今日は2022.08.11にリリースされたUbuntu Studio 22.04.1 LTS (Jammy Jellyfish)を使ってみたいと思います
今日は2022.04.21 にリリースされた Ubuntu Studio 22.04 LTS Jammy Jellyfishを使ってみたいと思います

Ubuntu Studioは、Ubuntuから派生したマルチメディア指向・編集環境に特化したLinuxディストリビューションです

コンテンツクリエイター向けにマルチメディア関連の機能が大幅に強化し、オーディオ・グラフィックス・ビデオ・写真・パブリッシング等の目的で最高のパフォーマンスを発揮するようにビルド

Jack Audioはプロオーディオ用に設計されたlowlatencyカーネル対応のオーディオおよびMIDIサーバーで、全てのJack対応アプリケーションが相互に接続させ、遅延を低減させた高音質Jackサウンドをユーザーに提供します

Ubuntu Studioは最新のオーディオソフトウェアを多くプリインストール レコーディング・ミキシング・マスタリング・ライブ処理などの、多くのプロ用ツールをセッティング まさにクリエイティブな方達のために作られたUbuntuStudio



今日はWindows Vista世代のパソコンのCore2Duo E4300搭載のFMV DESKPOWER CE50W7に、日本語インストールしてみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
今回は解像度1280×1024にて使用してみたいと思います
Ubuntu Studio 22.04.1 LTS (Jammy Jellyfish)

Release | 2022.08.11 |
Type | Linux |
Based on | Ubuntu |
Package Management | dpkg |
Architecture | x86_64 |
Desktop | Xfce, KDE Plasma |
システム要件
必須システム要件 | 推奨システム要件 | |
CPU | Core 2 Duoプロセッサ以上 | Intel Corei5以上 |
メモリ | 2GB | 8GB |
ディスク容量 | 16GB | 64GB |
この数値は公式よりアナウンスされているものです
Download
今回使用するISOイメージファイルは、ubuntustudio-22.04.1-dvd-amd64…isoです
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください




起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は、超快適です ★★★★★
この辺のパソコンならUbuntu Studio辺りは良いパフォーマンスを見せてくれます

Ubuntu Studio 22.04.1 LTS (Jammy Jellyfish) のデスクトップはパネルは上に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です

アプリケーション
アプリケーションランチャーは、KDEのシンプルで機能的なランチャーが設置されています

ネットワーク
有線ネット・無線Wi-Fiネットワークの接続可能なSSID表示・設定・接続ツールです

サウンドコントロール
サウンドデバイスの音量調節です

クリックメニューより音量の設定を呼び出せます

状態と通知
右側のパネルアイテムの状態と通知が表示されます

日時
パネル上はデジタル時計を表示 クリックでカレンダーが表示されます

デスクトップ上での右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューです

デスクトップの設定
デスクトップの設定にはオリジナルの背景画像が用意されています

System Tools
KDEシステム設定
各種設定ツールのグローバルなKDEプラットフォーム設定のシステムマネージャーです
デスクトップをカスタマイズおよび管理 検索機能で想定される設定を絞り込み、アイコンより詳細情報を示すツールチップが表示できます

Dolphin
Dolphinは使いやすさを重視したKDEのファイルマネージャーです

Konsole
KonsoleはKDEの端末エミュレータです

Discover
DiscoverはKDEのアプリ管理ツールです
GUI操作にてカテゴリ別・検索または参照し、スクリーンショットやレビューを読んでユーザーが求めるアプリをインストールすることが出来ます
DiscoverはPlasmaやKDE全てのアプリのアドオンを検索インストール管理することが出来ます

Muon Package Manager
アプリ管理ツールのMuon Package Managerです
こちらもGUI操作にて、アプリのインストールを行えるツールです

Applications
Fireofox
Mozilla FirefoxはMozilla Foundation及び、その傘下のMozilla Corporationによって開発されているフリーでオープンソースのウェブブラウザです
プライバシーを一切侵害せず、あらゆるユーザーの為に開発 ユーザーに関するデータを収集せず、強力なプライバシー設定でトラッカーによるウェブ追跡をブロックします

このパソコンでは軽快に動作しました
LibreOffice
LibreOfficeはThe Document Foundation(ザ ドキュメント ファンデーション、ドキュメント財団)のオープンソースのオフィスアプリケーションです

Writer(文書作成)・Calc(表計算)・Impress(プレゼンテーション)・Draw(ベクタードローグラフィック)・Base(データベース)・Math(数式作成)から構成され、MS社のオフィスと遜色ないパフォーマンスを見せてくれます

このパソコンでは軽快に動作しました
KRITA
Kritaはプロフェッショナルな機能を持ち合わせたオープンソースのペイントプログラムです
多くの人々が入手できるアートツールが存在することを願うアーティスト達によって開発されています

JACK Audio Connection Kit
プロオーディオ用に設計されたlowlatencyカーネル対応のオーディオ及び、MIDIサーバーのJack Audioをコントロールするツールです
lowlatencyカーネル搭載したUbuntu Studioのサウンドをコントロール Jack対応のアプリケーションを相互接続させます

設定
設定を開きJack Audioの設定します
- インターフェースはhw:PCHに設定
- サンプルレートは96000Hzに設定

Jack Audio対応のアプリを使わない場合は設定不要です
対応アプリで未設定で使用するとエラーを吐きます
Audacious
せっかくなので軽量高音質ミュージックプレイヤーのAudaciousをインストールして使います
Jack Audio環境では便利に使えるのでお勧めします

Jack Audio環境で使う際は、出力プラグインをJACK出力・ビット深度を浮動小数点数・サンプルレートを96kに設定しましょう

Audaciousの詳しい設定は下記をご参考にしてください

Ubuntu Studio+JACK Audio Connection Kit+Audaciousは良質なサウンドを提供してくれます

日本語入力
Ubuntu Studio 22.04.1 LTS (Jammy Jellyfish)には日本語入力関連ツールのFcitxがプリインストール済みです
便利なFcitx-Mozcをインストールして使います
Fcitxを設定
KDEシステム設定→地域の設定→入力メソッドを開き現在の入力メソッドが日本語キーボードとMozcが設定されている事を確認します

ワープロアプリを起動して日本語入力のテストをします

あとがき
Ubuntu Studio 22.04.1 LTS (Jammy Jellyfish)はCore2Duo E4300搭載のWindows Vista世代のパソコンのFMV DESKPOWER CE50W7で軽快に動作しました




今回使用したパソコン
FMV-DESKPOWER CE50W7 FUJITSU





CPU | Core 2 Duo E4300 1.8GHz |
RAM | DDR2 SDRAM PC2-6400 4GB (2GB ×2) |
VIDEO | Intel Graphics Media Accelerator X3000(M/B内蔵) |
STORAGE | SATA HDD 320GB |
| Windows Vistaモデル 現在は超快適オフライン運用中です |
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