2022.01 Manjaro Linux 21.2.2 KDE Plasmaを、Core 2 Duo P8600搭載の東芝 Dynabook TH/64H2にインストール

Arch
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2022.01.23にリリースされたManjaro Linux 21.2.2 KDE Plasmaを使ってみたいと思います
ポイントリリースが続くManajroですが、ここにきて21.2.2をリリース

Manjaro はArch Linuxと互換性を持ちArchのパッケージ管理システム(pacman)をそのまま使用することができ、ユーザーフレンドリーなディストリビューションです

Arch Linuxと互換性を持ち、Arch Linuxと同様にローリングリリースモデルを採用 アプリ管理はpacmanをそのまま使用します Manjaro公式デスクトップ環境にXfce・KDE・GNOME・Net Editionと提供 コミュニティエディションにはCinnamon・Budgie・MATE・LXQt・E17等が用意されています

今回は公式エディションの一つの、デスクトップ志向なKDE Plasma環境をチョイス

KDE Plasmaは機能的なデスクトップレイアウトとカスタマイズで、機能的で使いやすいUIに仕上がっています

今日はCore 2 Duo P8600搭載の東芝 Dynabook TH/64H2にインストールしてみたいと思います

インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします

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Manjaro 21.2.2 Qonos KDE Plasma

Release 2022.01.23
Type Linux
Based on Arch
Package Management Pacman, snap
Architecture aarch64, x86_64
Desktop Awesome, bspwm, Budgie, Cinnamon, GNOME, i3, KDE Plasma, LXDE, LXQt, MATE, Openbox, Xfce

推奨システム要件

CPU1GHz
メモリ1GB
ディスク容量30GB
高解像度(HD)グラフィックスカードとモニター
ブロードバンドインターネット接続

この数値は公式よりアナウンスされているものです

Manjaro Linux
ManjaroLinuxはArchLinuxをベースとした、ユーザーフレンドリーなディストリビューションですManjaroはArchLinuxと互換性を持ち、ArchLinuxと同様にローリングリリースモデルを採用 アプリ管理にもpacma...

Download

Manjaro
ThispageprovidesanoverviewofManjaroLinux,anopensourceoperatingsystemdesignedforeaseofuse.Learnaboutitsfeatures,installation,andsupportoptions.GetthemostoutofMan...

今回使用するISOイメージファイルは、manjaro-kde-21.2.2-220123-linux515.isoです

Live BootできるUSBメモリの作成

パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください

Rufus (ルーファス) を使ってISOファイルからBoot USBを作成する
Rufus(ルーファス)とはISOファイルをUSBメモリに書き込む事の出来るソフトです準備先ずはRufusをダウンロードします下記公式ページよりダウンロードできますDownloadRufusはインストールしなくても使えるアプリです使用方法ダ...
MacでUnetbootinを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成する
MacでUnetbootinを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します 作業に使うMacはMacBookAirでOSⅩのバージョンは「HighSierra」ですUnetbootinをダウンロードまずはUnetbootinをダウン...
LinuxでLinuxが起動できるLive Boot USBメモリを作成する(GParted、UNetbootin)
LiveBootUSBメモリを使えばLinuxを自分のパソコンにインストールすることなく試す事ができます作業にはGPartedとUNetbootinを使用します準備UNetbootinインストール使用しているディストリビューションのTerm...

起動

USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します

この画面が現れます Timezone・Keytable・langを使用するものを選択し、上から4番目より Enter キーを押します

起動しました それでは順に沿ってインストールしていきます

  1. ネットワークに接続
  2. インストーラーを起動

インストール

インストーラーが起動しました
インストーラーは使用する言語で使うことができます

早速ですが、使用する言語を日本語をセレクト するとインストーラーは日本語になります

インストーラーは文字化けすことなく普通に起動します

インストール作業は割愛します
Manjaro Linuxのインストールは、下記記事をご覧ください

2021.05 Manjaro cinnamon 21.0.4 Ornara を、Core i3 3220 搭載のdell OPTIPLEX 3010 に日本語インストール
今日は2021.05.06リリースされたManjarocinnamon21.0.4Ornaraを使ってみたいと思いますManjaroはArchLinuxをベースとした、ユーザーフレンドリーなディストリビューションですArchLinuxと互換...

