今日はAV Linux MX Edition 2020.11.23 Xfceを使ってみたいと思います
AV LinuxはCanada(カナダ)発のDebianベースのオーディオに特化されたディストリビューションです そんなAV LinuxにMX Linuxエディションがリリースされました
AV Linux MX Edition(AVL-MXE)は、MXLinuxの32bitと64bitのスナップショットから発信 優れたMXツールとユーティリティ全てが含まれています
デスクトップ環境は64bit版は、MX LinuxとAV Linuxでデフォルト環境の魅力的なカスタマイズを備え高速で軽量なXfceデスクトップを採用 32bit版ではXfceにOpenboxの軽量なテイストが追加され、更なる軽量なデスクトップにカスタマイズされています
音響面では、最適な低遅延オーディオ再生を可能にするカスタムリアルタイムプリエンプトカーネル搭載し、PulseAudio統合によるシームレスなJACKオーディオ/ MIDI環境で、AV Linuxの名に相応しい環境下でAVを楽しめます
今日はCeleron N2830 搭載の ECS LIVE STATION LS-4-64で日本語起動してみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
AV Linux MX Edition 2020.11.23 Xfce(AVL-MXE)

Release | 2020.11.23 |
Type | Linux |
Based on | Debian |
Package Management | dpkg |
Architecture | i386, x86_64 |
Desktop | Xfce, openbox |
ダウンロード

ECS LIVE STATION LS-4-64

CPU | Intel Celeron N2830 (SoC) Processor |
RAM | DDR3L 4GB |
VIDEO | Intel® HD graphics |
STORAGE | SATADOM 64GB |
LAN機能1x GIGABIT LAN ポート WiFi IEEE 802.11b/g/n + Bluetooth4.0搭載ストレージ ワイヤレス給電 (Qi)Qi V1.1.2 (5V1A=5W max) |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



USBメモリを使って起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
Boot画面が現れます
F2を押して使用るす言語を選択、F3を押してタイムゾーンを選択 [Enter]キーを押します

Desktop
起動しました このパソコンでの起動後の挙動は軽快 ★★★☆☆
デフォルトでもOKな感じで動作します

Conkyが文字化けしています この辺は日本語環境で使うにはデフォルトでは仕方ないですね
AV Linux MX Edition 2020.11.23 Xfceのデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です
ログイン画面
ログイン画面ではユーザーネームとパスワード入力でログインできます

Liveセッションでのユーザーネームとパスワードは下記です
UserName | demo |
Password | demo |
パネルアイテム

Whisker Menu
メニューランチャーはXfceのWhisker Menuが設置されています

セッションのオプション
コンピューターをログアウト・シャットダウン等のオプションを実行できます

デスクトップ上での右クリックメニュー
かなりなボリュームのメニューです アプリケーションランチャーも含まれているので、アプリの起動もできます

デスクトップの設定
デスクトップの設定にはMX Linux系の背景画像が多く収録されています

System Tools
設定マネージャー
各種設定ツールの設定マネージャーです

MX Tools
MX Linuxの専用設定ツールのMX Toolsです
ソフトウェアからハードと幅広く専用のツールが揃っています

Thunar
軽量高機能なファイルマネージャーのThunarです

Terminal
ターミナルエミュレーターのTerminalです
一行目のアスキーアートがいい味を出しています

Synapticパッケージマネージャー
アプリ管理ツールのSynapticパッケージマネージャーです
GUI操作にてアプリのインストールを行えます
AV Linux MX Editionには、MX Linux系のアプリ管理ツールもバンドルされています

JACK Audio Connection Kit
低レイテンシーで呼び出されたJACK対応アプリケーション同士でのオーディオやMIDIデータ両方の接続を提供するJackオーディオをコントロールするツールです

Audacious
Jackオーディオを使う際に設定が比較的簡単なミュージックプレイヤーです
バンドルされていないので追加でインストールしました


JACK Audio Connection KitとAudaciousの設定と使い方は、下記の記事をご参考に…

日本語入力
日本語入力関連ツールをインストール設定します
IBusをインストール
MX Linux Package Installerを使ってインストールします
ibusで検索をかけると下記の様な結果が出るので、Japanese ibusをインストールします

一旦ログアウトします
ログインするとパネルにはIBusが常駐しています
クリックして設定を開きます

入力メソッドの設定で日本語キーボードとMozcが設定されている事を確認します

ワープロアプリを起動して、日本語入力のテストをします

インストール
デスクトップ左側にあるインストーラーのアイコンをクリックで起動します
インストーラーは言語を選択して使う事ができるので、比較的簡単に扱う事ができます

あとがき
何でしょうAV Linuxと聞くと妙な高まりというか高揚感 男のロマンスですねオーディオって奴は
因みに32bit版も使ってみました VAIO TypePを使って
そこそこ軽快で使えなくないレベルでしたが、下記の様にCPUが妙に荒れています
設定すれば何とかなりそうですが、デフォルトで使いたかったので今回は64bit版を使うことにしました

アレコレ設定を見直せば使えると思うので、気になった方は32bit版を試してみては
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