今日は2022.05.06 にリリースされたLinuxfx 11.1.1109 Plasma Win11を使ってみたいと思います
Linuxfx(Windowsfx)は、Brazil(ブラジル)発の、Ubuntu に基づくデスクトップ指向のオペレーティングシステムです

Microsoft Windows 用に開発されたアプリケーションとの最適な互換性を維持し、コントロールパネルに.exe / .msi互換モードをインストールして、コンピューターをダブルクリックするだけでこの形式のプログラムの実行が可能 見た目から動作に至るまでWindowsテイストを貫きます
堅固なUbuntuベースに基づいた機能的なLinuxディストリビューションのLinuxfxは、脅威のレビュー・脆弱性の修正・リリースのセキュリティ機能のアップグレードを常に行い、本番環境のシステムとワークロードを保護します

アップデートには専用のアプリ管理ツールのDiscoverがプリンストール

GUI操作にてアプリのインストールからアップデートまで、ワンクリックで簡単に操作できるので、Linuxビギナーユーザーでも安心して使う事ができます
今日はWindows VistaモデルのCore2Duo E7400搭載FMV DESKPOWER CE/B40 にインストールしてみます
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
今回は解像度1920×1080にて使用してみたいと思います
Linuxfx 11.1.1109 Plasma Win11

Release | 2022.05.06 |
Type | Linux |
Based on | Ubuntu |
Package Management | dpkg |
Architecture | x86_64 |
Desktop | KDE Plasma, Cinnamon |
システム要件
KDE Plasma | Cinnamon | Xfce | |
CPU | デュアルコアCPU | デュアルコアCPU | ー |
メモリ | 2GB | 2GB | 1GB |
この数値は公式よりアナウンスされているものです

ダウンロード
今回使用するISOイメージはlinuxfx-11.1.1109-plasma-win11-theme.isoです
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください




起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます 画面の指示通りF2を押して使用したい言語を選択します

使用したい言語を選択します

このままEnterキーを押します

起動しました それでは順に従いインストールして行きます

- ネットワークに接続
- インストーラーを起動
インストール
使用する言語を選択します

インストールは下記記事をご覧ください

Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は、至って軽快 ★★★☆
Windows11の画面と想像以上の軽さにwkwkします

Linuxfx 11.1.1109 Plasma Win11はパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です

アプリケーション
Linuxfx 11.1.1109 Plasma Win11のアプリケーションランチャーはシンプルなタイプが設置
窓マークのアイコンをクリックで、アプリケーションランチャーが開きます

天気
簡単な設定で使うことができるお天気予報ツールです

サウンドコントロール
パソコンのサウンドデバイスの音量調節です

クリックメニューよりサウンド設定ツールが起動します

状態と通知
パネル右側に常駐しているアイテムの状態と通知を表示します

日時
パネル上はデジタル時計を表示 クリックでカレンダーツールが開きます

デスクトップ上での右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューです

デスクトップの設定
デスクトップの設定には、Windows11テイストな背景画像が収録されています

System Tools
システム設定
各種設定ツールのシステム設定です

Konsole
KDE環境のターミナルエミュレーターのKonsoleです

Dolphin
KDE環境のファイルマネージャーのDolphinです

Discover
KDE環境のアプリ管理ツールのDiscoverです
GUI操作にてアプリのインストールや更新ができるツールです

Applications
Microsoft Edge
Microsoft Edgeは、マイクロソフトより開発されているウェブブラウザです

マイクロソフトがInternet Explorer11の後継として開発したWebブラウザで、デスクトップ用Windows10とモバイルデバイス版Windows10両方のデフォルトブラウザとして提供
現在はChromiumをベースに再構築された新バージョンに移行
EdgeHTMLベースの旧Edgeは2021年3月9日にサポートを終了
新しいEdgeはInternet Explorer11との完全な互換性を持つ「IEモード」を搭載 Chrome ウェブストアの拡張機能も利用可能
マルチプラットフォームのソフトウェアとしてiOS・macOS・Android・Linux版も配布されています

このパソコンでは軽快に動作します
Google Chrome
ウェブブラウザのGoogle Chromeです
なんだかんだで使い勝手良く、人気のブラウザです

このパソコンでは軽快に動作します

ONLYOFFICE
オフィスアプリのONLYOFFICEです
このパソコンでは快適に動作します

このパソコンでは軽快に動作します

Gwenview
画像ビューアのGwenviewです

このパソコンでは軽快に動作しました
VLCメディアプレイヤー
定番のメディアプレイヤーのVLCです

日本語入力
Linuxfx 11.1.1109 Plasma Win11は日本語入力のFcitxがインストール設定済です
パネルにはFcitxが常駐 日本語入力をサポートします

ワープロアプリを起動して日本語入力のテストをします

あとがき
Linuxfx 11.1.1109 Plasma Win11はCore2Duo E7400搭載のWindows Vista世代のパソコンの富士通FMV DESKPOWER CE/B40で軽快に動作し、快適に使う事が出来ました


今回のパソコンで消費した容量は13.24GBと割と小さく収まりました インストールするなら30GBは欲しい所ですね この辺はユーザーの使い勝手で臨機応変に対応していきましょう

インストールするパソコンは、Linuxfx 11.1.1109 Plasma Win11は64bitOSなのでWindows Vista世代のパソコンになると思います 今回使用したパソコン前後にスペックなら、きっと良いパフォーマンスを見せてくれると思います
今回使用したパソコン
FMV DESKPOWER CE/B40 FUJITSU


CPU | Core2Duo E7400 2.8GHz |
RAM | DDR2 SDRAM PC2-6400 4GB (2GB ×2) |
VIDEO | Intel Graphics Media Accelerator 3100(M/B内蔵) |
STORAGE | SATA HDD 230GB |
Windows Vistaモデル 現在Windows10運用中 |
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