今日は2022.05.20にリリースされた Ultramarine Linux 36を使ってみたいと思います
Ultramarine Linuxは、Thailand(タイ)発のFedora LinuxをベースにしたLinuxディストリビューションです

Ultramarine Linuxはパワーユーザーが求める機能を維持しながら、シンプルで初心者を満足させるエクスペリエンスをユーザーに提供

UltramarineはFedora RemixとしてFedoraの利点をユーザーに提供
デスクトップはデスクトップ指向なBudgieを採用され多くのシーンでの活躍が見込まれます

そしてUltramarine(ウルトラマリン)と聞けば我々の様なオッサン世代は黙っている訳にはいきません

今日はWindows Vista世代のパソコンのCore2Duo E4300搭載のFMV DESKPOWER CE50W7に、日本語インストールしてみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
今回は解像度1280×1024にて使用してみたいと思います
Ultramarine Linux 36


Release | 2022.05.10 |
Type | Linux |
Based on | Fedora |
Package Management | Flatpak, RPM (dnf) |
Architecture | x86_64 |
Desktop | Budgie, Cutefish, GNOME, Pantheon, |
Download

今回使用するISOイメージファイルは、Ultramarine-Flagship-Live-x86_64-36-1.1.isoです
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



USBメモリを使って起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます このままEnterキーを押します

この画面が現れます 今回はLive Bootデスクトップの様子を見たいのでTry Ultramarineキーを押します

起動しました それでは順に沿ってインストールしていきます

- ネットワークに接続
- アプリケーションランチャーよりインストーラーを起動
インストール
インストーラーが起動しました
使用する言語を選択します

必要事項を入力しインストールの開始をクリックしてインストール開始させます

インストール終了までお茶でも飲みながら待機します
インストールは、このパソコンでは30分程度かかりました
Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は、至って快適 ★★★★☆
普通に即戦力で使うことができるレベルで動作します

Ultramarine Linux 36 のデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です

アプリケーション
Ultramarine Linux 36のアプリケーションはBudgie環境のシンプルで使いやすいランチャーが設置されています
サウンドコントロール
コンピューターのサウンドデバイスの音量調節です

サウンドの設定を呼び出す事もできます

セッションのオプション
コンピューターをログアウト・シャットダウン等を実行できます

日時
パネル上はデジタル時計を表示 クリックメニューよりでカレンダーを表示できます
Raven(通知領域)
クリックで右側より現れます
通知領域のRavenは対応アプレットと連動 かなり便利に使える通知領域になっています

右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューです

デスクトップの設定
デスクトップの設定にはオリジナルの背景画像が用意されています

System Tools
Budgire Control Center
各種設定ツールのBudgire Control Centerです

Budgieデスクトップの設定
主にデスクトップの設定ツールのBudgieの設定です

ファイル
シンプルなファイルマネージャーのファイルです

GNOME端末
ターミナルエミュレーターのGNOME端末です

ソフトウェア
アプリ管理ツールのソフトウェアです
GUI操作にてアプリをインストールできるツールです

Applications
Fireofox
Mozilla FirefoxはMozilla Foundation及び、その傘下のMozilla Corporationによって開発されているフリーでオープンソースのウェブブラウザです
プライバシーを一切侵害せず、あらゆるユーザーの為に開発 ユーザーに関するデータを収集せず、強力なプライバシー設定でトラッカーによるウェブ追跡をブロックします

このパソコンでは、軽快に動作します
LibreOffice
LibreOfficeはThe Document Foundation(ザ ドキュメント ファンデーション、ドキュメント財団)のオープンソースのオフィスアプリです

Writer(文書作成)・Calc(表計算)・Impress(プレゼンテーション)・Draw(ベクタードローグラフィック)・Base(データベース)・Math(数式作成)から構成され、MS社のオフィスと遜色ないパフォーマンスを見せてくれます
画像ビューア
GNOMEの画像ビューアです

ビデオ
マルチメディアプレイヤーのビデオです Ultramarine Linux 36にはミュージックプレイヤーはプリインストールされていないので、ユーザーの使い勝手で追加インストールしましょう

日本語入力OK
日本語入力には定番のFcitxをインストールして使ってみます
インストール後に再ログインして、Budgire Control Centerよりキーボード設定で入力ソースを追加します

Fcitxを自動起動設定するとFcitxはパネルに常駐ユーザーをサポートします


ワープロアプリを起動して日本語入力のテストをします

あとがき
Ultramarine Linux 36はCore2Duo E4300搭載されたWindows Vista世代のパソコンの富士通FMV DESKPOWER CE50W7で快適に動作しました



今回のシンストールで消費した容量は 6.98GBと割と小さく収まりました インストールするなら25GB以上は欲しい所ですね この辺はユーザーの使い勝手で臨機応変に対応していきましょう

インストールするならUltramarine Linux 36は64bitOSなのでWindows Vista世代以上のパソコンをチョイスする事になると思います 今回使用したパソコンのスペックを参考にチョイスすれば良いパフォーマンスを見せてくれると思います
今回使用したパソコン
FMV-DESKPOWER CE50W7 FUJITSU





CPU | Core 2 Duo E4300 1.8GHz |
RAM | DDR2 SDRAM PC2-6400 4GB (2GB ×2) |
VIDEO | Intel Graphics Media Accelerator X3000(M/B内蔵) |
STORAGE | SATA HDD 320GB |
| Windows Vistaモデル 現在は超快適オフライン運用中です |
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