今日はExTiX Deepin21.1を使ってみたいと思います
ExTiX 21.1は、Sweden(スウェーデン)発のUbuntuに基づく、無料で堅牢なコンピューティングソリューションです
DeepinデスクトップにカスタマイズされたExTiX Deepinは、美しく使いやすく安全で信頼性の高いシステムを、グローバルユーザーに提供してくれます 綺麗にカスタマイズされたデスクトップは誰にでも簡単に使うことができ、パーソナルなシーンでの活躍が見込まれます
今日はCeleron N2830 搭載の ECS LIVE STATION LS-4-64で日本語起動してみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
ExTiX Deepin21.1

Release | 2021.01.06 |
Type | Linux |
Based on | Ubuntu |
Package Management | dpkg |
Architecture | x86_64 |
Desktop | Budgie, Deepin, KDE, LXQt |
Download
ECS LIVE STATION LS-4-64

CPU | Intel Celeron N2830 (SoC) Processor |
RAM | DDR3L 4GB |
VIDEO | Intel® HD graphics |
STORAGE | SATADOM 64GB |
LAN機能1x GIGABIT LAN ポート WiFi IEEE 802.11b/g/n + Bluetooth4.0搭載ストレージ ワイヤレス給電 (Qi)Qi V1.1.2 (5V1A=5W max) |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



USBメモリを使って起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます 一番上を選択してEnterキーを押します

搭載メモリに余裕のある場合は上から2番目のLoad to RAMで起動すれば、メモリにシステムを読み込ませ起動する事ができます
起動しました

Liveセッションでの日本語化
コントロールセンターを起動します
Keyboard and LanguageでKeyboard LayoutをJapaneseに設定します

System Languageを日本語に設定します

一旦ログアウトします
Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は、そこそこ軽快 ★★★☆☆
普通に使えるレベルで起動しています

ExTiX Deepin21.1のデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左シングルクリック実行の設定です
ログイン画面
ログイン画面ではユーザーパスワードを入力でログインできます

LiveセッションでのPasswordは「 live 」です
Lock画面
Lock画面は、設定したアイドル時間超過か、強制でコンピューターをロックさせる事ができます
ユーザーパスワードを入力でロックを解除できます

パネルアイテム 左側

アプリケーションランチャー
アプリケーションランチャーはDeepinのお洒落で機能的なランチャーが設置されています

パネルアイテム 中央
パネルの中央には定番のアプリのクイック起動が設置されています

Synapticパッケージマネージャー
アプリ管理ツールのSynapticパッケージマネージャーです
GUI操作でアプリのインストールを行えるツールです

パネルアイテム 右側

Notifications Center
各種通知領域です アプリのアクション等を通知してくれます
クリックで右側より現れます

デスクトップ上での右クリックメニュー

デスクトップの壁紙とスクリーンセーバーの設定
下部に画像の一覧が表示されます

System Tools
コントロールセンター
各種設定ツールのコントロールセンターです

ファイルマネージャー
Deepinのファイルマネージャーです
ExTiX Deepin21.1には、軽量ファイルマネージャーのPCManFMもプリインストールされています

アプリストア
アプリ管理ツールのアプリストアです
Deepin製なのでChina(中華人民共和国)製のアプリが多めです

LXTerminal
ターミナルエミュレーターのLXTerminalです

Applications
Firefox
ウェブブラウザのFirefoxです
このパソコンでは起動は遅いですが、起動後はそこそこ使う事ができます

Text Editor
シンプルなDeepinのText Editorです

Image Viewer
Deepinのシンプルな画像ビューアのImage Viewerです

ミュージック
Deepinのミュージックプレイヤーです

日本語入力
ExTiX Deepin21.1には入力メソッドのIBusはインストール済みです
Mozcのみを追加インストールします
ibus-mozcをインストール
LXTerminalを起動します
下記コマンドを入力します
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install ibus-mozc
パネルに常駐しているIBusをクリックしてIBusを再起動させます

再び、パネルに常駐しているIBusをクリックして設定を開きます
Input MethodタブでMozcが設定されている事を確認します

Text Editorを起動して、日本語入力のテストをします

インストール
デスクトップの左上にあるインストーラーのアイコンをクリックして起動させます
インストーラーは言語を選択して使う事ができるので、比較的簡単に扱う事ができます

あとがき
ExTiX Deepin21.1はDeepinの綺麗なデスクトップと機能性、LXDEの軽量なツールを盛り込んだディストリビューションです 何となく重複しているツールが多めの印象で、プリインストールアプリは多いけど、足りないものが多々ある感じ
しかしながら、今人気のDeepinデスクトップの良さを惜しげも無く使い切っているので、Deepin好きな方には、たまらないディストリビューションですね

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