今日は2021.07.19にリリースされたKaisen Linux Rolling 1.7 KDEを使ってみたいと思います
Kaisen LinuxはFrance(フランス)発の、Debian GNU / Linuxディストリビューションに基づくITプロフェッショナル向けのディストリビューションです
Kaisen Linuxの、その独創性はシステム管理専用ツールを提供しインストールされたシステムとそのコンポーネントの障害を診断 全てのニーズをカバーする事で最も重要なシステムツールを利用します
Kaisen Linuxは生産性を向上させるために開発され、可能な限りのユーザーニーズを満たすように設計されています
そんなKaisen LinuxはKDE Plasma・MATE・XFCE・LXDEの4つのデスクトップ環境を提供します
今日はCore i3 3220 搭載のdell OPTIPLEX 3010に日本語インストールしてみます
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
今回は解像度1920×1080にて使用してみたいと思います
Kaisen Linux Rolling1.7 KDE

Release | 2021.07.19 |
Type | Linux |
Based on | Debian(Test) |
Package Management | dpkg |
Architecture | x86_64 |
Desktop | MATE, KDE Plasma, LXDE, Xfce |
Download

今回使用したISOイメージはkaisenlinuxrolling1.7-amd64-KDE.isoです
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください




起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます 上から7番目のKsien Linux Rolling Installを選択しEnterキーを押します

一番上を選択しEnterキーを押します

インストール
インストーラーが起動しました
使用する言語を選択します

ロケーションを選択します

キーボードを選択します

ホストネームを入力します
判らなければデフォルトのままでもOKです

ユーザーネームを入力します

ユーザーパスワードを設定します

ディスクのパーティショニングを設定します
任意のパーティションにインストール可能の手動を選択します

インストールするパーティションを選択します

インストールするパーティションを囲った部分のように編集設定します
パーティションのセットアップを終了を選択して続けるをクリックします

パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込みを選択して続けるをクリックします

最終確認です 確認後にはいにチェックして続けるをクリックします

インストール開始しました 終了までお茶でも飲みながら待機します

Kaisen Linux 1.7KDEのインストールは急に終わります パソコンを自動的に再起動させます
Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は至って快適 ★★★★★
快適に使うことができます
残念ながら日本語化によりConkyは若干文字化けを起こします

Kaisen Linux 1.7KDEのデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左シングルクリック実行の設定です

アプリケーション
アプリケーションランチャーはKDEのシンプルで機能的なタイプが設置されています

サウンドコントロール
パソコンのサウンドデバイスの音量調節です

クリックメニューより音量の設定を起動 サウンドの詳細設定できます

右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューです

デスクトップの設定
デスクトップの設定には、オリジナルの背景画像が用意されています

System Tools
KDEシステム設定
各種設定ツールのグローバルなKDEプラットフォーム設定のシステムマネージャーです
デスクトップをカスタマイズおよび管理 検索機能で想定される設定を絞り込み、アイコンより詳細情報を示すツールチップが表示できます

Dolphin
Dolphinは使いやすさを重視したKDEのファイルマネージャーです

Konsole
KonsoleはKDEの端末エミュレータです

Discover
DiscoverはKDEのアプリ管理ツールです
GUI操作にてカテゴリ別・検索または参照し、スクリーンショットやレビューを読んでユーザーが求めるアプリをインストールすることが出来ます
DiscoverはPlasmaやKDE全てのアプリのアドオンを検索インストール管理することが出来ます

Applications
Firefox
Mozilla FirefoxはMozilla Foundation及び、その傘下のMozilla Corporationによって開発されているフリーでオープンソースのウェブブラウザです
プライバシーを一切侵害せず、あらゆるユーザーの為に開発 ユーザーに関するデータを収集せず、強力なプライバシー設定でトラッカーによるウェブ追跡をブロックします
このパソコンでは軽快に動作します

LibreOffice
LibreOfficeはThe Document Foundation(ザ ドキュメント ファンデーション、ドキュメント財団)のオープンソースのオフィスアプリです

Writer(文書作成)・Calc(表計算)・Impress(プレゼンテーション)・Draw(ベクタードローグラフィック)・Base(データベース)・Math(数式作成)から構成され、MS社のオフィスと遜色ないパフォーマンスを見せてくれます

このパソコンでは軽快に動作します
GIMP
GIMP(GNU Image Manipulation Program)は、GNU GPL(GNU General Public License)のビットマップ画像編集・加工ソフトウェアです
フリーソフトウェアでありながら、有料の画像編集アプリと遜色のないレベルの機能を装備 レイヤー・トーンカーブ・ヒストグラム・画像の形状からの切り抜き・ブラシエディタ・パスの編集・多種多様なプラグインに加えて、モザイク編集やアニメーション合成(GIFアニメーション)を行えるフィルタ機能も数多く備えています

このパソコンでは軽快に動作します
Juk
JuKはKDE 用のフリーのオーディオプレーヤです
MP3・Ogg Vorbis や・FLAC オーディオファイルをサポート 起動時にパソコンのディレクトリをスキャンして自動的にプレイリスト(m3uファイル)と音楽ファイルをインポートします
コレクション中のフィールドに変更があった際は、自動的に更新される動的検索プレイリストを搭載
アルバム・アーティスト・ジャンルから自動的にプレイリストを生成する、ツリービューモードも搭載しています

日本語入力
日本語入力関連ツールをインストール設定します
Fcitxをインストール
Konsoleを起動します
下記コマンドを入力します
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install fcitx fcitx-mozc
一旦ログアウトします
Fcitxを設定
再ログインするとパネルにはFcitxが常駐しているので、クリックして設定を起動します

入力メソッドの設定で、日本語キーボードとMozcが設定されている事を確認します

ワープロアプリを起動して日本語入力のテストをします

Youtube
あとがき
Kaisen Linuxは今回初めてインストールしてみましたが、インストール〜起動まで特に問題なくスムーズに使え、普段使っている設定まで簡単に構築できるディストリビューションです DebianベースのKDEの無難に使うことができる安定感は強いですね
今回のインストールで消費した容量は13.09GBと少々多め インストールするなら30GBは欲しいところですね

以前、kaisen Linux Rolling1.5 MATEをCeleron N2830搭載のECS LIVE STATION LS-4-64で使用した際の挙動が微妙でしたので、できればWindows7モデルを使いたいところ スペックにもよりますが、多分Vsitaモデルでも行けそうな気がしますが、余裕を持ってWindows7モデルをセレクトした方がいいですね
今回使用したパソコン
dell OPTIPLEX 3010

CPU | Intel Core™ i3 3220 3.3GHz |
RAM | 4GB DDR3 1600 MHz SDRAM |
STORAGE | SSD128GB |
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