今日はPuppy Linux XenialPup 7.5を使ってみたいと思います
Puppy Linuxは、BarryKaulerによって作成されたホームユーザーのコンピューター向けの、ユニークなコンピューティングソリューションです
300MB以下の小さいサイズで、一般的に使用する為の全てのツールが含まれており、高速で起動し直ぐに使用できます 最新のコンピューターから古いコンピューターに至るまで多くのフレーバーに最適化され、誰にでも使える使いやすさを持ったユーザーフレンドリーなLinuxです
可愛い子犬は、きっと貴方にとって最愛のパートナーになってくれるでしょう
Puppy Linux XenialPup 7.5 (32bit)

Type | Linux |
Based on | Ubuntu 16.04 (Xenial Xerus) |
Architecture | i686, x86_64 |
Desktop | JWM, Openbox |
動作保証する環境
CPU | Pentium 166MMX |
メモリ | 128MB〜 |
256MB(5.x系) 768MB(6.x系) 1GB(7.x系〜) | |
ディスク容量 | 1GB (注1 ) |
(注1 ) 起動時にRAMへシステムを読み込み利用する仕組みで ハードディスク無しでも運用可能 |
ダウンロード
Puppy日本語化ファイルのダウンロード
Puppy Linux XenialPup 7.5を日本語化するファイルは、下記サイトにてダウンロードできます ファイル名は 「 lang_pack_ja-2.1.sfs 」です
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



USBメモリより起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます Enterキーを押します

起動しました Quick Setup画面は閉じます

インストール
インストーラーを起動します

下記をクリック

下記をクリック

下記をクリック

データフォルダで使用しているsda5にインストールします □で囲ったアイコンをクリック

- Puppy LinuxはFrugalインストールという方法を使ってインストールします
- これは普通のフルインストールと違い、既存のドライブにフォルダを作成しPuppyを保存します
- ドライブのファイルシステム(ntfs・ext4等)指定は有ませんし、フォーマットする必要は有ません
- そのドライブはWindowsがインストールしてあるドライブでも構いません
- 今回はデータ保存に使っているドライブにインストールします
[OK]をクリック

Puppyの入っているファイルの場所を指定します USBブートしているので[DIRECTORY]をクリック

USBメモリのsdb1のアイコンをクリックしマウントさせます 下記の場所にある□で囲ったファイルを選択 [select]をクリック ※sdb1をマウントさせないとmntフォルダにsdb1は表示されません

[OK]をクリックするとファイルコピーが始まりインストールされます

ブートローダーGrub4Dosをインストールします[Yes]をクリック

sda1にインストールしてあるOSをスキャンします sdb1をスキャンしないよう下記オプションにチェックをいれます [OK]をクリック

スキャンされたOSが表示されました ここでは編集も出来るので編集後に[OK]をクリック

[OK]をクリック

完了しました [OK]をクリックしパソコンをシャットダウンします シャットダウンの際にデータをsaveするか聞いてきますが、ここではNoを選択 USBメモリを抜いてパソコンを起動させます

起動
パソコンを起動させます ブート画面が表示されます Puppyを起動させます

日本語化
起動したら日本語化ファイルをクリック

[OK]をクリック

[Run]をクリック 日本語化されます


セットアップにて言語・タイムゾーン・キーボードレイアウトを日本を選択します

Xを再起動させます

無事に日本語化されました

日本語入力も問題なく使えます

ネットワークの設定
ネットワークの設定をします 下記アイコンをクリック

下記アイコンをクリック

Wi-fiで接続するので、下記アイコンをクリック

接続するネットワークを選択しパスワードを入力 [接続]をクリック

接続に成功するとファイアウォールの設定をします

[Apply]をクリック

ファイアウォールが起動しました [デフォルトとして設定]をクリック

アプリケーション
Palemoon
ブラウザを起動させます 軽量ブラウザのPalemoonなので比較的軽快に立ち上がります

Puppyパッケージマネージャ
アプリ管理ツールのPuppyパッケージマネージャを起動し、データベースを更新させます

DeaDBeeF
ミュージックプレイヤーはDeaDBeeFがインストールされています 起動も軽快で高音質のミュージックプレイヤーです

セッションの保存
初めてPuppyを起動し、シャットダウンさせる際にセッションの保存ファイルを作成します
下記をクリック

下記クリック

保存場所はPuppyと同じ場所を推奨します 下記をクリック

下記をクリック

OKをクリック

保存サイズを指定します これは後からでも増やす事も来ますのでデフォルトでも構いません OKをクリック

ファイル名を入力します ここは未記入でデフォルトの名前が付くので、未記入でOKをクリック

下記クリックします

保存ファイル作成しシャットダウンされます

VAIO TypeP VGN-90HS

CPU | Intel® Atom Processor Z540 |
RAM | DDR2( SDRAM)2GB |
STORAGE | SSD64GB |
あとがき
Puppy Linux XenialPup 7.5はTypePでも軽快に動作し快適に使えます ぶっちゃけPuppyを仕事で使えるくらいのアプリは揃っていますので、即戦力なディストリでもあります

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