今日は2021.11.15にライブCDの部屋さんによりカスタマイズリリースされたSparkyLinux 6.1 Po Tolo LXQt 日本語版を使ってみたいと思います

SparkyLinuxはPoland(ポーランド)発のDebian GNU / Linuxオペレーティングシステムに基づいた、デスクトップ指向なLinuxディストリビューションです
SparkyLinuxは高速で軽量デスクトップ環境を備えたLinuxで、インストールして直ぐに使えるように日常的で即戦力なソフトウェアが多くプリインストールされています
SparkyLinuxは安定版のStableと、最新の技術をすぐに使える(Semi-)Rolling版を提供します
Windows Vista世代ノートのCore2Duo U7500搭載のLet’s note CF-R6にインストールしてみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
Sparky linux 6.1 Po Tolo LXQT 日本語版

Release | 2021.11.15 |
Type | Linux |
Based on | Debian |
Package Management | dpkg |
Architecture | armhf, i686, x86_64 |
Desktop | Budgie, Enlightenment, JWM, KDE Plasma, LXDE, LXQt, MATE, Openbox, Xfce |
最小システム要件
CPU | i686 / amd64 |
メモリ | 128 MB(CLIエディション) 256 MB (LXDE、LXQt、Openbox) 512 MB(Xfce) |
ディスク容量 | 2 GB(CLIエディション) 10 GB(「ホーム」エディション) 20 GB(GameOver/Multimedia) |
Sparkyインストーラー(Calamares) には、最低1GBのRAMが必要 1GB未満のパソコンはCUIインストールになります |
この数値は公式よりアナウンスされているものです
Download
今回使用するISOイメージファイルは、sparkylinux-6.1-x86_64-lxqt-jp.isoです
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます 上から6番目「More Languages・・・」を選択します

そして、使用する言語を選択します起動させます

起動しました それでは順に沿ってインストールしていきます

- ネットワークに接続
- インストーラーを起動
インストール
インストーラー起動しました
インストーラーは言語を選択して使うことができるので比較的使いやすくなっています

インストールは下記記事をご覧ください

Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は至って快適 ★★★☆☆
古いパソコンですが割と軽快に動作、普通に即戦力で使うことができます

Sparky linux 6.1 Po Tolo LXQtのデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です

アプリケーションメニュー
Sparky linux 6.1 LXQtのアプリケーションメニューランチャーはLXQtのシンプルなランチャーが設置されています とても軽快で使いやすいランチャーです

日時
パネル上はデジタル時計を表示 クリックでカレンダーが現れます

デスクトップ上での右クリック
デスクトップ上での右クリックメニューです

デスクトップの設定
デスクトップの設定→背景でデスクトップの背景画像を変更できます
背景画像はオリジナルの背景画像が用意されています

System Tools
LXQtコンフィグレーションセンター
各種設定ツールのLXQtコンフィグレーションセンターです

PCManFM-Qt
軽量高機能なPCManFM-Qtファイルマネージャーです

QTerminal
ターミナルエミュレーターのQTerminalです

Synapticパッケージマネージャー
アプリ管理ツールのSynapticパッケージマネージャーです
GUI操作にてアプリのインストールを行えるツールです

Applications
Firefox
Mozilla FirefoxはMozilla Foundation及び、その傘下のMozilla Corporationによって開発されているフリーでオープンソースのウェブブラウザです
プライバシーを一切侵害せず、あらゆるユーザーの為に開発 ユーザーに関するデータを収集せず、強力なプライバシー設定でトラッカーによるウェブ追跡をブロックします

このパソコンでは若干起動は遅いですが、起動後はそこそこ動作します
古い低スペックパソコンですが、この辺はRAM1.5GB積んでいるメリットが大きいですね

LibreOffice
LibreOfficeはThe Document Foundation(ザ ドキュメント ファンデーション、ドキュメント財団)のオープンソースのオフィスアプリです

Writer(文書作成)・Calc(表計算)・Impress(プレゼンテーション)・Draw(ベクタードローグラフィック)・Base(データベース)・Math(数式作成)から構成され、MS社のオフィスと遜色ないパフォーマンスを見せてくれます

このパソコンでは、そこそこ使えます
LXImage-Qt
画像ビューアのLXImage-Qtです

このパソコンでは、そこそこ軽快に使うことが出来ます
Clementine
Clementineはマルチプラットフォームの音楽プレイヤーです
Amarok1.4をインスパイアビルド 音楽の検索・再生が簡単に素早くできるのが特徴 ローカルミュージックライブラリの検索と再生 インターネットラジオの試聴 Box・Dropbox・Google Drive・OneDriveなどのクラウドストレージ等の連携など、多くの機能を搭載しています

日本語入力
Sparky linux 6.1 LXQT 日本語版は日本語入力ツールのFcitxがプリインストール設定済みなので、直ぐに使うことが出来ます
Fcitxの設定
Fcitxが常駐しているので、クリックして設定を開きます

入力メソッドのタブで、日本語キーボードとMozcが設定されていることを確認します

ワープロアプリを起動して日本語入力のテストをします

あとがき
Sparky linux 6.1 Po Tolo LXQT 日本語版はCore2Duo U7500搭載のWindows Vista世代のパソコンのPanasonic Let’s note CF-R6AW1BJRで軽快に動作しました
インストールして直ぐに日本語環境で使うことができるのは有難いですね ライブCDの部屋さんに感謝ですね

今回のインストールで消費した容量は9.95GBです インストールするなら25GBは欲しい所ですね

インストールするパソコンは64bit版だから必然的にWindows Vista世代以上のパソコンになると思います
今回使用したパソコン
CF-R6AW1BJR




CPU | Intel(R) Core 2 Duo U7500 |
RAM | DDR2 SDRAM 1.5GB |
STORAGE | SATA 500GB |
Windows Vista Model | |
Vistaサポート終了で超安定のオフライン運用中 Windows98世代のゲームをISO化してプレイするのには最適なパソコンです 寝モバ的な使い方でのゲームは至福の時間です |
※このパソコンはワイヤレスネットワークアダプターが壊れているので、古いカードですが下記を使っています 規格は時代遅れですがそこそこ使えます しかもLinuxなのでドライバなしで使用できます

コメント