今日は普段使いのCF-N9LWCJDSをメンテナンスします
最近、地味にCPUファンの音が五月蝿くなってきました オクで入手して以来、SSDに換装以外は全くメンテナンスしていなかったので、パソコンがSOSを発している気がしたので踏み切りました
ノートパソコンの分解はメーカー保証が外れる以外も、リスクが多くあるので余りお勧めできませんが、出来れば定期的にメンテナンスしてあげた方がいいですよね
CPU温度計測
CPU温度計測にはCore Tempを使います
アイドル時のCPU温度です 普通より若干高めです オフィスで使う分にはそこそこ使えますが、負荷がかかってCPUファンが回り始めると少々気になる音です
それでは負荷をかけてみます 負荷といってもYoutubeを再生するだけです
最大で87℃まで行きました パソコンは落ちませんでしたが、音声が止まってしまいました これでは安心してYoutubeは観れません
パソコンを分解する
先ずはパソコンの裏側のビスを外していきます
ここで注意しなければいけないのは、このパソコンはオークションで購入したパソコンなので、前のオーナーがビスを外し損ねてビスのネジ頭が潰れていないか もし潰れているのなら、その対処が最優先になります
バッテリーを抜いた場所にキーボードを止めている金具があるので、保護シールを剥がし金具を外します
金具はこんな感じでマイナスドライバーを使ってずらせば簡単に外せます
キーボードは両面テープで止まっているので、変形しないように気をつけて外します
キーボードのケーブルをコネクタから外します
コネクタの白い部分を手前にズラすとケーブルは抜けます
くれぐれもケーブルの取り扱いは丁寧に行ってください ケーブルを傷つけるとキーボードは動かなくなります
キーボードが外れました 次は右側のカバーを外します 丸印のビスを外します
丸印の所に爪があり、外す際はこの爪を意識しながら上手くズラせば外れます
カバーを外したら、カバー部分のビスを外していきます
これで上のカバーを外す事ができます 上カバーはタッチパッドケーブルが繋がっているので、それを意識しながら外していきます
キーボードのタッチパッドのケーブルコネクタは、キーボードのケーブルのコネクタの脇になるので外します
□で囲ったケーブルを2ヶ所外します ○で囲ったビスを外します
やっとファンにアクセスできました 画像では判りづらいですが、汚れとホコリでひどいです これじゃCPUも冷えません
ファンは無理やりこじ開ければファンにアクセスできます
因みに映像はエアダスターで掃除済なので、少しは綺麗になっています
ファンを取り出しました プラスチック製なので洗剤で洗ってきます
ファンの外部への吹き出し口等をエアダスターで綺麗にしてやります
吹き出し口のカバーもプラスチック製なので水洗いで綺麗にしてあげましょう
カバーは滅多に外さないので、気になる汚れは徹底的にクリーニングします
キーボードの裏側には両面テープを貼ります 因みに自分の様な適当な貼り方をするとキーボードが浮くので気をつけましょう
組み立て完了 電源も無事に入り、キーボード・タッチパッドも動作しました
CPU温度再計測
Core Tempにて計測します
アイドル時の温度です
37℃まで下がりました しかもファンの音は全く聞こえません
それじゃ負荷をかけてみます Youtubeを再生
ファンは全開近くで回転しますが音は至って静か
CPU温度も80℃を超えなくなり、Youtubeも安定して視聴できます
因みに負荷の数値が交換前と違いますが、Youtubeの動画は同じものを、同じブラウザにて再生しています
CPUの温度は10℃以上下がりファンの音も静かになったので、メンテナンスの効果も最大級ですね
あとがき
CPUファンのメンテナンスは効果覿面でパソコンの寿命を伸ばせるので、お勧めの作業です しかしノートパソコンの場合は、メーカー保証外になるリスクもあるので難しい選択になります しかも作業的には少々難易度が高めなので、お勧めしずらいメンテナンスです
最後に・・・ キーボードの両面テープはしっかり貼りましょう
キーボードが軽く浮いています 自分的には誤差の範囲ですw
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