2019.11 来年Windows7のサポート終了するけど、後継としてどのLinuxを選んだ方がいいの?? Ubuntu Studio Bionic Beaver 18.04・antiX 19編 #06 VAIO Type C

Debian
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前回の記事では微妙な所を試しましたが、今回は両極端なディストリビューションをインストールしてみたいと思います 一つ目はUbuntu Studio 18.04です このディストリはマルチメディアに特化したもので、高音質のKona Linuxと同じく音の素晴らしいディストリです 遅延を低減したリアルタイムカーネルのLow Latency、そしてJACKオーディオ搭載  高音質の Ubuntu Studio は世界中の音に拘る多くの方から支持されています 但しこのディストリはマルチメディア関係の編集ソフト諸々が満載で、型遅れのパソコンで使うには如何かと思われます それじゃ何故Ubuntu Studioを選んだのか? 自分は好きなXubuntuをマルチメディア化したディストリがUbuntu Studioと勝手に思っているからですw  そんなUbuntu Studio がCore2Duoでどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみです

そしてもう一つは超軽量ディストリの定番 antiX19 です 先日は他のパソコンで試して超軽量な実力を目の当たりにしました これがCore2DuoのCPUにどう言った挙動をみせるか楽しみです

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使用するパソコン VAIO TypeC VGN-C90HS

CPU:Core 2 Duo プロセッサー T7200
RAM:DDR2 SDRAM、DDR2 667対応 2GB
Graphics: NVIDIA GeForce Go 7400 GPU
STORAGE:HDD 80GB
IEEE802.11a/b/g

Ubuntu Studio Bionic Beaver 18.04

OSタイプ: Linux
ベースディストリ: Debian, Ubuntu
アーキテクチャ: i686, x86_64
デスクトップ環境: Xfce

ダウンロード

Ubuntu Studio – A free and open operating system for creative people.

起動

起動後の挙動は想像より軽めでやはりXfceが軽量という事実を目の当たりにします

メモリの消費率はこの辺のディストリとして無難な数値 low latency kernelの所為でしょうか CPUは若干高めです

ファイルマネージャはXfceなのでThunarが入っています 動きも軽快で良い感じです

それじゃUbuntu Studioという事で早速ですがJACKオーディオ周辺を見ましょう JACKオーディオコントローラーを起動します 設定でレートを96kHzに変更してあげます

せっかくJACKオーディオなのでAudaciousをインストールしてあげます  Audaciousの設定もJACKオーディオ用に変更します 映像は有りませんがレートを96kHzに変更します ※変更した場合JACKオーディオを起動しないとエラーが出ます

先日も少し触れましたが、Ubuntu StudioはKona Linuxとは違い比較的S/N比が高めの高音と低音がメリハリのある音で万民受けする音ですね

アコギのカッティングの音が鋭くベースの音もハッキリ聞こえて「格好いい」って感じてしまう音 自分はKona Linuxの様なナチュラルな感じが好きなので何ともいえませんね でもこんな素晴らしいサウンドが簡単に手に入るUbuntu Studioは素晴らしいディストリです

音ばかりだとアレなのでブラウザを起動します Firefoxが入っています 起動は若干遅い気がしますが許容範囲かと思います 気になるのならSSDを入れた方が良いかもしれません

Youtubeを観ます 今までレビューしてきたXfce系と同じでCPUが高めですがHD動画も再生出来ます CPUの稼働率が気になる方は軽量ブラウザのPalemoon辺りに変えるか、VLCを使って再生した方がいいですね

antiX 19

OSタイプ:Linux
ディストリ系統:Debian
パッケージ管理:apt
アーキテクチャ:i686, x86_64
デスクトップ環境:Fluxbox, IceWM, JWM

ダウンロード

antiX Linux – Proudly anti-fascist "antiX Magic" in an environment suitable for old and new computers.

起動

Ubuntu Studioの後なので恐ろしく軽快に感じます 元々超軽量で評判のディストリなので当たり前ですがどんな操作に対しても反応が早いので使っていて気持ちが良いです

とりあえずSynapticパッケージマネージャでAudaciousをインストールします インストールも早く終わります そして起動します この辺の一連の流れもスムーズで全くストレス無く作業できます

タスクマネージャを起動 メモリ消費率は滅茶苦茶低くCPUも安定しています ここまでメモリ消費率が低いと Puppy Linux を使う理由が無くなる気が・・・

ブラウザを起動します かなり起動も速くブラウジングも重いページでなければ表示もかなり速いです

YoutubeもHD動画を再生できます 若干Xfce系よりCPU稼働率が低いとはいえ、出来れば軽量ブラウザで観た方がいいかもしれませんね

あとがき

antiX 19は超軽量でこのパソコンで軽快に動いてくれます しかしWindows7を使っていた人が使うにはちょっとハードルが高い気がします 使い勝手は若干近い気がしますが、Winodwの使い方に近いのがいい人は止めた方が良いかもしれません Ubuntu Studioは想像していたより軽く使えたので、ちょっとお勧めですね 但し余計なソフトが満載なのでそれが気にならなければ良いかもしれませんね

Ubuntu Studioの推奨スペックでストレージ容量が10GB以上と書いてあったので、インストールの際にVideo類のソフトを入れないようにしましたが、まさかの全て使ってしまうとかw もし入れるなら25GBは欲しいところですね 逆にantiX19の方はというと3.8GBとか素晴らしいじゃないですか その3.8GBに必要以上のソフトを詰め込んだantiX19は超軽量の名に恥じないディスリですね

2019.11 来年Windows7のサポート終了するけど、後継としてどのLinuxを選んだ方がいいの?? Ubuntu MATE 18.04・Lubuntu 18.04.3 Bionic Beaver LTS編 #07 VAIO Type C
今回はUbuntu系のディストリを2つ紹介します 一つ目はUbuntuMATE18.04 これは軽量ディストリでは有りますがCore2Duoに使うにはちょっと躊躇してしまうディストリです 公式サイトでも必要スペックにメモリ2GBと言っている...

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