2021.10 High Quality soundなLinux Ubuntu Studio21.10 impishを、Core 2 Duo P8600搭載の東芝 Dynabook TH/64H2にインストール

Linux
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今日は2021.10.14にリリースされた Ubuntu Studio 21.10 impishを使ってみたいと思います

Ubuntu Studioは、Ubuntuから派生したマルチメディア指向・編集環境に特化したLinuxディストリビューションです
コンテンツクリエイター向けにマルチメディア関連の機能が大幅に強化し、オーディオ・グラフィックス・ビデオ・写真・パブリッシング等の目的で最高のパフォーマンスを発揮するようにビルド

Jack Audioはプロオーディオ用に設計されたlowlatencyカーネル対応のオーディオおよびMIDIサーバーで、全てのJack対応アプリケーションが相互に接続させ、遅延を低減させた高音質Jackサウンドをユーザーに提供します

Ubuntu Studioは最新のオーディオソフトウェアを多くプリインストール レコーディング・ミキシング・マスタリング・ライブ処理などの、多くのプロ用ツールをセッティング まさにクリエイティブな方達のために作られたUbuntuStudio

今日はCore 2 Duo P8600搭載の東芝 Dynabook TH/64H2にインストールしてみたいと思います

インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします

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Ubuntu Studio21.10 impish

Release 2021.010.14
Type Linux
Based on Ubuntu
Package Management dpkg
Architecture x86_64
Desktop Xfce, KDE Plasma  

システム要件

必須システム要件推奨システム要件
CPUCore 2 Duoプロセッサ以上Intel Corei5以上
メモリ2GB8GB
ディスク容量16GB64GB

この数値は公式よりアナウンスされているものです

Download

Ubuntu Studio – A free and open operating system for creative people.

今回使用するISOイメージファイルは、ubuntustudio-21.10-dvd-amd64.isoです

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起動させる

USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します

この画面が現れます このまま Enter キーを押します

起動しました それでは順に沿ってインストールしていきます

  1. ネットワークに接続
  2. インストーラーを起動します

インストール

インストーラーが起動しました インストーラーは言語を選択して使うことができます

Ubuntuのインストールは下記記事をご参考に

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今日は2021.02.05にリリースされた、UbuntuStudio20.04.2LTSFocalFossaを使ってみたいと思いますUbuntuStudioは、Ubuntuから派生したUbuntuの公式のLinuxディストリビューションです...

Desktop

このパソコンでの起動後の挙動は、割と快適です ★★★★☆
この辺のパソコンならUbuntu Studio辺りは良いパフォーマンスを見せてくれます


Ubuntu Studio21.10 impish のデスクトップはパネルは上に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です

アプリケーション

アプリケーションランチャーは、KDE Plasmaのシンプルで機能的なタイプが設置されています

状態と通知

右側に設置されているパネルアイテム の状態と通知が表示されます

日時

パネル上は日時を表示 クリックでカレンダーが表示されます

右クリックメニュー

デスクトップ上での右クリックメニューです

デスクトップの設定

デスクトップの設定には、オリジナルの背景画像が用意されています

Syetem Tools

KDEシステム設定

各種設定ツールのKDEシステム設定です

Dolphin

多機能なファイルマネージャーのDolphinです

Konsole

ターミナルエミュレーターのKonsoleです

Discover

アプリ管理ツールのDiscoverです
GUI操作にてアプリをインストールできるツールです

Applications

Fireofox

Mozilla FirefoxはMozilla Foundation及び、その傘下のMozilla Corporationによって開発されているフリーでオープンソースのウェブブラウザです
プライバシーを一切侵害せず、あらゆるユーザーの為に開発 ユーザーに関するデータを収集せず、強力なプライバシー設定でトラッカーによるウェブ追跡をブロックします

このパソコンでは、軽快に動作します

LibreOffice

LibreOfficeはThe Document Foundation(ザ ドキュメント ファンデーション、ドキュメント財団)のオープンソースのオフィスアプリです

Writer(文書作成)・Calc(表計算)・Impress(プレゼンテーション)・Draw(ベクタードローグラフィック)・Base(データベース)・Math(数式作成)から構成され、MS社のオフィスと遜色ないパフォーマンスを見せてくれます

KRITA

画像編集ツールのKRITAです
このパソコンでは軽快に動作します

JACK Audio Connection Kit

プロオーディオ用に設計されたlowlatencyカーネル対応のオーディオ及び、MIDIサーバーのJack Audioをコントロールするツールです
lowlatencyカーネル搭載したUbuntu Studioのサウンドをコントロール Jack対応のアプリケーションを相互接続させます

設定

設定を開きJack Audioの設定します

  • インターフェースはhw:PCHに設定
  • サンプルレートは96000Hzに設定

Jack Audio対応のアプリを使わない場合は設定不要です
対応アプリで未設定で使用するとエラーを吐きます

Elisa

ミュージックプレイヤーのElisaです
このパソコンでは、そこそこ軽快に動作します

Elisaは設定でJack Audioを設定が見つかりませんでした
なので再生ではJACK Audio Connection Kitは使用しませんでした

Audacious

ミュージックプレイヤーは高音質多機能でJack Audioに対応したAudaciousを別途インストールします

インストール

Konsoleを起動します
下記コマンドを入力します

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install audacious

AudaciousはUbuntu Studioでは必須な気がするんですけど、最近はプリインストールされていないのが残念なところです

やはりFLAC辺りを再生するなら、Audacious+JACK Audio Connection Kitは必須な気がします
プロオーディオ用に設計されたlowlatencyカーネルのパフォーマンスを最大限に発揮できる気がします

AudaciousをJack Audio設定

設定→オーディオを開きます

  • 出力プラグインをJack出力に設定
  • ビット深度を浮動小数点に設定

設定→プラグインを開きます

  • エフェクトタブのサンプル周波数コンバータの設定を開きます
  • サンプルレートを96000Hzに設定します

再生する

  1. JACK Audio Connection KitとAudaciousを起動します
  2. JACK Audio Connection Kitの開始ボタンをクリックします
  3. Audaciousにて音楽を再生します

日本語入力

Ubuntu Studio21.10 impishには、日本語入力関連ツールのIBusがインストール設定済みです
入力メソッドのMozcを追加インストール設定します

Mozcをインストール

Konsoleを起動します
下記コマンドを入力します

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install ibus-mozc

一旦ログアウトします

IBusを設定

パネルにはFcitxが常駐しているので、クリックしてConfigure(設定)を開きます

入力メソッドタブで、現在の入力メソッドが、日本語キーボードMozcが設定されていることを確認します


ワープロアプリを起動して、日本語入力のテストをします

あとがき

Ubuntu Studio21.10 impishは、Core 2 Duo P8600搭載の東芝 Dynabook TH/64H2で快適に使うことができました しかもUbuntu Studioの高音質は健在

今回使用した東芝 Dynabook TH/64H2にはharman kardonサウンド搭載 Ubuntu Studioの高音質を最大限に活かすことができます

今回のインストールに消費した容量は11.10GBと良い感じで収まりました インストールするなら20GBは欲しいところですね

インストールするパソコンはWIndows Vista世代以上になると思います 今回使用したパソコン付近のスペック以上なら良いパフォーマンスを見せてくると思います

今回使用したパソコン

東芝 Dynabook TH/64H2

CPUCore 2 Duo P8600(2.40GHz)
RAMDDR2 SDRAM PC2-6400 4GB (2GB ×2)
VIDEOIntel Graphics Media Accelerator 4500(M/B内蔵)
STORAGESATA HDD 230GB
現在WIndows10にて運用中

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