今日はArtix Linux 20200210 KDE Plasmaを使ってみたいと思います
Artix Linuxは、その名の如くArch系のディストリビューションです システムはsystemdに依存せずビルド、ミニマムに纏めて軽量に仕上げてあります アプリ類も必要最低限なので、システムを自分色に構築したい方にはオススメなディストリビューションです
セレロンを搭載しているLS-4-64にて起動します
2021年 最新のArtix Linux Plasma OpenRCの記事はこちら↓↓

Artix Linux 20200210 KDE Plasma

Release | 2020.02.10 |
Type | Linux |
Based on | Arch |
Architecture | x86_64 |
Desktop | Cinnamon, LXDE, LXQt, MATE, KDE Plasma, Xfce |

ダウンロード
ECS LIVE STATION LS-4-64

CPU | Intel Celeron N2830 (SoC) Processor |
RAM | DDR3L 4GB |
VIDEO | Intel® HD graphics |
STORAGE | SATADOM 64GB |
LAN機能1x GIGABIT LAN ポート WiFi IEEE 802.11b/g/n + Bluetooth4.0 ワイヤレス給電 (Qi)Qi V1.1.2 (5V1A=5W max) |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



USBメモリを使って起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます Timezone・Keytable・langを使用するものを選択し Enter キーを押します

起動しました起動後の挙動はそこそこ軽量 5.6★★☆☆☆ とりあえずデフォルトで使えます

但し日本語フォントが文字化けしているので、フォントをインストールします

フォントをインストール
インストールするフォントをクリックすると下記の様に表示されます 下の囲ったボタンをクリックします

下記の様にウィンドウが開くので真ん中のボタンをクリックします これで用意したフォントがシステムにインストールされます

一旦ログアウトし、再ログインで設定が反映されます ログイン時にPasswordを求められるので、下記を入力します
Username | artix |
Password | artix |
Desktop
Artix Linuxはパネルは下に設置 マウスは左シングルクリック実行の設定です

パネル左側

① アプリケーションメニュー

② デスクトップを表示
クリックで開いているウィンドウが全て閉じ、デスクトップが表示されます
③ Konsole
ターミナルエミュレーターのKonsoleです

④ Dolphin
ファイルマネージャーのDolphinです

パネル右側

⑤ Bluetooth
Bluetoothデバイス管理ツールです

⑥ デバイスの通知
コンピュータに接続された外部デバイスの管理ツールです

⑦ ネットワーク
ネットワークの設定 接続可能なWi-FiのSSIDを表示・設定・接続ツールです

⑧ 状態と通知
⑤〜⑦の状態と通知です

⑨ 日時
パネル上は日時を表示 クリックでカレンダーを表示します

デスクトップ上での右クリックメニュー

Desktop Folderの設定
デスクトップ上での右クリックメニューのデスクトップを設定より起動 デスクトップの壁紙画像は数枚用意されています

システムツール
KDEシステムの設定
各種設定ツールのKDEシステムの設定です

KDEパーティションマネージャ
パーティション管理ツールのKDEパーティションマネージャです

アプリケーション
インターネット

インターネットアプリのウェブブラウザはFALKONです

グラフィックス

グラフィックスアプリは画像ビューアのGwenviewです

Audacious
ミュージックプレイヤーはAudaciousをインストールしました Artix Linuxのサウンドシステムは必要最低限なので、音を出すのに設定が必要になります
このパソコンはUSBスピーカーを接続しているので、Audaciousのオーディオの設定で出力デバイスを指定します 出力プラグインのALSAの設定で接続されているサウンドデバイスを指定します

とりあえず設定完了 無事に音も再生されました
サウンドコントロールはアプリのみで行います

あとがき
Artix Linux 20200210 KDE Plasmaは、Celeron搭載の ECS LIVE STATION LS-4-64でそこそこ軽快に使うことが出来ました
Artix Linuxはシステムやアプリは必要最小限なので、アプリをインストールする際はCUI操作中心になります 比較的軽量に使えますが、色々な面でLinux初心者にはオススメできないディストリビューションでもあります
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