久しぶりにタイトルに「超軽量」を入れてみました それは軽量という言葉に偽りがないホンモノを紹介するからです
Linux Mintのフォーラムの、Linux Mint Debian Edition 3 LXDE LTS-Versionです 以前紹介したLinux Mint 19.3 LXDE LTS-Version 32bitも軽量なディストリですが、これはハッキリ言って別格です
そして軽量ディストリを名乗るにはVAIO TypePで軽快に動作しなくてはいけません TypePでどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみです
このディストリは2018年の9月にリリースされたモデルですが、LTS(ロングチームサポート)版なので、2022年の6月まで使えます
Linux Mint Debian Edition 3 LXDE LTS-Version

Release | 2018-09-02 |
Type | Linux |
Based on | Debian |
Architecture | i686, x86_64 |
Desktop | Cinnamon, MATE, LXDE |
Support | 2022-06 |
ダウンロード
VAIO TypeP VGN-90HS

CPU | Intel® Atom Processor Z540 |
RAM | DDR2( SDRAM)2GB |
STORAGE | SSD64GB |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます そのまま[enter]キーを押し起動させます

起動しました 起動後の挙動はPuppy Linux並に軽量な感じで期待で胸膨らみます

日本語化
とりえずアップデートし日本語関連の設定します
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get -y install task-japanese locales-all
$ localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE=”ja_JP:ja”
$ source /etc/default/locale
$ echo $LANG



一旦ログアウトします 再ログインで日本語化されます
ログインは USER:mint PASS:なし でログインできます
ログインの際に、言語変更に伴うフォルダ名の変更を聞いてきます 右を選択肢変更します

無事日本語化されました 因みにインストールして使う場合は日本語でインストールできますので、この作業はいりません


キーボードレイアウト変更
キーボードレイアウトを変更します
$ sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration


PCManFM
ファイルマネージャーは軽量高機能なPCManFMです

Mintinstall
アプリ管理ツールのMintinstallです
GUI操作にてアプリのインストールが出来るのでコマンド操作の苦手な人でも、気軽に使う事が出来ます

Synapticパッケージマネージャー
こちらもアプリ管理ツールの定番、Synapticパッケージマネージャーです
こちらもGUI操作にてアプリのインストールが出来るツールです

ついでなのでミュージックプレイヤーのAudaciousをインストールします 検索にて「audacious」で現れます
ミュージックプレイヤーの音飛び問題
ミュージックプレイヤーのAudaciousを起動
しかしここで問題発生 再生時に音飛びします しかしこれは想定内です TypePでDebian系のディストリでは大体音飛びします 対策は・・・
Audaciousの設定で出力プラグインのデフォルトで使われているPulseAudioを外します 他を選択 無事に音飛び解消

Audaciousは高機能高音質のミュージックプレイヤーです かなりお勧めのアプリです

LibreOffice
オフィスアプリはLibreOfficeがフルで入っています
MS社のオフィスと遜色ないパフォーマンスは、もはや無料の領域を超えています


GIMP
画像加工ツールのGIMPです
A社の高価なアプリと変わらないパフォーマンスは素晴らしいの一言 このアプリも無料の領域を超えています
そんな事よりこのGIMPが、低スペックでお馴染みのVAIO TypePで使える事が凄いです Linux最高に尽きます

カスタマイズ
在り来たりですがパネルを左に設置 ウィジェットのconkyをインストールしてカスタマイズ DockランチャーのPlankをインストール テーマはインストールしてあるものを選択しカスタマイズ終了 これでいて軽量で使えるLMDE3は最高のディストリビューションですね

あとがき
Linux Mint Debian Edition 3 LXDE LTS-Version 32bitは、VAIO TypePで滅茶苦茶軽量に使えました ハッキリ言ってTypeP持ちの方には絶対に試して欲しい逸品です

Windows7の乗り換え先としても十分なパフォーマンスを持ち合わせているので、自信を持ってお勧めします もう褒める言葉しか出てこない程、これは最高のディストリなので迷わず使ってみましょう とりあえず今回自分がやった様に、USBブートで試してみることをお勧めします

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