用したパソコン

FMV-DESKPOWER CE50W7 FUJITSU

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CPUCore 2 Duo E4300 1.8GHz
RAMDDR2 SDRAM PC2-6400 4GB (2GB ×2)
VIDEOIntel Graphics Media Accelerator X3000(M/B内蔵)
STORAGESATA HDD 320GB
Windows Vistaモデル
現在は超快適オフライン運用中です

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