前回試したelementary OS 5に手応えを感じ、久しぶりにUbuntuを試してみたくなりました UbuntuはLinuxのディストリの中で一番メジャーで安定し、サポートもしっかりしています 但し、ここ最近のUbuntuは軽量をLinuxに求めている方には余りお勧めできない Ubuntuってぶっちゃは使いやすいけど、結構重いんですよね 自分は6年くらい前に Ubuntu12.04をインストールし使っていて、最初はこれが普通と思ったのですが他のLinuxのディストリを試して改めてUbuntuの重量感を感じてしまい、それ以来疎遠になっています だからLinuxのディストリを人に勧める場合は、Ubuntuは勧めずLinux MintやXubuntu 辺りをお勧めしてきました 今日は久しぶりにUbuntuを試してみるのである意味楽しみです 今回はUbuntuなのでLenovo G580とLS-4-64を使って試してみたいと思います 使用するUbuntuも Ubuntu Japanese Team がカスタマイズされた日本語 Remixを使いたいと思います Ubuntuの推奨スペックだけで嫌な予感がしますw
ちなみに日本語 RemixのUbuntuのサポートは下記となっており、インストールするならLTSの長期サポート版のUbuntu 18.04.3をお勧めします
Ubuntu 18.04.3 LTS 2023年4月までサポート
Ubuntu 19.04 2020年1月までサポート
LTSはlong-term support(長期サポート)の略称で
2023年4月までの5年間、無料のセキュリティアップデート及び、メンテナンスアップデートが保証されています
Ubuntu 19.04

Type | Linux |
Based on | Debian |
Package Management | dpkg |
Architecture | armhf, i686, powerpc, ppc64el, s390x, x86_64 |
Desktop | GNOME |
推奨環境
2 GHzデュアルコアプロセッサ以上
2 GBシステムメモリ
25 GBのハードドライブ空き容量
DVDドライブまたはUSBポート
使用するパソコン
Lenovo G580

CPU | Core™ i5-3210M |
RAM | DDR3(PC3-12800 SDRAM)6GB |
VIDEO | Intel HD Graphics 4000 Intel® Ivybridge Mobile |
STORAGE | SSD128GB |
IEEE802.11b/g/n |
LS-4-64

CPU | Intel Celeron N2830 (SoC) Processor |
RAM | DDR3L 4GB |
VIDEO | Intel® HD graphics |
STORAGE | SATADOM 64GB |
LAN機能1x GIGABIT LAN ポート WiFi IEEE 802.11b/g/n + Bluetooth4.0搭載ストレージ ワイヤレス給電 (Qi)Qi V1.1.2 (5V1A=5W max) |
Ubuntu 19.04 日本語 Remix ダウンロード
Ubuntu Japanese Teamさんのサイトは日本語なので特に解説しません ダウンロードのページへ進み「日本語 Remix イメージ」をダウンロードしましょう
Ubuntu Japanese Teamとは、日本においてUbuntuの改善と普及を目指す任意団体です
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください




起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます 使用する言語を選択しUbuntuを試す をクリックします

起動しました

無事に起動したもの、若干挙動に遅延よる「このパソコンじゃ使えない」感が思いっきりアピールしています

描画設定を少し弄ってあげれば少しはマシになるかもしれませんが、はっきり言ってアレですね

Audaciousをダウンロードしてメディアファイルを再生してみたところ、システムモニターも若干ダメサインを出していますね まあこれは初めから判っていたことで、Ubuntuが悪いのではなく Celeron のパソコンで試した自分が悪い訳であって、、 まあこのパソコンはUbuntu系を使うならLubuntu辺りを選択するのが賢いですね
Lenovo G580 で起動
起動方法は先ほどのLS-4-64と一緒です

まあ普通に高速で立ち上がり、反応も爆速 CeleronとCore i5の差を見せつけられた感じ

表計算のLibreOfficeも爆速で立ち上がります でもこうして使ってみるとUbuntuを使う人の気持ちが判りますね 普通に使いやすいんですから

パーテーションソフトのGParted これを使ってパーテーション操作など行います パーテーションの分割や移動 Windowsなんかとマルチブートされる方は、WindowsインストールされたパソコンでLinuxでLive Bootし、GParted を使ってパーテーション分割してLinuxをインストールという流れになります 上図はWindows7がインストールされてG580をパーテーション分割しLinux Mintを入れ、余った領域をDドライブとしてファイルの保存に使っています
まとめ
今回はUbuntu19.04 64bitを使ってみましたが、改めてUbuntuの使いやすさ、シンプル・イズ・ベストを思い知らされましたね 但しそれを手に入れるにはそれなりのスペックが必要とする事も 今回使ってみて判りましたがWindows7モデルなら、Ubuntuは余裕で動くと思います でもそれ以前の世代のパソコンはスペック次第かな でも無理にUbuntuを使わなくとも、LubuntuやXubuntuみたいな、Ubuntuの軽量版の様なディストリも有りますので、Ubuntuを使う際は気をつけてみてください
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