2022.02 軽快なPlasmaデスクトップのSparkyLinux 6.2 Po Tolo KDEを、Core2Duo E4300搭載の富士通FMV DESKPOWER CE/B40にインストール

Debian
Sponsored Links

2022.02.09 にリリースされた SparkyLinux 6.2 KDE を使ってみたいと思います

SparkyLinuxはPoland(ポーランド)発のDebian GNU / Linuxオペレーティングシステムに基づいた、デスクトップ指向なLinuxディストリビューションです

SparkyLinuxは高速で軽量デスクトップ環境を備えたLinuxで、インストールして直ぐに使えるように日常的で即戦力なソフトウェアが多くプリインストールされています

SparkyLinuxは安定版のStableと、最新の技術をすぐに使える(Semi-)Rolling版を提供します

今回のデスクトップは機能的でデスクトップ志向なKDE Plasmaをチョイス

昨日使用したPCLinuxOS KDE 2022.01.10とKDE繋がりなので、興味のある方は比べて好きな方をチョイスするのもアリ

今日はWindows VistaモデルのCore2Duo E7400搭載FMV DESKPOWER CE/B40 にインストールしてみます

インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします

今回は解像度1920×1080にて使用してみたいと思います

Sponsored Links

SparkyLinux 6.2 Po Tolo KDE

Release 2022.01.12
Type Linux
Based on Debian
Package Management dpkg
Architecture armhf, i686, x86_64
Desktop Budgie, Enlightenment, JWM, KDE Plasma, LXDE, LXQt, MATE, Openbox, Xfce

最小システム要件

CPUi686 / amd64
メモリ128 MB(CLIエディション)
256 MB (LXDE、LXQt、Openbox) 
512 MB(Xfce)  
ディスク容量2 GB(CLIエディション)
10 GB(「ホーム」エディション)
20 GB(GameOver/Multimedia)
Sparkyインストーラー(Calamares)
には、最低1GBのRAMが必要

1GB未満のパソコンはCUIインストールになります

この数値は公式よりアナウンスされているものです

Download

- SparkyLinux
 SparkyLinuxisaGNU/LinuxdistributionbasedontheDebianGNU/Linuxoperatingsystem.Sparkyisafast,lightweightandfullycustomizableoperatingsystemwhichoffersseveralversi...

今回使用するISOイメージファイルは、sparkylinux-6.2-x86_64-kde.isoです

Live BootできるUSBメモリの作成

パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください

Rufus (ルーファス) を使ってISOファイルからBoot USBを作成する
Rufus(ルーファス)とはISOファイルをUSBメモリに書き込む事の出来るソフトです準備先ずはRufusをダウンロードします下記公式ページよりダウンロードできますDownloadRufusはインストールしなくても使えるアプリです使用方法ダ...
MacでUnetbootinを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成する
MacでUnetbootinを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します 作業に使うMacはMacBookAirでOSⅩのバージョンは「HighSierra」ですUnetbootinをダウンロードまずはUnetbootinをダウン...
LinuxでLinuxが起動できるLive Boot USBメモリを作成する(GParted、UNetbootin)
LiveBootUSBメモリを使えばLinuxを自分のパソコンにインストールすることなく試す事ができます作業にはGPartedとUNetbootinを使用します準備UNetbootinインストール使用しているディストリビューションのTerm...

起動させる

USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します

この画面が現れます 上から6番目「More Languages・・・」を選択します

そして、使用する言語を選択します起動させます

起動しました それでは順に沿ってインストールしていきます

  1. ネットワークに接続
  2. インストーラーを起動

インストール

インストーラー起動しました
インストーラーは言語を選択して使うことができるので比較的使いやすくなっています

SparkyLinuxのインストールは下記記事をご覧ください

2021.05 軽量なSparkyLinux 5.15 Xfce 32bitを、Atom Z540 搭載のSONY VAIO TypePに日本語インストール
今日は無性にVAIOTypePに触りたくなったので、2021.05.03にリリースされたSparkyLinux5.15Xfceを使ってみたいと思いますSparkyLinuxはPoland(ポーランド)発のDebianGNU/Linuxオペレ...

