今日はDebian 10.6.0 Cinnamonを使ってみたいと思います
ここ最近、濃い目の味付けのディストリビューションが続いたので箸休め的に起動してみたくなりました Linux界の白米ことDebian 定期的に使ってみたくなります
Debianのイメージは軽量ディストリビューション、そして32bitも使える貴重なOS 今回はそんな軽量なLinuxに重量級のデスクトップ環境のCinnamonをチョイス CinnamonはWindowsテイストで、Windowsを使ってきた人には馴染みやすいデスクトップ環境です 使いやすいUIは一度使えば判ります
前回はCeleron N2830搭載の ECS LIVE STATION LS-4-64で起動したので、今回はi3を積んだdellもパソコンでゆったり使いたいと思います
今日はCore i3 3220 搭載のdell OPTIPLEX 3010で起動してみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
Debian 10.6 Cinnamon 64bit

Release | 2020.09.26 |
Type | Linux |
Based on | Independent |
Package Management | dpkg |
Architecture | aarch64, armel, armhf, i386, i686, mips, mipsel, ppc64el, s390x, x86_64 |
Desktop | AfterStep, Awesome, Blackbox, Cinnamon, Fluxbox, flwm, FVWM, GNOME, i3, IceWM, ion, JWM, KDE, LXDE, LXQt, MATE, Xfce, Openbox, pekwm, Ratpoison, WMaker, XBMC |
Download
dell OPTIPLEX 3010

CPU | Intel Core™ i3 3220 3.3GHz |
RAM | 4GB DDR3 1600 MHz SDRAM |
STORAGE | SSD128GB |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください




起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます 上から2番目を選択して使用する言語を設定してEnterキーを押します

Desktop
起動しました 起動後の挙動は至って軽快 ★★★★☆
軽快に動作するCinnamonは使っていて気持ちいいですね

Debian 10.6.0 Cinnamonのデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です
ログイン画面
ログイン画面ではユーザーネームとパスワードを入力すればログインできます

User Name | user |
Password | live |
パネルアイテム 左側

メニュー
Cinnamonのアプリケーションメニューは、使い勝手がWindowsに近く使いやすいですね

パネルアイテム 右側

Calender
パネル上は時計を表示 クリックでカレンダーが表示されます

デスクトップ上での右クリックメニュー

デスクトップの背景画像の設定
背景画像はDebian系オリジナルの画像が多く収録されています

System Tools
システム設定
各種設定ツールのシステム設定です

Nemo
ファイルマネージャーのNemoです

Synapticパッケージマネージャー
アプリ管理ツールのSynapticパッケージマネージャーです
GUI操作にてアプリをインストールできるツールです

UXTerm
ターミナルエミュレーターのUXTermです

Applications
Firefox
ウェブブラウザのFirefoxです
このパソコンでは軽快に動作してくれます

LibreOffice
オフィスアプリのLibreOfficeです
このパソコンでは軽快に動作してくれます

GIMP
画像編集アプリのGIMPです
このパソコンでは軽快に動作してくれます

Rhythmbox
ミュージックプレイヤーのRhythmboxです
Cinnamon環境下では各種ツールで連携操作が可能です

日本語入力
Debian 10.6.0 Cinnamonでは日本語入力関連ツールはバンドル済みなので、Mozcのみをインストール設定します
IBus-Mozcをインストール
UXTermを起動します
下記コマンドを入力します
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install ibus-mozc
IBusを設定
Mozcインストール後はパネル上でIBusを再起動させます

引き続きパネル上のIBusをクリックして設定を開きます
入力メソッドタブで日本語キーボードとMozcが設定されていることを確認します

ワープロアプリを起動して、日本語入力のテストをします

インストール
インストーラーは左側のアイコンをクリックで起動します
インストーラーは言語を選択して使う事が出来るので比較的簡単に扱う事ができます

あとがき
Cinnamonは凄く扱いやすい環境です 使うパソコンのスペックに余裕があるのなら選択したいデスクトップですね
今回も一応セレロンを積んでいるLS-4-64でも起動してみましたが、そこそこ使える感

Firefoxでブラウジングしましたが特に問題なく動作 思わずセレロンでも結構いけるんじゃって思ってしまう程のパフォーマンス LS-4-64はCPUはセレロンですがメモリは4GB積んでいるので、Firefoxでのブラウジングは意外といけるんですよね

しかしトータル面では微妙な感じ やはり余裕を持ったパソコンで使いたいですねCinnamonデスクトップは
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