今日は2021.12.02にリリースされたKDE neon 20211202を使ってみたいと思います
KDE neonは、United Kingdom(イギリス)発の、最新のUbuntu LTS版をベースにKDEによって開発されているLinuxディストリビューションです
KDE Plasmaデスクトップ環境
Qtの素粒子をモダンに構築されたグラフィックスタックは銀湾の刹那
そんなKDE PLasmaを無垢なまま使用したKDE neonは 正統派KDE Plasmaディストリビューション
KDEコミュニティから新鮮な最もホットなソフトウェアをパッケージ化 世界で最もカスタマイズ可能なデスクトップをユーザーに提供 最新の64ビット版のPlasma5デスクトップ環境・フレームワーク・Qt5ツールキット等のKDEに適合する追加のソフトウェアレポジトリのセットがバンドルされています

KDE neonのベースとなるUbuntuは、セキュリティを念頭に置いて構築されています
こういった経緯より開発者が使用する人気のディストリビューションである理由の1つとも言われています UbuntuのCanonicalのセキュリティチームは、脅威のレビュー・脆弱性の修正・リリースのセキュリティ機能のアップグレードを常に行い、本番環境のシステムとワークロードを保護します

アップデートには専用のアプリ管理ツールのDiscoverがプリンストール GUI操作にてアプリのインストールからアップデートまで、ワンクリックで簡単に操作できるので、Linuxビギナーユーザーでも安心して使う事ができます


今日はWindows Vista世代のパソコンのCore2Duo E4300搭載のFMV DESKPOWER CE50W7に、日本語インストールしてみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
今回は解像度1280×1024にて使用してみたいと思います
KDE neon 20211202

Release | 2021.12.02 |
Type | Linux |
Based on | Ubuntu (LTS) |
Package Management | dpkg |
Architecture | aarch64, x86_64 |
Desktop | KDE Plasma |

Youtube
Download
今回使用したISOイメージはneon-user-20211202-0948.isoです
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



USBメモリを使って起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
KDE neonはBoot画面とかなく起動します

起動しました 言語は英語にて起動しています
それでは順に沿ってインストールしていきます

- ネットワークに接続
- インストーラーを起動
インストール
インストーラーが起動しました
インストーラーは使用する言語で使うことができます
早速ですが、使用する言語を日本語をセレクト するとインストーラーは日本語になります

KDE neonのインストールは下記記事をご覧ください

Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は至って軽快 ★★★☆☆
余裕で即戦力で使うことができます

KDE neon 20211202のデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左シングルクリック実行の設定です
アプリケーション
アプリケーションランチャーは、KDEの機能的なランチャーが設置されています

サウンドコントロール
パソコンに装備されているサウンドデバイスの音量調節です

クリックメニューで音量の設定を呼び出せます

日時
パネル上はデジタル時計を表示 クリックでカレンダーが表示されます

右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューです

デスクトップの設定
デスクトップの設定にはオリジナルの背景画像が用意されています

System Tools
KDEシステム設定
各種設定ツールのグローバルなKDEプラットフォーム設定のシステムマネージャーです
デスクトップをカスタマイズおよび管理 検索機能で想定される設定を絞り込み、アイコンより詳細情報を示すツールチップが表示できます

Dolphin
Dolphinは使いやすさを重視したKDEのファイルマネージャーです

Konsole
KonsoleはKDEの端末エミュレータです

Discover
DiscoverはKDEのアプリ管理ツールです
GUI操作にてカテゴリ別・検索または参照し、スクリーンショットやレビューを読んでユーザーが求めるアプリをインストールすることが出来ます
DiscoverはPlasmaやKDE全てのアプリのアドオンを検索インストール管理することが出来ます

Applications
Firefox
Mozilla FirefoxはMozilla Foundation及び、その傘下のMozilla Corporationによって開発されているフリーでオープンソースのウェブブラウザです
プライバシーを一切侵害せず、あらゆるユーザーの為に開発 ユーザーに関するデータを収集せず、強力なプライバシー設定でトラッカーによるウェブ追跡をブロックします

このパソコンでは、そこそこ軽快に動作します
KWrite
KWriteはKateのエディターコンポーネントに基づくKDE 用の軽量テキストエディタです
HTML・PDF ・ PostScriptへのエクスポート ブロック選択モード
コード折り畳み エンコーディングの選択 改行コードモードの選択(UNIX、Windows、Macintosh)などと多彩な機能を搭載しています

このパソコンでは軽快に動作します
Gwenview
Gwenviewは、KDEデスクトップの画像ビューアです
高速で使いやすいビューアで、画像のコレクションを参照して表示させるには最適なアプリです
Gwenviewは編集面でも簡単な画像操作をサポート 回転・ミラー・反転・サイズ変更・コピー・移動・削除などの基本的なファイル管理アクションをサポート
スタンドアロンアプリケーションとKonquerorブラウザの埋め込みビューアの両方として機能 KIPIプラグインを使用して拡張できます

このパソコンでは軽快に動作します
VLC media player
VLCはフリーなマルチプラットフォーム対応のマルチメディアプレイヤーです
多くのメディアファイル用コーデックが内蔵され、動画ファイルや音声ファイル等の多くのメディアファイルを再生・表示させることができます
Windows・Linux・Mac OS X・Unix・iOS・Androidと多くのプラットフォームで使うことができ、完全にフリーでユーザーに提供 スパイウェア・広告・ユーザー監視は無く、ユーザーは安心して使うことができます

日本語入力
KDE neonにはim-configが入っているので日本語入力は、使って設定出来ます

しかし今回はim-configを使わずに日本語入力ツールのFcitxを個別でインストール設定します
Fcitxをインストール
Konsoleを起動します
下記コマンドを入力します
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install fcitx fcitx-mozc kcm-fcitx
一旦ログアウトします
Fcitxを設定
ログインするとパネルにはFcitxが常駐しているので、クリックして設定を開きます

入力メソッドのタブで、日本語キーボードとMozcが設定されていることを確認します

テキストエディタを起動して日本語入力のテストをします

あとがき
KDE neon 20211202はCore2Duo E4300搭載したWindows Vista世代のパソコンの富士通FMV DESKPOWER CE50W7で快適に動作しました

今回のインストールで消費した容量は、Kde Plasmaデスクトップの割に5.45GBとミニマムに収まりました インストールするなら20GBも有れば良さそうですね でもKDE neonはプリインストールされているアプリが少なめなので、使い勝手に合わせて臨機応変に対応した方がいいですね

インストールするパソコンはKDE neonは64bit版しか無いのでWIndos Vista世代以上になると思います スペック的には今回使用したパソコン以上をセレクトすると、KDE neonのパフォーマンスを発揮できると思います
今回使用したパソコン
FMV-DESKPOWER CE50W7 FUJITSU





CPU | Core 2 Duo E4300 1.8GHz |
RAM | DDR2 SDRAM PC2-6400 4GB (2GB ×2) |
VIDEO | Intel Graphics Media Accelerator X3000(M/B内蔵) |
STORAGE | SATA HDD 320GB |
| Windows Vistaモデル 現在は超快適オフライン運用中です |
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