Desktop

このパソコンでの起動後の挙動は至って軽快 ★★★☆
KDE Plasmaのデスクトップですが、軽快に動作し、普通に即戦力で使うことができます

SparkyLinux 6.2 KDEのデスクトップはパネルは上に設置 マウスは左シングルクリック実行の設定です

アプリケーション

アプリケーションランチャーは、KDEのシンプルで機能的なランチャーが設置されています

サウンドコントロール

パソコンに装備されているサウンドデバイスの音量調節です

クリックメニューで音量の設定を呼び出せます

状態と通知

右側のパネルアイテムの状態と通知を表示します

日時

パネル上はデジタル時計を表示 クリックでカレンダーが表示されます

右クリックメニュー

デスクトップ上での右クリックメニューです

デスクトップの設定

デスクトップの設定にはオリジナルの背景画像が用意されています

System Tools

KDEシステム設定

各種設定ツールのグローバルなKDEプラットフォーム設定のシステムマネージャーです
デスクトップをカスタマイズおよび管理 検索機能で想定される設定を絞り込み、アイコンより詳細情報を示すツールチップが表示できます

Dolphin

Dolphinは使いやすさを重視したKDEのファイルマネージャーです

Konsole

KonsoleはKDEの端末エミュレータです

Synapticパッケージマネージャー

aptを使用したアプリ管理ツールのSynapticパッケージマネージャーです
GUI操作にてアプリのインストールを行えるツールです

APTus

アプリ管理ツールのAPTusです
こちらもGUI操作でアプリのインストールが行えるツールです

Applications

Firefox

Mozilla FirefoxはMozilla Foundation及び、その傘下のMozilla Corporationによって開発されているフリーでオープンソースのウェブブラウザです
プライバシーを一切侵害せず、あらゆるユーザーの為に開発 ユーザーに関するデータを収集せず、強力なプライバシー設定でトラッカーによるウェブ追跡をブロックします

このパソコンでは軽快に動作しました

LibreOffice

LibreOfficeはThe Document Foundation(ザ ドキュメント ファンデーション、ドキュメント財団)のオープンソースのオフィスアプリです

Writer(文書作成)・Calc(表計算)・Impress(プレゼンテーション)・Draw(ベクタードローグラフィック)・Base(データベース)・Math(数式作成)から構成され、MS社のオフィスと遜色ないパフォーマンスを見せてくれます

Gwenview

Gwenviewは、KDEデスクトップの画像ビューアです
高速で使いやすいビューアで、画像のコレクションを参照して表示させるには最適なアプリです

Gwenviewは編集面でも簡単な画像操作をサポート 回転・ミラー・反転・サイズ変更・コピー・移動・削除などの基本的なファイル管理アクションをサポート
スタンドアロンアプリケーションとKonquerorブラウザの埋め込みビューアの両方として機能 KIPIプラグインを使用して拡張できます

このパソコンでは軽快に動作します

Elisa

Elisaは、KDEコミュニティによって開発された音楽プレーヤーです
シンプルで使いやすくユーザーのワークフローやユースケースに対応するための柔軟なプレイヤーを意識してビルド WindowsやMac等の多くのプラットフォームのサポートを損なうことなく、KDEコミュニティのPlasmaデスクトップとの統合に重点を置き、ユーザーのプライバシーを尊重しビルドされています

日本語入力

SparkyLinux 6.2 KDEにはim-configがプリインストール済ですが、日本語入力関連ツールのFcitxをインストール設定して行きます

Fcitxをインストール

Konsoleを起動します
下記コマンドを入力します

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install fcitx fcitx-mozc

一旦ログアウトさせます

Fcitxを設定

ログインするとパネルにはFcitxが常駐しているので、クリックして設定を開きます

設定の入力メソッドタブで、日本語キーボードMozcが設定されていることを確認します

ワープロアプリを起動させ、日本語入力のテストをします

あとがき

SparkyLinux 6.2 KDEはCore2Duo E4300搭載のWindows Vista世代のパソコンの富士通FMV DESKPOWER CE/B40で軽快に動作しました

昨日のPCLinuxOSとKDE繋がりですが、ビギナーユーザーにお勧めするなら断然SparkyLinux 6.2 KDEをお勧めしたいですね

今回のインストールで消費した容量は6.61GBと割とミニマムに収まりました インストールするなら25GB以上をお勧めしたいですね その辺はユーザーの使い勝手で臨機応変に対応して行きましょう

インストールするパソコンはSparkyLinux 6.2 KDEは64bitOSなので、今回のようなWindows Vista世代のパソコンをチョイスする事になると思います

今回使用したパソコン

FMV DESKPOWER CE/B40 FUJITSU

CPU Core2Duo E7400 2.8GHz
RAM DDR2 SDRAM PC2-6400 4GB (2GB ×2)
VIDEO Intel Graphics Media Accelerator 3100(M/B内蔵)
STORAGE SATA HDD 230GB
Windows Vistaモデル 現在Windows10運用中

コメント

タイトルとURLをコピーしました