Desktop

このパソコンでの起動後の挙動は至って快適 ★★★☆
普通に即戦力で使うことができます

Manjaro Linux 21.2.2 KDE Plasmaのデスクトップはパネルは下に設置
マウスは左ダブルクリック実行の設定です

アプリケーション

アプリケーションランチャーは、KDEの機能的なランチャーが設置されています

Manajroセッティングマネージャー

Manjaroの設定ツールのManajroセッティングマネージャーです
利用可能な最新のカーネル等がある場合通知してくれます

Pamac

Pamacはパッケージ マネージャーです Alpm・AUR・Flatpak・Snapをサポートする高機能なパッケージマネージャーです
強力な機能がセットされていますが、ビギナーユーザーでも使いやすいインターフェース
ユーザーライクなパッケージマネージャーです

ここではアップデートマネージャーとして機能 ユーザーに大切な更新情報を通知します

サウンドコントロール

パソコンに装備されているサウンドデバイスの音量調節です

クリックメニューで音量の設定を呼び出せます

状態と通知

右側のパネルアイテムの状態と通知を表示します

日時

パネル上はデジタル時計を表示 クリックでカレンダーが表示されます

右クリックメニュー

デスクトップ上での右クリックメニューです

デスクトップの設定

デスクトップの設定にはオリジナルの背景画像が用意されています

System Tools

KDEシステム設定

各種設定ツールのグローバルなKDEプラットフォーム設定のシステムマネージャーです
デスクトップをカスタマイズおよび管理 検索機能で想定される設定を絞り込み、アイコンより詳細情報を示すツールチップが表示できます

Dolphin

Dolphinは使いやすさを重視したKDEのファイルマネージャーです

Konsole

KonsoleはKDEの端末エミュレータです

Pamac

Pamacはパッケージ マネージャーです Alpm・AUR・Flatpak・Snapをサポートする高機能なパッケージマネージャーです
強力な機能がセットされていますが、ビギナーユーザーでも使いやすいインターフェース
ユーザーライクなパッケージマネージャーです

Applications

Firefox

Mozilla FirefoxはMozilla Foundation及び、その傘下のMozilla Corporationによって開発されているフリーでオープンソースのウェブブラウザです
プライバシーを一切侵害せず、あらゆるユーザーの為に開発 ユーザーに関するデータを収集せず、強力なプライバシー設定でトラッカーによるウェブ追跡をブロックします

このパソコンでは軽快に動作しました

ONLYOFFICE

オフィスアプリのONLYOFFICEです

このパソコンでは軽快に動作しました

Gwenview

Gwenviewは、KDEデスクトップの画像ビューアです
高速で使いやすいビューアで、画像のコレクションを参照して表示させるには最適なアプリです

Gwenviewは編集面でも簡単な画像操作をサポート 回転・ミラー・反転・サイズ変更・コピー・移動・削除などの基本的なファイル管理アクションをサポート
スタンドアロンアプリケーションとKonquerorブラウザの埋め込みビューアの両方として機能 KIPIプラグインを使用して拡張できます

このパソコンでは軽快に動作します

Elisa

Elisaは、KDEコミュニティによって開発された音楽プレーヤーです
シンプルで使いやすくユーザーのワークフローやユースケースに対応するための柔軟なプレイヤーを意識してビルド WindowsやMac等の多くのプラットフォームのサポートを損なうことなく、KDEコミュニティのPlasmaデスクトップとの統合に重点を置き、ユーザーのプライバシーを尊重しビルドされています

日本語入力

日本語入力関連ツールをインストール設定します

Fcitxをインストール

Konsoleを起動します
下記コマンドを入力します

$ sudo pacman -Sy
$ sudo pacman -S fcitx fcitx-mozc fcitx-configtool

.xprofileを作成

テキストエディタを起動します
homeフォルダに.xprofileを作成し、下記を記述して保存します

export GTK_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx

ファイルマネージャー非表示ファイルは表示しない設定になっています
.xprofileは非表示ファイルなので保存後は、ファイルマネージャー上では表示されません
表示設定で隠しファイルを表示にチェックを入れると表示させる事ができます

一旦ログアウトします

Fcitxを設定

再ログインするとパネルにはFcitxが常駐しているので、クリックして設定画面を開きます

入力メソッドの設定で、日本語キーボードMozcが設定されている事を確認します

ワープロアプリを起動して、日本語入力のテストをします

あとがき

Manjaro Linux 21.2.2 KDE Plasmaは、Core 2 Duo P8600搭載の東芝 Dynabook TH/64H2で快適に使うことができました

今回のインストールで消費した容量は9.49GBと無難に収まりました インストールするなら25GBは欲しいところですね この辺はユーザーの使い勝手で臨機応変に対応して行きましょう

インストールするパソコンはManjaroは64bitのみなので、今回の様にWindows Vista世代のパソコン以上になると思います

今回使用したパソコン

東芝 Dynabook TH/64H2

CPUCore 2 Duo P8600(2.40GHz)
RAMDDR2 SDRAM PC2-6400 4GB (2GB ×2)
VIDEOIntel Graphics Media Accelerator 4500(M/B内蔵)
STORAGESATA SSD 128GB
現在WIndows10にて運用中

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