今日は2021.11.27にリリースされたQuark 20.04.5を使ってみたいと思います
QuarkはUbuntuをベースにしたユーザーフレンドリーなデスクトップ指向のオペレーティングシステムです Ubuntuをベースにビルドしたシステムは、独自のQ4OSツールを統合しQ4OSのアメニティを提供します

QuarkはGlobal Themeを使い、KDE Plasmaで様々なデスクトップを演出 Windows10・WindowsXP・Q4OSと見たことのあるデスクトップでユーザーを楽しませてくれます
Quarkのは、デフォルトのビジュアルテーマを除いて、同じの2つの同等のバリエーションで提供 Q4OS Debonaireテーマを備えたエディション Windows10のようなテーマを備えた2番目のバリアント Windows10のテーマはフリーソフトウェアプロジェクトから独占的にコンパイル
今日はCore2Duo E7400搭載の富士通 FMV DESKPOWER CE/B40に日本語インストールしてみます
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
今回は解像度1920×1080にて使用してみたいと思います
Quark 20.04.5

Release | 2021.11.27 |
Type | Linux |
Based on | Ubuntu |
Architecture | x86_64 |
Desktop | KDE Plasma, Trinity |
Download
今回使用するISOイメージファイルは、quark-20.04.5-x64-qr1.isoです
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください




起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます F2を押して使用する言語を、F3を押してキーマップを選択して Enter キーを押します

Quark 20.04.5の起動中の画面です

このウィンドウが現れます 左側のKubuntuを試すをクリックします

起動しました それでは順に沿ってインストールしていきます

- ネットワークに接続
- インストーラーを起動
インストール
インストーラーが起動しました
インストーラーは使用する言語で使うことができます

Quark 20.04.5のインストールは下記記事をご参考にしてください

Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は至って軽快 ★★★★☆
快適に動作します

Quark 20.04.5 のデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です

アプリケーション
アプリケーションランチャーは、KDEの機能的なランチャーが設置されています
windows10調にカスタマイズされています

サウンドコントロール
パソコンに装備されているサウンドデバイスの音量調節です

クリックメニューで音量の設定を呼び出せます

日時
パネル上はデジタル時計を表示 クリックでカレンダーが表示されます

右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューです

デスクトップの設定
デスクトップの設定にはオリジナルの背景画像が用意されています
なんか似ている気がしますが気のせいでしょうw

System Tools
KDEシステム設定
各種設定ツールのグローバルなKDEプラットフォーム設定のシステムマネージャーです
デスクトップをカスタマイズおよび管理 検索機能で想定される設定を絞り込み、アイコンより詳細情報を示すツールチップが表示できます

Dolphin
Dolphinは使いやすさを重視したKDEのファイルマネージャーです
地味にWindowsテイストにカスタマイズされています

Konsole
KonsoleはKDEの端末エミュレータです

Discover
DiscoverはKDEのアプリ管理ツールです
GUI操作にてカテゴリ別・検索または参照し、スクリーンショットやレビューを読んでユーザーが求めるアプリをインストールすることが出来ます
DiscoverはPlasmaやKDE全てのアプリのアドオンを検索インストール管理することが出来ます

Applications
Firefox
Mozilla FirefoxはMozilla Foundation及び、その傘下のMozilla Corporationによって開発されているフリーでオープンソースのウェブブラウザです
プライバシーを一切侵害せず、あらゆるユーザーの為に開発 ユーザーに関するデータを収集せず、強力なプライバシー設定でトラッカーによるウェブ追跡をブロックします

このパソコンでは、そこそこ軽快に動作します
Thunderbird
メールクライアントのThunderbirdです

このパソコンでは、そこそこ軽快に動作します
LibreOffice
LibreOfficeはThe Document Foundation(ザ ドキュメント ファンデーション、ドキュメント財団)のオープンソースのオフィスアプリです

Writer(文書作成)・Calc(表計算)・Impress(プレゼンテーション)・Draw(ベクタードローグラフィック)・Base(データベース)・Math(数式作成)から構成され、MS社のオフィスと遜色ないパフォーマンスを見せてくれます

このパソコンでは軽快に動作します
Gwenview
軽量画像ビューアのGwenviewです

このパソコンでは軽快に動作します
Elisa
ミュージックプレイヤーのElisaです
このパソコンでは、そこそこ軽快に動作します

このパソコンでは、そこそこ軽快に動作します
日本語入力
Quark 20.04 Windows Lookには日本語入力関連ツールはインストール済みです
Mozcのみ追加インストール設定します
fcitx-mozcをインストール
Konsoleを起動します
下記コマンドを入力します
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install fcitx-mozc
パネルに常駐しているキーボードよりFcitxを再起動させます

Fcitxを設定
引き続きパネルに常駐しているキーボードよりFcitxの設定を起動します
入力メソッドタブで日本語キーボードとMozcが設定されていることを確認します

ワープロアプリを起動して日本語入力のテストをします

あとがき
Quark 20.04.5はCore2Duo E7400搭載したWindows Vista世代のパソコンの富士通FMV DESKPOWER CE/B40で、軽快に動作しました


今回のインストールで消費した容量は8,24GBと無難に収まりました インストールするなら25GB以上は欲しいところですね

インストールするパソコンは64bit版なので、今回使用したパソコンの様なWindows Vistaモデル以上になると思います
今回使用したパソコン
FMV DESKPOWER CE/B40 FUJITSU


CPU | Core2Duo E7400 2.8GHz |
RAM | DDR2 SDRAM PC2-6400 4GB (2GB ×2) |
VIDEO | Intel Graphics Media Accelerator 3100(M/B内蔵) |
STORAGE | SATA HDD 230GB |
Windows Vistaモデル 現在Windows10運用中 |
コメント