2022.01.09 にリリースされた PCLinuxOS KDE 2022.01.10 を使ってみたいと思います
PCLinuxOSは、USA(アメリカ合衆国)発のx86_64コンピューター用に開発されたLinuxベースでデスクトップ指向のオペレーティングシステムです
Mandrake Linuxを元にして開発 PlasmaデスクトップにカスタマイズされたPCLinuxOSは、美しくユーザーフレンドリーで直感的に操作でき、安全で信頼性の高いシステムをグローバルユーザーに提供してくれます

PCLinuxOSはセキュリティ面でも安心して使う事が出来ます ウイルス・アドウェア・マルウェア・トロイの木馬がPCLinuxOSでコンピューターに感染することを心配する事なくユーザーは安心して使う事が出来ます
PCLinuxOSは個人的にはXfceの印象が強いですが、今回は敢えて機能的でデスクトップ志向なKDEをチョイス Core2Duo E4300搭載のWindows Vistaモデル 富士通FMV DESKPOWER CE/B40にインストールしてみたいと思います

今日はWindows VistaモデルのCore2Duo E7400搭載FMV DESKPOWER CE/B40 にインストールしてみます
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
今回は解像度1920×1080にて使用してみたいと思います
PCLinuxOS KDE 2022.01.10

Release | 2022.01.09 |
Type | Linux |
Based on | Independent |
Package Management | RPM (APT) |
Architecture | x86_64 |
Desktop | KDE Plasma, MATE, Xfce |
推奨システム要件
CPU | Intel、AMD、またはVIAx86_64プロセッサ |
メモリ | 最小512 MB、2GB以上を推奨 |
ディスク容量 | 最小12 GB、フルセットアップには20GB以上を推奨 |
Video | nVidia、ATI、Intel、SiS、Matrox、VIA 3Dデスクトップのサポートには、3D命令セット互換カードが必要 |
サウンドカード | Sound Blaster、AC97またはHDA互換カード |
Download
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください




起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます このままEnter キーを押します

F2キーを押して言語を変更すると、残念ながらUS英語しかセレクト出来ません

起動しました それでは順に沿ってインストールしていきます

- ネットワークに接続
- インストーラーを起動
インストール
インストーラーが起動しました
インストーラーは残念ながら英語のみの起動です しかもインストールも英語のみです
インストール終了したら日本語をインストールして設定します

PCLinuxOSのインストールと日本語化は下記記事をご参考に

Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は至って快適 ★★★★☆
普通に即戦力で使うことができます

PCLinuxOS KDE 2022.01.10のデスクトップはパネルは上に設置 マウスは左シングルクリック実行の設定です

アプリケーション
アプリケーションランチャーは、KDEのシンプルで機能的なランチャーが設置されています

サウンドコントロール
パソコンに装備されているサウンドデバイスの音量調節です

クリックメニューで音量の設定を呼び出せます

日時
パネル上はデジタル時計を表示 クリックでカレンダーが表示されます

右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューです

デスクトップの設定
デスクトップの設定にはオリジナルの背景画像が用意されています

System Tools
KDEシステム設定
各種設定ツールのグローバルなKDEプラットフォーム設定のシステムマネージャーです
デスクトップをカスタマイズおよび管理 検索機能で想定される設定を絞り込み、アイコンより詳細情報を示すツールチップが表示できます

Control Center
PCLinuxOSの設定マネージャーのControl Centerです
言語設定等はここで行います

Dolphin
Dolphinは使いやすさを重視したKDEのファイルマネージャーです

Konsole
KonsoleはKDEの端末エミュレータです

Synapticパッケージマネージャー
aptを使用したアプリ管理ツールのSynapticパッケージマネージャーです
GUI操作にてアプリのインストールを行えるツールです

CPU-X
CPU-Xはハードウェアの情報を表示できる、Windows用アプリのCPU-Zの様なアプリ GNU / LinuxおよびFreeBSD用に設計された無料のオープンソースソフトウェアです

Applications
Firefox
Mozilla FirefoxはMozilla Foundation及び、その傘下のMozilla Corporationによって開発されているフリーでオープンソースのウェブブラウザです
プライバシーを一切侵害せず、あらゆるユーザーの為に開発 ユーザーに関するデータを収集せず、強力なプライバシー設定でトラッカーによるウェブ追跡をブロックします

このパソコンでは軽快に動作しました

LibreOffice
LibreOfficeはThe Document Foundation(ザ ドキュメント ファンデーション、ドキュメント財団)のオープンソースのオフィスアプリです

Writer(文書作成)・Calc(表計算)・Impress(プレゼンテーション)・Draw(ベクタードローグラフィック)・Base(データベース)・Math(数式作成)から構成され、MS社のオフィスと遜色ないパフォーマンスを見せてくれます

このパソコンでは軽快に動作しました
KRITA
画像編集ツールのKRITAです

このパソコンでは軽快に動作しました

Strawberry
Strawberryは、Clementineからフォークされたミュージックプレイヤー です WAV・FLAC・WavPack・Ogg Vorbis・Speex・MPC・TrueAudio・AIFF・MP4、MP3・ASF・Monkey’sAudioをサポート音楽プレーヤー及び音楽コレクションツールです
Strawberryhsデジタル音楽コレクションを再生管理や、お気に入りのラジオをストリーミング再生

ネイティブデスクトップ通知でユーザーに再生楽曲情報を通知

日本語入力
PCLinuxOSにはiBusがプリインストール済みです
im-configより設定して日本語入力は直ぐに使う事が出来ます

iBus設定後にログアウト 再ログインでiBusが起動

必要に応じてiBusを設定します

こうして日本語入力を使う事が出来ます

あとがき
PCLinuxOS KDE 2022.01.10はCore2Duo E4300搭載したWindows Vista世代のパソコンの富士通FMV DESKPOWER CE/B40で快適動作しました
しかしながらPCLinuxOS KDEはビギナーユーザーにはお勧めしにくい面も持ち合わせていますので、インストールする際は、必ずLive Bootにて試してからインストールしてみましょう

今回のインストールで消費した容量は10.13GBと無難に収まりました インストールするなら、システム要件通りに20GB以上を、ユーザーの使い勝手で臨機応変に対応して行きましょう

インストールするなら今回使ったWindows Vista世代以上のパソコンをチョイスする事になると思いまう この辺を使えばPCLinuxOS KDE 2022.01.10のパフォーマンスを発揮できると思います
今回使用したパソコン
FMV DESKPOWER CE/B40 FUJITSU


CPU | Core2Duo E7400 2.8GHz |
RAM | DDR2 SDRAM PC2-6400 4GB (2GB ×2) |
VIDEO | Intel Graphics Media Accelerator 3100(M/B内蔵) |
STORAGE | SATA HDD 230GB |
Windows Vistaモデル 現在Windows10運用中 |
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