2020.03 LMDE4ことLinux Mint Debian Edition 4 32bitがリリースされたので、 Core2Duo搭載のSONY VAIO TypeCに日本語インストール

Debian
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今日はリリース直後で話題沸騰のLinux Mint Debian Edition 4 debbieを、古いパソコンにインストールします

Linux Mintはアイルランド発のUbuntuベースのディストリビューションです Linux Mintは軽快な動作と使いやすさで、世界中で大人気のディストリビューションでもあります そんなLinux Mintを更に快適に動作させるべくDebianベースに作られたDebian Edition 今回新しいバージョンがリリースされました

アーキテクチャは32bit・64bit版があり、デスクトップはLinux Mintと相性のいいCinnamon Cinnamonは使いやすく、とても良いデスクトップ環境なのですが、重量級の環境でもあります そんなCinnamonをDebianを使うことにより軽量化 古いパソコンでも動作できるという胸熱な環境へと…

今回インストールに使うパソコンはCore2Duoを積んだSONY VAIO TypeC Windows Vista世代のパソコンです

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Linux Mint Debian Edition 4 debbie Cinnamon 32bit

Release 2020.03.20
Type Linux
Based on Debian
Package Management dpkg
Architecture i686, x86_64
Desktop Cinnamon

Youtube

ダウンロード

Home - Linux Mint
LinuxMintisanelegant,easytouse,uptodateandcomfortabledesktopoperatingsystem.

VAIO TypeC VGN-C90HS

CPUCore 2 Duo プロセッサー T7200
RAMDDR2 SDRAM、DDR2 667対応 2GB
GraphicsNVIDIA GeForce Go 7400 GPU
STORAGEHDD 80GB
IEEE802.11a/b/g
※キーボードが壊れて無いので、USB外付けを使用

Live BootできるUSBメモリの作成

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USBメモリを使って起動

USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します

この画面が現れます そのまま[Enter]キーを押し起動させます

起動しました 左側にある「Install Linux Mint」をクリックしインストーラーを起動します

インストール

インストーラーが起動します 現時点では言語は英語です

言語選択です Linux Mintのインストーラーは、選択した言語でインストールできます

タイムゾーンです 地図をクリックで設定されます 因みにここから言語は一部日本語です

キーボードレイアウトの選択 インストールするパソコンで使用するキーボードを選択します 日本で売っているWindows系のパソコンは下記選択で大体OKです

ユーザー情報の入力をします 自分は「Login automatically」を選択したので、ログインの際のパスワード入力なしの自動ログインですがセキュリティ的にアレなので…

インストールするデバイスの選択です 自分は予めインストールするHDDのパーティションを編集しておいたのでマニュアルを選択します

パーティションは4つに分けました OSをインストールするSda1、3 SwapのSda2 データ保存のsda4 インストールはsda1にします sda1を編集します

マウントポイント・フォーマットは下記でインストールします

ブートメニューのインストールするデバイスを選択します HDDを複数積んでいない限り、ほぼデフォルトでOKです

最終確認です しっかり確認して、OKなら[Install]をクリックしインストール開始します

インストール開始します 通常は10分前後でインストール終了しますが、パソコンのスペックで時間は前後します

インストール終了後はパソコンをシャットダウンさせて、USBメモリを抜きます

Linux Mint起動

起動しました デスクトップにはウエルカム画面が表示されます 起動後の挙動はそこそこ軽量な感じ★★☆☆ しかしCinnamonのデスクトップ環境が、このパソコンで動くのは素晴らしいです

VAIO TypeCはデスクトップが狭いのでCinnamonのメニューランチャーが大きく感じます

Wi-Fi接続

下部に設置されているパネルの右側にあるネットワークのアイコンをクリックするとWi-Fi接続できるSSIDが表示されます 接続するSSIDを選択します

Password入力ウィンドウが開くので入力し[接続]をクリックします

問題なければ接続され、右上に接続できた事を表示します

ネットへ接続されたら、取り敢えずアップデートしましょう Terminalを起動して下記コマンドです

$ sudo apt-get update

システムツール

パネル常駐アプリのアップデートマネージャーです システムのアップデートが有る場合、アップデートを促すメッセージが表示されます

アプリ管理ツールのMintinstallです GUI操作にてアプリのインストール出来るツールです

各種設定ツールのシステム設定

ファイルマネージャーはNemoです

デスクトップ上の右クリックメニューです

デスクトップの背景設定です 背景は多く用意されています ここ以外にも

左のサイドバーの項目ごとに背景は用意されています しかも格好いい背景が多く、これだけでもインストールする価値があります

日本語入力

日本語入力は簡単にインストールできます

メニューランチャーの設定の「入力方法」というメニューを起動させます インストールをクリックで必要ツールはインストールされます

上部の「入力方式フレームワーク」のプルダウンメニューで「Fcitx」を選択し一旦ログアウトし、再ログインで日本語入力が使えます

パネルにはFcitx-Mozcのアイコンが表示されます

日本語入力できました

アプリ関連

インターネット関連のアプリは必要最低限です 必要に応じてその都度インストールすることになります

ウェブブラウザは定番のFirefoxです Core2Duoなので起動は遅いですが、そこそこ動作します

オフィスアプリは定番のLibreOfficeが入っています

LibreOfficeはCore2Duoでは、そこそこ快適に動作します

グラフィックスアプリも必要最低限用意されています

サウンドビデオも必要最低限 編集ツールは必要に応じてインストールすることになります Linuxはフリーウェアのビデオ編集アプリが多くありますよ 但し、低スペックPCでは動作はキツイですが

ミュージックプレイヤーはRhythmboxが入っています Rhythmboxは起動するとパネルのボリュームコントロールと連動し、音量等のコントロールができます

そして再生時には再生ファイルの詳細を表示します

Youtube

あとがき

LMDE4はCore2Duoのパソコンで想像以上のパフォーマンスを発揮し、そこそこ軽快に動作しました Cinnamonのデスクトップが2世代前のWindows Vistaモデルで動く事自体素晴らしいです はっきり言ってここまで動作できれば現役マシンとして使えます 特にオフィス関係のアプリはマシンパワーは無くとも動作できるので、仕事では十分に使えると思います

因みに、VAIO TypePでもLMDE4が動作するか試してみました 結果は起動しました しかもそこそこ使うことができましたが、CPU稼働率が半端なく上昇し作業は終了 でも起動できた事だけでも自分的には十分満足でしたw

今回インストールする為に用意したディスク容量は10GBとかなり少な目です インストールに使った容量は5.4GB 約半分使いましたが出来れば余裕を持って、15GB前後は用意した方が良いですね あとはインストールするアプリ次第ですね

Linux Mintは、お勧めのディストリビューションです そんなLinux Mintと、とても相性の良いCinnamonデスクトップとして使うことが出来る、LMDE4は最高のディストリビューションです 迷っている人はとりあえずLive Bootで使ってみてください その素晴らしいパフォーマンスは実際に使ってみないと判りませんから

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