今日はUltimate 6.7 Developer KDEを使ってみたいと思います
Ultimate EditionはUSA(アメリカ合衆国)発のUbuntuベースのディストリビューションです 究極の名を持つLinuxはその名に相応しい面構え 人によってはゴツ過ぎて敬遠されがちですが機能的で使いやすいディストリビューションなので選択肢に入れても損はしないと思います
今日はCore i3 3220 搭載のdell OPTIPLEX 3010で日本語起動してみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
Ultimate 6.7 Developer KDE

Release | 2020.10.16 |
Type | Linux |
Based on | Ubuntu |
Package Management | dpkg |
Architecture | armhf, x86_64 |
Desktop | Awesome, Budgie, GNOME, KDE Plasma, MATE, Deepin |
Download
dell OPTIPLEX 3010

CPU | Intel Core™ i3 3220 3.3GHz |
RAM | 4GB DDR3 1600 MHz SDRAM |
STORAGE | SSD128GB |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください




起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます このままEnter キーを押します

起動しました 起動後の挙動は至って軽快 ★★★★☆
このスペックのパソコンなら余裕で快適に使えます

Live Bootセッションでの日本語化
System Settingsを起動します
本来ならLanguageを日本語設定したところですが、バグか何かで出来ないみたいなのでFormatsのみで日本語化させます

ついでにタイムゾーンもAsia/Japanに変更します

一旦ログアウトして再ログインでデスクトップは日本語化されます
ログインの際のパスワードは未記入でログインできます
Desktop

Ultimate 6.7 Developer KDEのデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です
パネルアイテム 左側

アプリケーションランチャー
KDE Plasmaのアプリケーションランチャーはウィジェットなので、カスタマイズ性が高くアレコレできるので便利ですね

パネルアイテム 右側

Status and Notifications
パネルアイテム右側のアプリのステータスと通知領域です

デスクトップ上での右クリックメニュー

デスクトップの設定
デスクトップの設定にはオリジナルの背景画像が用意されています

Sytem Tools
System Settings
各種設定ツールのSystem Settingsです

Dolphin
高機能なファイルマネージャーのDolphinです

Discover
アプリ管理ツールのDiscoverです
GUI操作にてアプリをインストールできるツールです
Ultimate 6.7 Developer KDEにはSynapticパッケージマネージャーもバンドルされています

Konsole
ターミナルエミュレーターのKonsoleです

Applications
Firefox
ウェブブラウザのFirefoxです
このパソコンでは軽快にブラウジングを楽しめます

LibreOffice
オフィスアプリのLibreOfficeです
LibreOfficeは比較的軽量なので、このパソコンでは軽快に使う事ができます

GIMP
画像編集アプリのGIMPです
かなりの多機能ツールですが比較的軽快なアプリなので、余裕で使う事ができます

Elisa
ミュージックプレイヤーのElisaです
使いやすさを考えるとAudaciousかAmarokをインストールした方が良いかもしれませんね

日本語入力
Ultimate 6.7 Developer KDEにはim-configが入っているので設定とMozcをインストール設定して使う事ができます
メニューランチャーの設置より入力メソッドを起動します
im-configが起動します
このウィンドウが開くのでOKをクリックします

このウィンドウが開くので、下記のようにMozcを選択してOKをクリックします

これでIBusが使えますが、もう一つ設定します
メニューランチャーよりIBusの設定を起動させます
起動時に下記ウィンドウが開き設定を促します

テキストエディッタにてhome/.bashrcを開き、下記を追記します
export GTK_IM_MODULE=ibus
export XMODIFIERS=@im=ibus
export QT_IM_MODULE=ibus
.bashrcファイルは非表示ファイルなので、通常設定でのファイルマネージャーでは表示されません
ファイルマネージャーの設定で非表示ファイルを表示にて表示できます
ibus-mozcをインストール
インストールはKonsoleかSynapticパッケージマネージャーを使います
ここではSynapticを使うので起動させます
SynapticはLanguageを日本語にしていないので英語で起動します
検索よりmozcを検索して、検索結果からibus-mozcを選択インストールします
インストールは目的のファイルを右クリックでインストール指定をセットして、実行をクリックします

一旦ログアウトして再ログインします
IBusを設定
再ログインするとパネルにIBusが常駐しているので、クリックして設定画面を開きます
Input Methodタブで日本語キーボードとMozcが設定されている事を確認します

ワープロアプリを起動して、日本語入力のテストをします

インストール
左側のアイコンにてインストーラーを起動します
インストーラーは言語を選択して使う事ができるので比較的簡単に扱えます

あとがき
Ultimate 6.7 Developer KDEは色々な面で魅力的なディストリビューションです 実は自分は一回もインストールした事がないので、次のリリースではインストールしてみたいですね
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