今日はMakuluLinuxを使ってみたいと思います
MakuluLinuxはVietnam(ベトナム)のディストリで、その外観はスッキリと綺麗に纏まった印象 ある意味ビジュアル系ディストリと言っても良いディストリビューションです
アーキテクチャは64bit デフォルトのデスクトップは Cinnamonを採用しているので、Ivy Bridge 世代のCorei5を積んだLenovo G580を使います
2021年 最新のMakuluLinuxの記事はこちらです↓↓

MakuluLinux 2020-02-21


ダウンロード
Lenovo G580

CPU | Core™ i5-3210M |
RAM | DDR3(PC3-12800 SDRAM)6GB |
VIDEO | Intel HD Graphics 4000 Intel® Ivybridge Mobile |
STORAGE | SSD128GB |
IEEE802.11b/g/n |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



USBメモリを使って起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます そのまま[enter]キーを押します

起動しました 起動後の挙動はかなり快適です まあCorei5のパソコンなので当然と言っちゃ当然ですね

Liveセッションでの日本語化
System Settings の Language Settings を Japanese へ変更します
デフォルトでは日本語は無いので、青で囲ったLanguage supportで日本語を追加します そして赤で囲ったLanguageとRegionをJapaneseに変更 緑で囲ったSystem localeを押します

次はタイムゾーンの変更ですが、デフォルトでロックされていますのでロック解除します パスワードを求められますので「makulu」入力 地図上で日本を選ぶとAsia/Tokyoになります

キーボードレイアウトの変更は、KeyboadのLayoutsタブにてJapaneseを追加します デフォルトで入っているものは削除します

一旦ログアウトします 再ログインで日本語化されます ログインの際のUser Passは下記を入力します
USER | makulu |
PASSWORD | makulu |
Desktop
再ログイン完了 メニューランチャーの左下のアイコンをクリックすると…

メニューランチャーを小さくする事ができます


システム設定
各種設定ツールのシステム設定です

ソフトウェア
アプリ管理ツールです アプリをGUI操作にてインストール・削除・アップデート出来るツールです

Synapticパッケージマネージャー
定番のアプリ管理ツールのSynapticパッケージマネージャーも用意されています こちらもGUI操作にてアプリのインストールができるツールです

パッケージアップデーター
パッケージ管理ツールのパッケージアップデーターです パッケージを更新するツールです

Nemo
ファイルマネージャーはNemoです

LiberoOffice
オフィスアプリはLiberoOfficeが入っています

LiberoOfficeはMS社のオフィスと同等のパフォーマンスのアプリです

Pinta
Windowsのペイントに少し機能を付け加えた感じの、ペイントアプリPintaです

Audacious
ミュージックプレイヤーは、軽量高音質のAudaciousを追加でインストールしました

Google Chrome
ウェブブラウザはGoogle Chromeです なんだかんだでChromeは使いやすいし便利なブラウザです

デスクトップ上の右クリックメニュー
デスクトップ上の右クリックメニューです

デスクトップの壁紙の変更
壁紙変更はシステム設定の背景を選択すると、右側に壁紙のリストが現れます これは面白い壁紙設定ですね 壁紙は風景画が多いです 少し寂しい感じのものが多いです

インストーラー
インストーラーは左のアイコン「Live Installer」をクリックで起動します

言語を日本語を選択する事により日本語にてインストールできます

セレロンのパソコンで起動してみる
MakuluLinuxは想像以上に軽量に使えたので、試しにセレロンを積んだLS-4-64で起動してみます
LS-4-64

CPU | Intel Celeron N2830 (SoC) Processor |
RAM | DDR3L 4GB |
VIDEO | Intel® HD graphics |
STORAGE | SATADOM 64GB |
LAN機能1x GIGABIT LAN ポート WiFi IEEE 802.11b/g/n + Bluetooth4.0搭載ストレージ ワイヤレス給電 (Qi)Qi V1.1.2 (5V1A=5W max) |
使用感
起動しました 想像以上に使える感じ 最初からこれで試しても良かった気がします Corei5で使っても普通に使えるのは判っていますし

CPUとRAMの消費が少し高めですが使えなくないレベルですね このスペックが使える最低レベルな気がします
しかしMakuluLinuxのデスクトップは、フルHDの解像度にフィットしますね 大きめのメニューランチャーとConkyが映えます

あとがき
MakuluLinux 2020-02-21は一言で面白いディストリです 言葉では表現しにくいですが、「そう来たか」って思わせられる部分が多々あり、使っていて面白かったです 発想のベクトルが少し違う感じで…
MakuluLinuxはロースペック向けでは無いので、Windows7モデルを使えばそのパフォーマンスを発揮できると思います
ロースペック向けでは有りませんがGnome辺りとは違い、Celeron N2830でも動作します UIはWindowsテイストで比較的単純なので、こういった系統が好きな人は試してみるのも一考 意外と新たな発見があるかもしれませんよ

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