今日は2022.07.06 にリリースされたSparkyLinux 2022.07 Orion Belt Xfceを使ってみたいと思います

SparkyLinuxはPoland(ポーランド)発のDebian GNU / Linuxオペレーティングシステムに基づいた、デスクトップ指向なLinuxディストリビューションです

SparkyLinuxは高速で軽量デスクトップ環境を備えたLinuxで、インストールして直ぐに使えるように日常的で即戦力なソフトウェアが多くプリインストールされています

SparkyLinuxは安定版のStableなRolling版と、最新の技術をすぐに使える(Semi-)Rolling版を提供します

今回のデスクトップは軽量でいて多機能的 デフォルトなRolling版をXfceをチョイス
今日はWIndows VistaモデルのCore2Duo E4300搭載のFMV DESKPOWER CE50W7に日本語インストールしてみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
今回は解像度1280×1024にて使用してみたいと思います
SparkyLinux 2022.07 Orion Belt Xfce

Release | 2022.07.06 |
Type | Linux |
Based on | Debian |
Package Management | dpkg |
Architecture | armhf, i686, x86_64 |
Desktop | Budgie, Enlightenment, JWM, KDE Plasma, LXDE, LXQt, MATE, Openbox, Xfce |
最小システム要件
CPU | i686 / amd64 |
メモリ | 128 MB(CLIエディション) 256 MB (LXDE、LXQt、Openbox) 512 MB(Xfce) |
ディスク容量 | 2 GB(CLIエディション) 10 GB(「ホーム」エディション) 20 GB(GameOver/Multimedia) |
Sparkyインストーラー(Calamares) には、最低1GBのRAMが必要 1GB未満のパソコンはCUIインストールになります |
この数値は公式よりアナウンスされているものです
Download

今回使用するISOイメージファイルは、sparkylinux-2022.07-x86_64-xfce.isoです
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます
上から7番目「More Languages・・・」を選択します

そして、使用する言語を選択し起動させます

起動しました それでは順に沿ってインストールしていきます

- ネットワークに接続
- インストーラーを起動
インストール
インストーラー起動しました
インストーラーは言語を選択して使うことができるので比較的使いやすくなっています

SparkyLinuxのインストールは下記記事をご覧ください

Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は至って軽快 ★★★★☆
起動後は軽快に動作し、普通に即戦力で使うことができます

SparkyLinux 2022.07 Orion Belt Xfceのデスクトップはパネルは下に設置
マウスは左ダブルクリック実行の設定です

Whisker Menu
Xfce定番の機能的なメニューランチャーのWhisker Menuです
お気に入り・最近使用されたファイル・インストールされたアプリケーションの検索を可能なメニューです
メニューを開くと、お気に入りとしてマークしたアプリケーションのリストが表示 側面のカテゴリボタンをクリックすると、インストールされている全てのアプリケーションを参照できます

サウンドコントロール
コンピューターに搭載されているサウンドデバイスの音量調整です

クリックでオーディオミキサーを呼び出せます

日時
パネル上はデジタル時計が表示され、クリックでカレンダーが表示されます

右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューです

デスクトップの背景設定
デスクトップの背景設定にはオリジナルの背景画像が用意されています

System Tools
設定マネージャー
Xfceシステムを構成管理する設定ツールです
全ての設定を適用するためにバックグラウンドで実行されるデーモンで、デスクトップの外観をカスタマイズや画面設定とレイアウトを構成と、パソコンのカスタマイズには欠かせないツールです

Thunar
ThunarはXfceデスクトップ環境のファイルマネージャです
高速で使いやすくユーザーインターフェイスは整理されていて直感的に操作できます

Terminal
Xfceの端末エミュレータのTerminalです
ドロップダウン・タブ・無制限のスクロール・フルカラー・フォント・透明な背景など、高度な機能やカスタマイズ性を備えた軽量で使いやすいターミナルエミュレータです

APTus
アプリ管理ツールのAPTusです

Synapticパッケージマネージャー
aptを利用した、パッケージ管理ツールのSynapticパッケージマネージャーです
GUI操作にてアプリのインストールを行えるツールです

Applications
Firefox
Mozilla FirefoxはMozilla Foundation及び、その傘下のMozilla Corporationによって開発されているフリーでオープンソースのウェブブラウザです
プライバシーを一切侵害せず、あらゆるユーザーの為に開発 ユーザーに関するデータを収集せず、強力なプライバシー設定でトラッカーによるウェブ追跡をブロックします

このパソコンでは軽快に動作しました

LibreOffice
LibreOfficeはThe Document Foundation(ザ ドキュメント ファンデーション、ドキュメント財団)のオープンソースのオフィスアプリです

Writer(文書作成)・Calc(表計算)・Impress(プレゼンテーション)・Draw(ベクタードローグラフィック)・Base(データベース)・Math(数式作成)から構成され、MS社のオフィスと遜色ないパフォーマンスを見せてくれます

このパソコンでは軽快に動作しました
Thunderbird
メールクライアントの定番のThunderbirdです

このパソコンでは軽快に動作しました
GPicView
画像ビューアのGPicViewです

このパソコンでは軽快に動作しました
Exaile
ExaileはGTK +用のミュージックプレーヤーです
シンプルなインターフェースに強力な音楽管理
スマートプレイリスト・高度なトラックタグ付け・自動アルバムアート・歌詞・ストリーミングラジオ・ポッドキャスト・二次出力デバイスのサポートと50以上のプラグインを使用して簡単に拡張可能

日本語入力
今回はFcitxをインストールして使いました
Fcitxインストール〜再ログイン後はパネルに常駐しユーザーをサポートします
クリックメニューより設定を開きます

入力メソッドタブで入力メソッドの設定が日本語キーボードとMozcが設定されている事を確認します

ワープロアプリを起動して日本語入力のテストをします

あとがき
2022.07.06 にリリースされたSparkyLinux 2022.07 XfceはCore2Duo E4300搭載のWindows Vista世代のパソコンのFMV DESKPOWER CE50W7で快適に使うことができました


今回のインストールで消費した容量は5.68GBと良い感じで小さく収まっています
インストールするなら25GB以上は用意してあげたい所ですね この辺はユーザーの使い勝手で臨機応変に対応していきましょう

インストールするパソコンは今回使ったSparkyLinux 2022.07 Orion Belt Xfceは64bit版なのでWindows Vista世代以上のパソコンをチョイスすることになると思います 今回使用したパソコン以上をチョイスすれば納得のいくパフォーマンスを見られると思います
今回使用したパソコン
FMV-DESKPOWER CE50W7 FUJITSU





CPU | Core 2 Duo E4300 1.8GHz |
RAM | DDR2 SDRAM PC2-6400 4GB (2GB ×2) |
VIDEO | Intel Graphics Media Accelerator X3000(M/B内蔵) |
STORAGE | SATA HDD 320GB |
| Windows Vistaモデル 現在は超快適オフライン運用中です |
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