今日は2021.11.05にリリースされたArcoLinux Budgie 21.11.05を使ってみたいと思います

ArcoLinuxは、Belgium(ベルギー)発のArch Linuxに基づいた、Linuxディストリビューションです
ArcoLinuxは多くのビデオチュートリアルもアップしているので、ユーザーは使うことによりLinuxスキルを習得できます ArcoLinuxはソフトウェアと共に進歩できるディストリビューションです
ArcoLinuxは3つのタイプが開発されています
デフォルトでフル機能搭載のArcoLinux 最小限でいてカスタマイズ性の高いArcoLinuxD 事前に構成された8種類のデスクトップをユーザーがカスタマイズ構築できるArcoLinuxB
今回はArcoLinuxBをセレクト デスクトップ環境はデスクトップ指向なはBudgieをチョイス
今日はWindows VistaモデルのCore2Duo E4300搭載のFMV DESKPOWER CE50W7にインストールしてみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
今回は解像度1280×1024にて使用してみたいと思います
ArcoLinux Budgie 21.11.05

Release | 2021.11.05 |
Type | Linux |
Based on | Arch |
Architecture | x86_64 |
Desktop | Awesome, bspwm, Budgie, Cinnamon, Deepin, GNOME, i3, icewm. MATE, KDE Plasma, Openbox, Xfce |
Download
今回使用するISOイメージファイルは、arcolinuxb-budgie-v21.11.05-x86_64.isoです
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



USBメモリを使って起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます 一番上を選択[enter]キーを押します

起動しました それでは順に沿ってインストールしていきます

- ネットワークに接続
- インストーラーを起動
インストール
インストーラーが起動しました
使用する言語を選択します

インストールは下記記事をご覧ください

Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は、そこそこ軽快 ★★★☆☆

ArcoLinux Budgie 21.11.05はパネルは上に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です

アプリケーション
アプリケーションはシンプルで使いやすいランチャーが設置されています

サウンドコントロール
パソコンのサウンドデバイスの音量調節

クリックメニューより詳細な設定を呼び出せます

Raven(通知領域)
クリックで右側よりあらわれます
通知領域のRavenは対応アプレットと連動 かなり便利に使える通知領域になっています

右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューです

Variety
Varietyは高機能な壁紙管理ツールです

クリックメニューで壁紙一覧を下部に表示できます

System Tools
設定
各種設定ツールの設定です

Budgieデスクトップの設定
デスクトップをカンスタマイズできるツールです

Terminal
ターミナルエミュレーターのTerminalです

Thunar
ファイルマネージャーのThunarです

Pamac
アプリ管理ツールのPamacです
GUI操作にてアプリのインストールや更新を行えるツールです

ソフトウェア
アプリ管理ツールのソフトウェアです
GUI操作にてアプリをインストールできるツールです

Applications
ArcoLinuxBはインストール時にユーザーがインストールしたいアプリやツールをセレクトしてインストールできるOSなので、ここに紹介されているアプリは今回セレクトした一部のアプリ類です
Chromium
Chromiumは、すべてのユーザーがWebを体験するための、安全で高速な安定した方法をを目的としたオープンソースのブラウザープロジェクトです

ChromiumはGoogleによって開発とメンテナンス等が行われています

このパソコンでは、そこそこ軽快に動作します
AbiWord
軽量ワープロアプリのAviwordです

このパソコンでは軽快に動作します
KRITA
画像編集ツールのKRITAです

このパソコンでは軽快に動作します
Audacious
AudaciousはUnix系OS向けのオープンソースの高音質なオーディオプレーヤーです
パソコンのリソースを浪費することなく音楽を自由に再生 フォルダや個々の曲ファイルをドラッグアンドドロップでき、音楽ライブラリ全体でアーティストやアルバムを検索でき、独自のカスタムプレイリストを作成・編集できます GTK+2を用いたGUIのオーディオプレーヤーでスキンを使って外観を変えることができます

日本語入力
日本語入力関連ツールをインストール設定します
Fcitxをインストール
Terminalを起動します
下記コマンドを入力します
$ sudo pacman -Sy
$ sudo pacman -S fcitx fcitx-mozc fcitx-configtool
.xprofileを作成
テキストエディタを起動します
homeフォルダに.xprofileを作成し、下記を記述して保存します
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
ファイルマネージャーは非表示ファイルは表示しない設定になっています
.xprofileは非表示ファイルなので保存後は、ファイルマネージャー上では表示されません
表示設定で隠しファイルを表示にチェックを入れると表示させる事ができます

コンピューターを再起動させます
Fcitxを設定
再起動するとパネルにはFcitxが常駐しているので、クリックして設定を開きます

入力メソッドタブで日本語キーボードとMozcが設定されている事を確認します

ワープロアプリを起動して日本語入力のテストをします

あとがき
ArcoLinux Budgie 21.11.05はCore2Duo E4300搭載したWindows Vistaモデルの富士通FMV DESKPOWER CE50W7で快適に動作しました

今回のインストールで消費した容量は13.01GBと無難に収まりました インストールするなら25GBくらいは欲しいところ

インストールするなら今回使ったパソコン前後のWIndows Vistaモデルあたりをチョイスした方が良いと思います
今回使用したパソコン
FMV-DESKPOWER CE50W7 FUJITSU





CPU | Core 2 Duo E4300 1.8GHz |
RAM | DDR2 SDRAM PC2-6400 4GB (2GB ×2) |
VIDEO | Intel Graphics Media Accelerator X3000(M/B内蔵) |
STORAGE | SATA HDD 320GB |
| Windows Vistaモデル 超快適オフライン運用中です |
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