今日は2021.02.24にリリースされたLinuxfx 10.8.1 Plasmaを使ってみたいと思います
Linuxfx(Windowsfx)は、Brazil(ブラジル)発の、Ubuntu に基づくデスクトップ指向のオペレーティングシステムです
Windowsチックにカスタマイズされたデスクトップは、見間違える程のクオリティ

Microsoft Windows 用に開発されたアプリケーションとの最適な互換性を維持し、コントロールパネルに.exe / .msi互換モードをインストールして、コンピューターをダブルクリックするだけでこの形式のプログラムの実行が可能 見た目から動作に至るまでWindowsテイストを貫きます

堅固なUbuntuベースに基づいた機能的なLinuxディストリビューションのLinuxfxは、脅威のレビュー・脆弱性の修正・リリースのセキュリティ機能のアップグレードを常に行い、本番環境のシステムとワークロードを保護します

アップデートには専用のアプリ管理ツールのDiscoverがプリンストール
GUI操作にてアプリのインストールからアップデートまで、ワンクリックで簡単に操作できるので、Linuxビギナーユーザーでも安心して使う事ができます
Linuxfx(Windowsfx)は通常版は有料になりました
今回は無料版のFree Edition versionを使用します
LinuxfxにはWindows7テイストなCinnamonバージョンと、Windows10テイストなPlasmaバージョンがあります
今回はWindows10テイストなPlasmaバージョンをセレクトします
今日はCore i3 3220 搭載のdell OPTIPLEX 3010 に日本語インストールしてみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
Linuxfx (Windowsfx)10.8.1.106 Plasma

Release | 2021.02.24 |
Type | Linux |
Based on | Ubuntu |
Package Management | dpkg |
Architecture | x86_64 |
Desktop | KDE Plasma, Cinnamon |

システム要件
KDE Plasma | Cinnamon | Xfce | |
CPU | デュアルコアCPU | デュアルコアCPU | ー |
メモリ | 2GB | 2GB | 1GB |
この数値は公式よりアナウンスされているものです

Youtube
ダウンロード
今回使用するISOイメージはlinuxfx-10.8.1.106-plasma-w10.isoです
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください




起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます このままEnterキーを押します

起動中です 相変わらずのクオリティにwktkします

起動しました
先ずはネットを起動させます 有線ネットは自動的に接続、WiFiはSSIDにPass入力で接続します

インストール
インストーラーを起動します 起動時は言語は英語にて起動します
使用する言語を選択します インストーラーは選択した言語に表示は変わります

地図上をクリックしてロケーションを設定します

使用するキーボードレイアウトを設定します
日本で販売されているWindows系のパソコンは、下記選択でOKです

インストールするパーティションを設定します
このパソコンには他のOSがインストール済みなので、手動パーティションを選択します

インストールするパーティションをクリックして、下記の様に編集設定します

ユーザー情報を入力します

最終確認です 確認後にインストールをクリックします

インストール開始しました
インストールは通常15分前後で終了します

インストールにかかる時間は、パソコンのスペックによって前後します
インストール終了しました
パソコンをシャットダウンさせ、USBメモリを確実に抜いて終了です

パソコンのBoot画面
インストール後のパソコンのBoot画面です
インストール済みの他のOSも無事に表示・起動できました

Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は至って軽快 ★★★★☆
快適に動作してくれます

Linuxfx 10.8.1 Plasmaのデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です
ログイン画面
ログイン画面ではユーザーパスワード入力でログインできます

Lock画面
Lock画面は、設定したアイドル時間超過か、強制でコンピューターをロックさせる事ができます
ユーザーパスワードを入力でロックを解除できます

パネルアイテム 左側

アプリケーションメニュー
アプリケーションメニューは、KDE Plasmaの機能的なタイプが設置され、Windows10テイストにカスタマイズされています

Microsoft Edge
ウェブブラウザのMicrosoft Edgeです
このパソコンでは快適に動作します

パネルアイテム 右側

日時
パネル上は時計 クリックでカレンダーが表示されます

デスクトップ上での右クリックメニュー

デスクトップの設定
デスクトップの設定には、オリジナルの背景画像が用意されています

System Tools
KDEシステム設定
各種設定ツールのKDEシステム設定です

System Settings
設定ツールのSystem Settingsです
ユーザー設定・アップデート関連の設定ツールです

Dolphin
ファイルマネージャーのDolphinです

Discover
アプリ管理ツールのDiscoverです
GUI操作にてアプリのインストールや更新ができるツールです

Konsole
ターミナルエミュレーターのKonsoleです

Applications
Google Chrome
ウェブブラウザのGoogle Chromeです
このパソコンでは快適に動作します

ONLYOFFICE
オフィスアプリのONLYOFFICEです
このパソコンでは快適に動作します

ONLYOFFICEの表計算ツールです

Gwenview
画像ビューアのGwenviewです
このパソコンでは軽快に動作します

VLCメディアプレイヤー
定番のメディアプレイヤーのVLCです

日本語入力
Linuxfx 10.8.1には日本語関連ツールのIBusがプリインストール済みです
設定を確認しましょう
キーボードレイアウトを設定
KDEシステム設定を開きます
入力デバイス→キーボードよりレイアウトタブを開き、Japaneseを設定します
デフォルトのレイアウトは削除します

IBusの設定
パネルにはIBusが常駐しているので、クリックして設定を開きます

Input Methodタブで、日本語キーボードとMozcが設定されている事を確認します

ワープロアプリを起動して、日本語入力のテストをします

dell OPTIPLEX 3010

CPU | Intel Core™ i3 3220 3.3GHz |
RAM | 4GB DDR3 1600 MHz SDRAM |
STORAGE | SSD128GB |
あとがき
Linuxfx 10.8 Plasmaは相変わらずのクオリティで、毎回驚かせて貰っています ある意味芸術ですね ここまで来ると
Ubuntu系で描画効果のあるKDE Plasma環境なので、Windows7モデルの低スペックから使う事ができます Vistaモデルもそこそこのスペックがあれば快適に動作できると思います
日本語環境も簡単に構築できるので、Linuxビギナーユーザーの需要がありそうですね 何よりもWindowsテイストが強いです 色々な意味で…
Macに似ているPearl Linux OS 9 qanon+とLuninuxOS 20.04の記事はこちらです ↓↓


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