今日はLinux Mint 20.1 Ulyssa MATEを使ってみたいと思います
先日はLinux Mint 20.1 Ulyssa Cinnamonを、Windows7モデルのCore i3 3220 搭載のdell OPTIPLEX 3010 にインストールしました 今回はそんなLinux MintのMATEデスクトップ版をCeleron N2830 搭載の ECS LIVE STATION LS-4-64にインストールしてみたいと思います MATEデスクトップは機能的で、Cinnamonデスクトップに比べて比較的軽量で低スペックのパソコンでもLinux Mintを楽しむことができます
Linux Mint 20.1 Ulyssa については、先日の記事をご覧ください

今回リリースされたLinux Mint 20.1は、2025年までサポートされる長期サポート版なので、Linux Mintに乗り換える絶好の機会です
今日はCeleron N2830 搭載の ECS LIVE STATION LS-4-64にインストールしてみます
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
Linux Mint 20.1 Ulyssa MATE

Release | 2021.01.08 |
Type | Linux |
Based on | Ubuntu (LTS) |
Package Management | dpkg |
Architecture | x86_64 |
Desktop | Cinnamon, MATE, Xfce |
システム要件
CPU | – |
メモリ | 1GB(2GBを推奨) |
ディスク容量 | 15GB(20GB推奨) |
1024×768の解像度 |
この数値は公式よりアナウンスされているものです
Download
ECS LIVE STATION LS-4-64

CPU | Intel Celeron N2830 (SoC) Processor |
RAM | DDR3L 4GB |
VIDEO | Intel® HD graphics |
STORAGE | SATADOM 64GB |
LAN機能1x GIGABIT LAN ポート WiFi IEEE 802.11b/g/n + Bluetooth4.0搭載ストレージ ワイヤレス給電 (Qi)Qi V1.1.2 (5V1A=5W max) |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



インストール

インストール作業の詳細は割愛します 先日のインストールした記事をご参考にしてください

Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は、そこそこ軽快 ★★★☆☆
普通に使えるレベルで動作します

Linux Mint 20.1 Ulyssa MATEのデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です
ログイン画面
ログイン画面ではユーザーパスワードを入力でログインできます

Lock画面
Lock画面は、設定したアイドル時間超過か、強制でコンピューターをロックさせる事ができます
ユーザーパスワードを入力でロックを解除できます

パネルアイテム 左側

Mint Menu
MATEデスクトップのMint Menuは機能的で使いやすいランチャーです

パネルアイテム 右側

アップデートマネージャー
システム・アプリ等の更新を通知・設定できるツールです

デスクトップ上での右クリックメニュー

デスクトップの外観の設定
背景画像はMint系やMATE系の背景画像が用意されています

System Tools
コントロールセンター
各種設定ツールのコントロールセンターです

ソフトウェアマネージャー
アプリ管理ツールのソフトウェアマネージャーです
GUI操作にてアプリをインストールできるツールです
因みにアップデートマネージャーとは別ツールです

Caja
ファイルマネージャーのCajaです

MATE端末
ターミナルエミュレーターのMATE端末です

Applications
Firefox
ウェブブラウザのFirefoxです
このパソコンでは起動は遅いですが、起動後はそこそこ軽快に動作します

LibreOffice
オフィスアプリのLibreOfficeです
このパソコンでは、そこそこ軽快に動作してくれます

Xviewer
画像ビューアのXviewerです

Rhythmbox
ミュージックプレイヤーのRhythmboxです

日本語入力
Linux Mint 20.1 Ulyssa MATEはインストール後に、特に設定することなく日本語入力を使うことができます
パネルに常駐しているFcitxをクリックして設定画面を開きます
入力メソッドは日本語キーボードとMozcが設定されています

ワープロアプリを起動して、日本語入力のテストをします

あとがき
Linux Mint 20.1 Ulyssa MATEは、そこそこは軽快に動作しますが軽量なディストリビューションと言えるほどは軽量ではありません やはりUbuntu系のディストリビューションとの相性なのでしょうか、Debian・Arch・Manjaro・SparkyLinux系のMATEに比べて軽快には動作してくれない印象ですね
しかしながらMATEデスクトップの機能的な面での魅力は大きく、Linux Mntとの相性もあって総合的には使い勝手の良いディストリビューションに仕上がっています

インストールするならWindows7モデルを使った方が無難ですね 今回使ったパソコンに搭載されているCPU以上は使いたいところです
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