今日はLinuxfx 10.2を使ってみたいと思います
LinuxfxはBrazil(ブラジル)発のUbuntuベースのディストリビューションです つい先日、Beta版を紹介したばかりですが待望のリリースです 言いたい事は多すぎるLinuxfxですが、生暖かく見守りたいと思います
今回はCorei5搭載のLet’s note CF-N9LWCJDSで起動してみたいと思います
最新のLinuxfx(Windowsfx)10.8.1 の記事はこちらです


Linuxfx 10.2

Release | 2020.05.29 |
Type | Linux |
Based on | Debian, Ubuntu |
Package Management | dpkg |
Architecture | x86_64 |
Desktop | Cinnamon |
システム要件
KDE Plasma | Cinnamon | Xfce | |
CPU | デュアルコアCPU | デュアルコアCPU | ー |
メモリ | 2GB | 2GB | 1GB |
この数値は公式よりアナウンスされているものです

ダウンロード
Panasonic Let’s note N9 CF-N9LWCJDS

CUP | Core i5 560M |
RAM | DDR3 PC3-6400 4GB |
Graphics | Intel HD Graphics VRAM 763MB |
STORAGE | SSD128GB |
IEEE 802.11a/b/g/n/ac+Bluetooth 4.0 |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



Liveセッションで起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
Linuxfxは電源ONで、そのまま起動します
何処かで見たことのある起動画面にツッコミたい気持ちを抑えつつ待ちます

起動しました 起動後の挙動は至って軽快 7.8★★★☆☆ このパソコンに入っているWindowsより軽量です

日本語化
Wi-Fi接続
日本語化作業でTerminalでファイルをダウンロードするのでネットに接続します
パネルのネットワークをクリック 接続したいWi-FiのSSIDをクリックします

Passwordを入力しConnect をクリックし接続します

ファイルのダウンロードと設定
Terminalを起動します 下記コマンドを入力します
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install language-pack-ja
$ sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF-8
一旦ログアウトし再ログインで設定は反映されます
Desktop
Linuxfx 10.2のデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です

パネル左側

① アプリケーションメニュー

② Command Launcher

③ ワークスペーススイッチャー
複数あるワークスペースを切り替えるツールです

④ Software
アプリ管理ツールのSoftwareです

⑤ Nemo
ファイルマネージャーのNemoです

⑥ Google Chrome
ウェブブラウザのGoogle Chromeです

パネル右側

⑦ システムモニター
CPU・メモリ等をモニタリングできるツールです

⑧ 天気
ネットの位置情報で設定されるので、特に設定しなくとも使えます

⑨ Removable drives
ドライブストレージを安全に取り外せるツールです

⑩ ネットワーク
ネットワークの設定 接続可能なWi-FiのSSIDを表示・設定・接続ツールです

⑪ 音量調整
サウンドデバイスの音量調整です

⑫ 電源管理
クリックでディスプレイの輝度調整が出来ます
このパソコンでは問題なく輝度調整が出来ました

⑬ 日時
パネル上は日時を表示 クリックでカレンダーを表示します

⑭ セッションのオプション

デスクトップ上での右クリック

背景
デスクトップ上での右クリックメニューの「背景を変更」より起動
背景の画像は多く用意されています
その中でピンときた画像が有ったので設定してみました

ここまで来ると、ある意味凄いですね

システムツール
システム設定
各種設定ツールのシステム設定です

GNOME Terminal
ターミナルエミュレーターのGNOME Terminalです

Synapticパッケージマネージャー
アプリ管理ツールのSynapticパッケージマネージャーです

アプリケーション
インターネット

インターネットのアプリは定番のブラウザが2つ入っています
トレントアプリのTransmissionです

オフィス

オフィスアプリは定番のLibreOfficeが入っています

グラフィックス

画像ビューアアプリのImage Viewerです

マルチメディア

マルチメディアプレイヤーのKodiです
全画面で少し使いにくい感があります しかも盛大に日本語が文字化けします

ミュージックプレイヤーは無難にAudacious辺りをインストールした方が良いかもしれませんね
インストーラー
左側にあるインストーラーのアイコンをクリックで起動します
言語を選択して使うことが出来るので、比較的簡単に扱えると思います

日本語入力
日本語入力関連はインストール済なので、設定だけします
IBusの設定
IBus Preferencesを起動します
Input methodで日本語 -Mozc と 日本語 が設定されている事を確認します
無い場合は追加設定してあげます

キーボードレイアウトの設定
システム設定を起動します
キーボードを開きレイアウトタブを選択します
キーボードレイアウトで日本語を追加し、デフォルトは削除します

ワープロアプリを起動 日本語入力できました

Youtube
あとがき
Linuxfx 10.2は良いディストリビューションです
思いっきりWindowsチックにビルドされたデスクトップやシステムは、Windowsを使ってきた人は普通に使えると思います そのすべてがWindowsなのでWindowsを知っている人なら判る部分が多々あります
色々な意味で素晴らしいです
最新のLinuxfx 10.7 の記事はこちらです


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