今日はBasix 5.0を使ってみたいと思います
Basixは、あのライブCDの部屋さんのビルドされたUbuntuベースのディストリビューションです Basixはユーザーがインストール後にカスタマイズし易いよう、アプリケーション類は必要最低限しかバンドルされていません LXDEのシンプルなデスクトップは、まさに真っ新な白無垢なOS ユーザー色に染めてくださいと言わんばかりの創りに、思わずドキドキしてしまいます
Basix 5.0

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ECS LIVE STATION LS-4-64

CPU | Intel Celeron N2830 (SoC) Processor |
RAM | DDR3L 4GB |
VIDEO | Intel® HD graphics |
STORAGE | SATADOM 64GB |
LAN機能1x GIGABIT LAN ポート WiFi IEEE 802.11b/g/n + Bluetooth4.0 ワイヤレス給電 (Qi)Qi V1.1.2 (5V1A=5W max) |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



USBメモリを使って起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます このままEnter キーを押します

起動しました 起動後の挙動は至って軽快 5.8★★☆☆☆ セレロンN2830でも余裕で使えるレベルです

Desktop
Basix 5.0のデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です

パネルのアイテム


アプリケーションメニュー

デスクトップ上の右クリックメニュー

デスクトップの設定

システムツール
Openbox設定マネジャー
主に外観の設定が揃っています

Synapticパッケージマネージャー
アプリ管理ツールです GUI操作にてアプリのインストールが行えるツールです

PCManFM
軽量ファイルマネジャーのPCManFMです

LXTerminal
ターミナルエミュレーターのLXTerminalです

アプリケーション
Basix 5.0は必要最低限のアプリしか入っていません
しかしそのお陰でインストール後は、お気に入りのアプリで揃えることが可能です
FIrefox
ウェブブラウザはFIrefoxです

GPicView
画像ビューアは軽快に動作するGPicViewです

Audacious
軽量ミュージックプレイヤーのAudaciousと音量調節です

日本語入力
Basix 5.0は日本のディストリビューションなので、当たり前に日本語は直ぐに使えます
パネルのFcitxより設定を開きます 入力メソッドも設定されています

テキストエディッタを起動して日本語入力テストします

パネルにはmozcが起動動作している事が判ります mozcはAtokに負けないスペックを持ち合わせているので、日本語入力もスムーズに行えます
インストール
インストーラーは左側にあるアイコンをクリックで起動します
インストーラーは日本語で操作できるので、比較的簡単に扱えると思います

Youtube
あとがき
Basix 5.0は必要最低限で構成されていますが、軽量ディストリビューションでは無いって聞いた事があります
しかしここまで最低限に構成されたデスクトップは、LXDEの恩恵もあって軽快に動作します 現バージョンはUbuntu20.04ベースなので64bit版しか有りませんが、以前のバージョンはVAIO TypePも軽快に動作させた32bit版もあり、その軽量なパフォーマンスを発揮しました
Ubuntuに32bit版が無くなった影響は大きいです
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