今日はFeren OS 2020.11を使ってみたいと思います
かつてないほど優れたFerenOSは、疑似ローリングリリースの性質を持ったオープンソースオペレーティングシステムです 再定義されたシステムは強固かつ安定・安全性を高め、KDE Plasmaデスクトップを搭載し最新のユーザーエクスペリエンスを提供してくれます そして最新のハードウェア向けに設計されたシステムは、使用されるメモリは最低限で機敏に動作できるよう設計されています
今日はCeleron N2830 搭載の ECS LIVE STATION LS-4-64で日本語起動してみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
Feren OS 2020.11

Release | 2020.11.10 |
Type | Linux |
Based on | Debian, Ubuntu |
Package Management | dpkg |
Architecture | x86_64 |
Desktop | Cinnamon, KDE Plasma |
ダウンロード

LS-4-64

CPU | Intel Celeron N2830 (SoC) Processor |
RAM | DDR3L 4GB |
VIDEO | Intel® HD graphics |
STORAGE | SATADOM 64GB |
LAN機能1x GIGABIT LAN ポート WiFi IEEE 802.11b/g/n + Bluetooth4.0搭載ストレージ ワイヤレス給電 (Qi)Qi V1.1.2 (5V1A=5W max) |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



USBメモリを使って起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます Feren OS 2020.11はこのまま起動します

起動しました 起動後の挙動は至って軽快 ★★★☆☆
即戦力で使う事ができます

Liveセッションでの日本語化
Konsoleを起動します
下記コマンドを入力します
$ sudo apt-get update
$ localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE=”ja_JP:ja”
$ source /etc/default/locale
$ echo $LANG
一旦ログアウトして、再ログインでデスクトップは日本語化されます
ログイン
ログイン画面ではパスワードは未記入にてログインできます

Desktop

Feren OS 2020.11のデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です
パネルアイテム 左側

アプリケーションメニュー
シンプルで比較的使いやすいKDE Plasmaのランチャーです

パネルアイテム 中央
アプリのクイック起動が登録されています

パネルアイテム 右側

ネットワーク
有線ネットワーク・接続可能なWi-FiのSSIDを表示・設定・接続ツールです

時計
上部中央には時計が設置されています

時計はクリックで通知領域が表示されます

デスクトップ上での右クリックメニュー

デスクトップの設定
デスクトップの設定にはオリジナルの背景画像が用意されています

System Tools
KDEシステム設定
各種設定ツールのKDEシステム設定です

Nemo
ファイルマネージャーのNemoです

Store
アプリ管理ツールのStoreです
GUI操作にてアプリをインストールできるツールです

Konsole
ターミナルエミュレーターのKonsoleです

デスクトップレイアウト
デスクトップのレイアウトをワンクリックで切り替える事ができるツールです
Cupertino
パネルが上に設置 下にはDockランチャーが設定されているMacライクなデスクトップのCupertinoに切り替えてみました

Redmond
オーソドックスなKDE PlasmaなRedmondのデスクトップに切り替えてみました

Familiar
Windows10チックなFamiliarに設定してみました
アプリケーションメニューが想像以上に似ています

ここまで似ていると壁紙はこれを設定したくなりますよね

かなりいい感じです Windowsfxといい勝負ができそうです
Applications
Vivaldi
ウェブブラウザのVivaldiです
このパソコンでは起動は遅いですが、起動後はそこそこ使えます
Vivaldiは重いのでChromiumを入れたほうが良いですね

LibreOffice
オフィスアプリのLibreOfficeです
このパソコンでは起動は遅いですが、起動後は快適に動作します

KRITA
画像編集アプリのKRITAです
このパソコンではそこそこ軽快に動作してくれます

VLCメディアプレイヤー
定番のメディアプレイヤーのVLCです
ミュージックプレイヤーを使うのなら、Audacious辺りをインストールしたほうがいいですね

日本語入力
日本語入力は設定ツールがあるので、それを使って日本語入力を設定します
アプリケーションメニューより設定→入力方式を起動します
左側で日本語を選択 このままインストールをクリックします
これだけでIBusとMozcがインストールされます

一旦ログアウトします
IBusを設定
ログインするとパネルにはIBusが常駐しているので、クリックして設定を開きます

IBusの設定画面にてInput Methodタブを選択 日本語キーボードとMozcが設定されている事を確認します

ワープロアプリを起動して、日本語入力のテストをします

インストール
インストーラーは左側にあるアイコンをクリックで起動します
インストーラーは言語を選択して使う事ができるので、比較的簡単に扱う事ができます

あとがき
Feren OS 2020.11は通常のKDE Plasmaのディストリビューションより心なしか軽い感じで、良いフィーリングで使う事ができます しかも設定一つでWindows10チックなデスクトップにも設定できます 設定ツールがユーザーライクなのでビギナーの方でも、ワンランク上の上級なデスクトップを満喫する事ができますね
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