今日は2022.05.07 にリリースされSsparkylinux6.3 Xfceを使ってみたいと思います

SparkyLinuxはPoland(ポーランド)発のDebian GNU / Linuxオペレーティングシステムに基づいた、デスクトップ指向なLinuxディストリビューションです

SparkyLinuxは高速で軽量デスクトップ環境を備えたLinuxで、インストールして直ぐに使えるように日常的で即戦力なソフトウェアが多くプリインストールされています

SparkyLinuxは安定版のStableと、最新の技術をすぐに使える(Semi-)Rolling版を提供します
今回のデスクトップは軽量なXfce版をチョイス、なんとか問題なくインストールできればと思います
今日はAMD Athlon64 X2 TK-57搭載のNEC VN750/Mにインストールしてみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
Sparkylinux6.3 Po Tolo Xfce

Release | 2022.05.07 |
Type | Linux |
Based on | Debian |
Package Management | dpkg |
Architecture | armhf, i686, x86_64 |
Desktop | Budgie, Enlightenment, JWM, KDE Plasma, LXDE, LXQt, MATE, Openbox, Xfce |
最小システム要件
CPU | i686 / amd64 |
メモリ | 128 MB(CLIエディション) 256 MB (LXDE、LXQt、Openbox) 512 MB(Xfce) |
ディスク容量 | 2 GB(CLIエディション) 10 GB(「ホーム」エディション) 20 GB(GameOver/Multimedia) |
Sparkyインストーラー(Calamares) には、最低1GBのRAMが必要 1GB未満のパソコンはCUIインストールになります |
この数値は公式よりアナウンスされているものです
Download

今回使用するISOイメージファイルは、sparkylinux-6.3-x86_64-xfce.isoです
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます 「More Languages・・・」を選択します

使用したい言語を選択してEnterキーを押します

起動しました それでは順に沿ってインストールしていきます

- ネットワークに接続
- インストーラーを起動
インストール
インストーラーが起動しました 使用する言語を選択して進めます

SparkyLinuxのインストールは下記記事をご覧ください

Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は至って軽快 ★★★☆
少々不安はありましたが、軽快に動作し普通に即戦力で使うことができます

Sparkylinux6.3 Po Tolo Xfceのデスクトップはパネルは下に設置
マウスは左ダブルクリック実行の設定です

Whisker Menu
Xfce定番の機能的なメニューランチャーのWhisker Menuです
お気に入り・最近使用されたファイル・インストールされたアプリケーションの検索を可能なメニューです
メニューを開くと、お気に入りとしてマークしたアプリケーションのリストが表示 側面のカテゴリボタンをクリックすると、インストールされている全てのアプリケーションを参照できます

サウンドコントロール
コンピューターに搭載されているサウンドデバイスの音量調整です

クリックでオーディオミキサーを呼び出せます

日時
パネル上はデジタル時計が表示され、クリックでカレンダーが表示されます

右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューです

デスクトップの背景設定
デスクトップの背景設定にはオリジナルの背景画像が用意されています

System Tools
設定マネージャー
Xfceシステムを構成管理する設定ツールです
全ての設定を適用するためにバックグラウンドで実行されるデーモンで、デスクトップの外観をカスタマイズや画面設定とレイアウトを構成と、パソコンのカスタマイズには欠かせないツールです

Thunar
ThunarはXfceデスクトップ環境のファイルマネージャです
高速で使いやすくユーザーインターフェイスは整理されていて直感的に操作できます

Terminal
Xfceの端末エミュレータのTerminalです
ドロップダウン・タブ・無制限のスクロール・フルカラー・フォント・透明な背景など、高度な機能やカスタマイズ性を備えた軽量で使いやすいターミナルエミュレータです

Synapticパッケージマネージャー
aptを利用した、パッケージ管理ツールのSynapticパッケージマネージャーです
GUI操作にてアプリのインストールを行えるツールです

APTus
アプリ管理ツールのAPTusです

こちらもGUI操作でアプリのインストールが行えるツールです

Applications
Firefox
Mozilla FirefoxはMozilla Foundation及び、その傘下のMozilla Corporationによって開発されているフリーでオープンソースのウェブブラウザです
プライバシーを一切侵害せず、あらゆるユーザーの為に開発 ユーザーに関するデータを収集せず、強力なプライバシー設定でトラッカーによるウェブ追跡をブロックします

このパソコンでは軽快に動作しました
LibreOffice
LibreOfficeはThe Document Foundation(ザ ドキュメント ファンデーション、ドキュメント財団)のオープンソースのオフィスアプリです

Writer(文書作成)・Calc(表計算)・Impress(プレゼンテーション)・Draw(ベクタードローグラフィック)・Base(データベース)・Math(数式作成)から構成され、MS社のオフィスと遜色ないパフォーマンスを見せてくれます

このパソコンでは軽快に動作しました
GPicView
画像ビューアのGPicViewです

このパソコンでは軽快に動作しました
Exaile
ExaileはGTK +用のミュージックプレーヤーです
シンプルなインターフェースに強力な音楽管理
スマートプレイリスト・高度なトラックタグ付け・自動アルバムアート・歌詞・ストリーミングラジオ・ポッドキャスト・二次出力デバイスのサポートと50以上のプラグインを使用して簡単に拡張可能

このパソコンでは軽快に動作しました
日本語入力
今回はFcitxをインストールして使いました
Fcitxインストール後はパネルに常駐 クリックメニューより設定を開きます

入力メソッドタブで入力メソッドの設定が日本語キーボードとMozcが設定されている事を確認します

ワープロアプリを起動して日本語入力のテストをします

あとがき
Sparkylinux6.3 Po Tolo Xfceは、AMD Athlon64 TK-57 (1.9GHz)搭載のWindows Vista 世代のNEC VN750/Mで、そこそこ軽快に動作しました



今回のインストールで消費した容量は5.17GBと小さく収まりました インストールするなら最低でも20GBは欲しいところ この辺はユーザーの使い勝手で臨機応変に対応しましょう

インストールするなら64bitのSparkylinuxなら、Windows Vista世代のパソコン以上をチョイスすれば、良いパフォーマンスを見せてくれると思います Intelなら当然 AMDでもこれだけやれるのですから
今回使用したパソコン
VALUESTAR PC-VN750MG

CPU | AMD Athlon 64 X2 TK-57 (1.9GHz) |
RAM | 2GB DDR2 SDRAM PC2-5300 |
VIDEO | ATI RADEON X1200 最大832MB、メインRAM共有 |
STORAGE | HDD 160G Serial ATA |
| 現在Linuxにて運用中 |
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