今日はLinuxfx 10.5(Windowsfx)を使ってみたいと思います
LinuxfxはBrazil(ブラジル)発のUbuntuベースのディストリビューションです
Linuxfxは、皆さんご存知WindowsリスペクトなLinuxで、ビジュアルは見間違えるほど似ていますが、使い勝手はCinnamonデスクトップのLinuxです Windows Vista世代後期のパソコンで、CPUの動作クロックが2GHz以上のデュアルコアCPU+2GBRAMであれば起動できると思います
今日はCeleron N2830搭載の LS-4-64にインストールしてみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
最新のLinuxfx(Windowsfx)10.8.1 Plasmaとcinnamonの記事はこちらです


Linuxfx 10.5(Windowsfx)

Release | 2020.08.16 |
Type | Linux |
Based on | Ubuntu |
Package Management | dpkg |
Architecture | x86_64 |
Desktop | Cinnamon |

システム要件
KDE Plasma | Cinnamon | Xfce | |
CPU | デュアルコアCPU | デュアルコアCPU | ー |
メモリ | 2GB | 2GB | 1GB |
この数値は公式よりアナウンスされているものです

Youtube
ダウンロード
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください




USBメモリを使って起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
Linuxfxはブート画面とかなくパソコンの電源ONで起動します

起動しました 何故かディスプレイの設定が起動します

インストール
左側にあるインストーラーのアイコンをクリックでインストーラーは起動します
使用する言語を選択します

地図上をクリックしてロケーションを設定します

キーボードを設定します
日本で販売されているWindowsのパソコンの殆どは下記選択にてOKです

インストールするパーティションを選択します
今回インストールするパソコンにはWindows10が入っていて、マルチブート化させるので手動を選択します

インストールするパーティションを編集します
マルチブートさせる場合は大体下記でOKです

ユーザー情報を入力します

最終確認です
確認したらインストール をクリックします

インストール開始しました

インストールは15分前後で終了します
インストールに掛かる時間はパソコンスペックで前後します
インストール終了しました

パソコンをシャットダウンさせ、USBメモリを確実に抜いてインストールは終了です
Desktop
起動後の挙動はそこそこ軽快 ★★☆☆
軽作業なら普通に即戦力で使う事ができます

Linuxfx 10.5のデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です
パネルアイテム 左側
パネルアイテム左側には、アプリケーションメニューやアプリのクイック起動が設置されています

アプリケーションメニュー

Google検索
クリックで下記が起動します 検索したい語句を入力クリックでブラウザが起動し、Google検索結果を表示します

パネルアイテム 右側
パネルアイテム右側には、主に常駐アプリが設置されています

System Monitor
CPU・メモリ・ネットワークをモニタリングできるツールです

天気
ネットワークの位置情報で情報提供できるので、特に設定無く使う事ができます

右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューはシンプルです

デスクトップの背景の設定
デスクトップの背景画像はオリジナルの画像が数枚用意されています

System Tools
Windowsfx settings
各種設定ツールのWindowsfx settingsです
明らかにWindows10の設定に似ていますw

このクオリティは流石ですw

本物と比べてみました

GNOME Terminal
ターミナルエミュレーターのGNOME Terminalです

Software
アプリ管理ツールのSoftwareです
GUI操作にてアプリをインストールできるツールです

Dolphin
ファイルマネージャーのDolphinです
レイアウトとアイコンがWindowsのエクスプローラーに似ています
ある意味ここまで似せる技術は素晴らしいですね

ログイン画面
ログイン画面が現れた瞬間、麦茶を吹きそうになりましたw

Applications
Google Chrome
ウェブブラウザのGoogle Chrome
Chromeは機能拡張が入っていないとそこそこ軽快に使えます このパソコンでは起動は遅いですが、起動後はそこそこ軽快に動作します

ONLYOFFICE
オフィスアプリのONLYOFFICEです

Image Viewer
画像ビューアのImage Viewerです

Rhythmbox
ミュージックプレイヤーのRhythmboxです

日本語入力
Linuxfx 10.5は日本語入力関連のツールはインストール済みです
パネル常駐ツールのIBusをクリックして設定画面を起動 Input Methodタブを開きます
日本語キーボードとMozcが設定されている事を確認します

ワープロアプリを起動して日本語入力テストします

あとがき
Linuxfx 10.5は相変わらず素晴らしいディストリビューションです
Windowsに似ているのは別として、Linuxディストリビューションとしての完成度は高く、必要なアプリは大体揃っているので、Linuxビギナーの方でも即戦力で導入できると思います 必要なアプリやツールが揃っているので、インストールに使われる容量は他のディストリビューションより多めです

今回のインストールに12GB用意しましたが、インストール後は残量僅か インストールする場合は最低でも20GB以上は用意したいですね
Celeron N2830搭載のパソコンにインストールしましたが、そこそこ軽快に使う事ができました しかし重いアプリを起動する際は厳しさは露呈し、少々ストレスを感じます 出来ればWindows7世代のCorei3以上を積んだ中級スペック以上のパソコンを使いたいところですね
Linuxfxは、これからも注目No1のディストリビューションですね

最新のWindowsfx10.7の記事はこちらです

ECS LIVE STATION LS-4-64

CPU | Intel Celeron N2830 (SoC) Processor |
RAM | DDR3L 4GB |
VIDEO | Intel® HD graphics |
STORAGE | SATADOM 64GB |
LAN機能1x GIGABIT LAN ポート WiFi IEEE 802.11b/g/n + Bluetooth4.0 ワイヤレス給電 (Qi)Qi V1.1.2 (5V1A=5W max) |
コメント
Linuxfx いいですね。なぜいいのか考えたら他のLinuxは似たりよったりですよね。そのなかでwindowsに似せてるとはいえ、明らかに独自性が多いですね。数日前からこれに入れ替えて楽しんでます。