2020.1 ヨーロッパで大人気のディストリ openSUSE Tumbleweed-XFCE 日本語ライブ版をVAIO TypePで試してみた

Linux
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今日はopenSUSEを使ってみたいと思います openSUSEにはインストール用のISOファイルとは別に、ライブCD用のISOファイルが用意されています 今回はそれを使ってLive Bootしてみたいと思います そしてopenSUSEには32bit版があるので、またかとはお思いでしょうがあのノートパソコンを使います

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openSUSE-Tumbleweed-XFCE-Live 32bit

Release 2020-01-13
Type Linux
Based on Independent
Architecture aarch64, armhf, i686, ppc64, ppc64el, s390x, x86_64
Desktop Cinnamon, Enlightenment, GNOME, IceWM, KDE Plasma, LXDE, LXQt, MATE, Xfce

推奨システム要件

openSUSE Leap 15.1で動作する最低限推奨される条件
CPU1Pentium4 1.6GHz以上のCPU
(Pentium 4 2.4GHz以上、もしくは任意のAMD64/Intel64 CPU)
メモリ1GB以上のRAM(2GB以上を推奨)
ディスク容量最小限のシステムで3GB
デスクトップ環境などを含むスタンダードなシステムで
5GBのHDD及びSSD

ダウンロード

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VAIO TypeP VGN-90HS

CPU Intel® Atom Processor Z540
RAM DDR2( SDRAM)2GB
STORAGE SSD64GB

Live BootできるUSBメモリの作成

パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください

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起動させる

USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します

この画面が現れます F2を押して言語を選択 一番上を選択 [enter]キーを押し起動させます

起動しました 日本語で起動しているのに文字化けとか、突っ込みたい気持ちを抑えつつフォントインストールします

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フォントインストール完了し、無事に表示されました TypePでopenSUSE起動するのは初めてですが、意外と軽量でビックリ 最近の32bitのディストリは一昔前に比べると軽量になったものです ホント見習って欲しいですね

ライブ版なのでアップデートする必要ないですが、とりあえずアップデートします 単にRPMのzypperコマンドを使ってみたいだけです

openSUSEにはYaSTパッケージマネージャというアプリ管理ツールがあるので、アプリのアップデートや追加削除は無理にコマンドを使う必要は無いと思います

$ sudo zypper update

アップデートするとインストールも試したくなるものです ついでなのでミュージックプレイヤーをインストールしてみましょう

$ sudo zypper install audacious

音飛び対策

Audacious起動 しかしデジャヴの如く問題発生 再生時に音飛びします しかしこれは想定内です TypePでLinuxを使う場合大体音飛びします この辺はディストリに合わせて臨機応変に対応するしかないです

Audaciousの設定で出力プラグインのデフォルトで使われているPulseAudioを外します 他を選択 無事に音飛び解消・・・の筈でしたが 音飛びは解消されません 悩んだあげくManjaroの時を思い出し、PulseAudioを削除する事にしました

またまたTerminalを起動させ Pulseaudio を削除させます

$ sudo zypper remove pulseaudio

削除後にAudaciousを起動 設定で出力プラグインをALSA出力に変更します

音飛びは解消されて、メディアファイルも再生できました

※PulseAudio削除は他の機能が使えなくなるリスクも有るので、自己責任にてお願いします

ここで壁紙を変えてみましょう openSUSEはやっぱこれですよね ちなみにこの壁紙はライブラリーには無いものです

ファイルマネージャはXfceなので軽量高機能のThunarです

デスクトップのカスタマイズが出来るツール、Settingです

openSUSEの設定ツール YaST Control Centerです

openSUSEのアプリ管理ツール YaSTパッケージマネージャです 基本アプリのインストールや削除はこれを使います

ウェブブラウザのFirefoxです 起動に時間は掛かりますが、起動し動作もします TypePでウェブ閲覧は軽量ブラウザを新たに入れた方がいいですね

ディスク管理ツールのDisksです 好みも有りますがGPartedの方が良いですね 特にパソコンのデーターレスキューで使う際は GParted の方が使えますので

あとがき

TypePでopenSUSEを初めて使いましたが、Debian並に軽量に使えました 日本語環境で使用するには、細かい部分で色々と不安はありますが試してみる価値はあるとおもいます 今回は軽量な観点でXfceデスクトップ環境を試しましたが、他の魅力的なバージョンも用意されているので、少しでも興味が有れば公式ページを覗いてみてください 公式ページは日本語なので比較的観やすいとおもいます

Windows7のサポート終了に伴い、Linuxを使う人は増えると思いますが、人と違ったLinuxを使ってみたいって人には意外と合うかもしれませんよ

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