今日はSereneLinux Beta8Fを使ってみたいと思います
日本製ディストリビューションで有名なSereneLinux
使いやすさ・デザインの美しさ・軽量性・機能性を拘り開発された日本製の究極OS
メモリ使用量を極限まで抑え、1GB未満のコンピューターでも快適さを追求
その使いやすさと軽快さで、日本製Linuxの頂を一気に駆け登ってゆきました
そんなSereneLinuxがリニューアル
Ubuntuベースで開発を進めてきましたが、本バージョンよりFedoraベースへとシフトチェンジ
この思い切った舵取りは、正直ビックリさせられました
FedoraベースのSereneLinuxの全貌が、今明らかに

今日はCeleron搭載の ECS LIVE STATION LS-4-64で日本語起動してみます
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
SereneLinux 33 ja 2020.12.31

Release | 2021.01.01 |
Type | Linux |
Based on | Fedora |
Package Management | RPM (dnf) |
Architecture | x86_64 |
Desktop | Xfce |
Download
ECS LIVE STATION LS-4-64

CPU | Intel Celeron N2830 (SoC) Processor |
RAM | DDR3L 4GB |
VIDEO | Intel® HD graphics |
STORAGE | SATADOM 64GB |
LAN機能1x GIGABIT LAN ポート WiFi IEEE 802.11b/g/n + Bluetooth4.0搭載ストレージ ワイヤレス給電 (Qi)Qi V1.1.2 (5V1A=5W max) |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



USBメモリを使って起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます このまま一番上を選択[Enter]キーを押します

Desktop
起動しました このパソコンでの起動後の挙動はそこそこ軽快★★★☆☆
Live BootはUSBメモリの速度に依存するので、普通にインストールするとかなり軽快に動作するでしょう

SereneLinux Beta8Fのデスクトップはパネルは上に設置 下にはパネルランチャーを設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です
ログイン画面
ログイン画面はユーザーパスワード入力でログインできます

Liveセッションでのユーザーパスワードは「 serene 」です
パネルアイテム 左側

Whisker Menu
メニューランチャーはXfceのWhisker Menuが設置されています

パネルアイテム 右側

ネットワーク
有線ネットワーク・接続可能な無線WiFiネットワークのSSIDを表示・設定・接続ツールです

パネルランチャー
パネルランチャーには定番のアプリやツールが設定されています

定番のGoogleのオンラインツールがクイック起動できます

デスクトップ上での右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューはXfceなので、アプリケーションランチャーが設置されアプリ等の起動が可能です

デスクトップの設定
デスクトップの設定にはオリジナルの画像が用意されています

System Tools
設定マネージャー
各種設定ツールの設定マネージャーです

Terminal
ターミナルエミュレーターのTerminalです

Discover
アプリ管理ツールのDiscoverです
GUI操作にてアプリをインストールできるツールです

Thunar
高機能なファイルマネージャーのThunarです

Applications
Flast
ウェブブラウザのFlastです
このパソコンでは起動は遅いですが、起動後はそこそこ動作してくれます

GIMP
画像編集アプリの定番のGIMPです
このパソコンではそこそこ軽快に動作してくれます

GParted
パーティション編集ツールのGPartedです
GUI操作にて簡単にパーティションを編集できるツールです
簡単の操作できるという事は、逆に言えばパーティションを簡単に壊すことができます
ご利用の際は慎重に…

VLCメディアプレイヤー
メディアプレイヤーの定番のVLCです

日本語入力
SereneLinux Beta8Fは日本語入力関連は設定済みなので、特に設定する事なく使うことができます
IBusの設定
パネルに常駐しているIBusをクリックして設定画面を確認します
入力メソッドはMozcが設定されています

テキストエディッタが無いのでインストールして、日本語入力のテストをしてみます

インストール
アプリケーションメニューよりインストーラーを起動
インストーラーは言語を選択して使用できるので、比較的簡単に扱うことができます

あとがき
リニューアルされたSereneLinuxは、普通にSereneLinuxでした
ベースになるディストリビューションは変わっても、開発者は一緒
変わらないという事は大切ですね
最新のLinuxはGUI操作で使うことができるので、dnfはほとんど使わず仕舞いでした
Fedora化されて、益々今後も楽しみなSereneLinuxですね
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