2021.12 最新の軽量32bitなopenSUSE Tumbleweed XFCE 20211226を、Atom Z540 搭載のSONY VAIO TypeP VGN-90HSにインストール

Linux
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今日は2021.12.26にリリースされたopenSUSE Tumbleweed-XFCE 20211226を使ってみたいと思います 年末だし〆にギーコの姿も見ておきたいし

openSUSEはGermany(ドイツ)発の、openSUSEプロジェクトによって開発されたオープンソースのLinuxディストリビューションです ウェブページ閲覧・デジタルコンテンツ再生〜制作・オフィスアプリなどGUIを利用したデスクトップ指向や、CUIを中心としたサーバ運用と多くの用途で利用されています

openSUSEは2つのリリースモデルを提供
ローリングリリースモデルで最新のLinuxパッケージを提供、高速で統合性に優れ安定性の高いTumbleweed
そして今回は32bit版のTumbleweedをセレクト デスクトップは非力なVAIO TypePだからXfceで行きたいと思います

今日はAtom Z540 搭載のSONY VAIO TypeP VGN-90HSに、インストールしてみたいと思います

インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします

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openSUSE Tumbleweed XFCE 20211226

Release 2021.12.26
Type Linux
Based on Independent
Architecture aarch64, armhf, i686, ppc64, ppc64el, s390x, x86_64
Desktop Cinnamon, Enlightenment, GNOME, IceWM, KDE Plasma, LXDE, LXQt, MATE, Xfce

システム要求

CPU2GHz以上のデュアルコアプロセッサ
メモリ2GBの物理RAM + ワークロード用の追加メモリ
ディスク容量40GB以上のハードドライブの空き容量
インストール メディア用のDVDドライブまたはUSBポートのいずれか
インターネットはネットワーク インストーラーに必要です

Download

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今回使用するISOイメージファイルは、openSUSE-Tumbleweed-XFCE-Live-x86_64-Snapshot20211226-Media.isoです

Live BootできるUSBメモリの作成

パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください

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起動

USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します

英語のBoot画面が現れます F2キーを押します

クリスマスなのでサンタコスのペンギンがいます 下にもペンギンがいます

使用する言語を選択します

画面が日本語表記に変わりました しかも上のペンギンが2匹になりました

このままEnterキーを押します

起動しました それでは順に沿ってインストールしていきます

  1. ネットワークに接続
  2. インストーラーを起動

インストール

インストーラーは英語で起動します

インストール途中に言語を選択して日本語で使えますが
インストーラーは中途半端な日本語でのインストールなので少々敷居が高めです

openSUSEのインストールは下記記事をご覧ください

2021.03 軽量なopenSUSE Tumbleweed XFCE 32bitを、Atom Z540 搭載のSONY VAIO TypeP に日本語インストール
今日は2021.03.16にリリースされた、openSUSETumbleweedXFCEを使ってみたいと思いますopenSUSEはGermany(ドイツ)発の、openSUSEプロジェクトによって開発されたオープンソースのLinuxディスト...

Desktop

起動後の挙動は、そこそこ軽快 ★★★☆☆
Atom搭載のVAIO TypePでここまで動作すれば合格でしょう

openSUSE Tumbleweed XFCE 20211226のデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左シングルクリック実行の設定です

Whisker Menu

アプリケーションランチャーは、Xfce環境の機能的でシンプルなWhisker Menuが設置されています

サウンドコントロール

パソコンのサウンドデバイスの音量調節です

クリックメニューより詳細なサウンド設定を呼び出せます

電源管理

電源管理ではバッテリの管理とディスプレイの輝度調整が行えます

日時

パネル上は日時を表示 クリックでカレンダーが表示されます

デスクトップ上での右クリックメニュー

デスクトップ上での右クリックメニューです

デスクトップの設定

デスクトップの設定にはオリジナルの背景画像が用意されています
画像はXfceのものが多いです

System Tools

設定マネージャー

Xfce環境の各種設定ツールの設定マネージャーです

YaSTコントロールセンター

openSUSEの設定ツールです
ソフトウェア・ハードウェアと幅広くフォローしてくれるツールです

YaSTパッケージマネージャー

アプリ管理ツールのYaSTパッケージマネージャーです
GUI操作にてアプリのインストールを行えるツールです

Thunar

Xfce環境の高機能なファイルマネージャーのThunarです

Terminal

Xfce環境のターミナルエミュレータのTerminalです

Applications

Firefox

Mozilla FirefoxはMozilla Foundation及び、その傘下のMozilla Corporationによって開発されているフリーでオープンソースのウェブブラウザです
プライバシーを一切侵害せず、あらゆるユーザーの為に開発 ユーザーに関するデータを収集せず、強力なプライバシー設定でトラッカーによるウェブ追跡をブロックします

このパソコンでは、そこそこ使うことができます

LibreOffice

LibreOfficeはThe Document Foundation(ザ ドキュメント ファンデーション、ドキュメント財団)のオープンソースのオフィスアプリです

Writer(文書作成)・Calc(表計算)・Impress(プレゼンテーション)・Draw(ベクタードローグラフィック)・Base(データベース)・Math(数式作成)から構成され、MS社のオフィスと遜色ないパフォーマンスを見せてくれます

このパソコンでは、そこそこ使うことができます

GIMP

GIMP(GNU Image Manipulation Program)は、GNU GPL(GNU General Public License)のビットマップ画像編集・加工ソフトウェアです
フリーソフトウェアでありながら、有料の画像編集アプリと遜色のないレベルの機能を装備 レイヤー・トーンカーブ・ヒストグラム・画像の形状からの切り抜き・ブラシエディタ・パスの編集・多種多様なプラグインに加えて、モザイク編集やアニメーション合成(GIFアニメーション)を行えるフィルタ機能も数多く備えています

このパソコンでは、そこそこ使うことができます
この様な画像編集アプリがVAIO TypePで使えるなんて素晴らしいですよね

Audacious

VAIO TypePではミュージックプレイヤーはAudaciousをインストールします
openSUSE Tumbleweed XFCE 20211226はPaloreがプリインストール済みですが音が出ません

Audaciousは、Terminalでインストールできます

Audaciousをインストール

Terminalを起動します
下記コマンドを入力します

$ sudo zypper update
$ sudo zypper install audacious

VAIO TypePは多くのLinuxのディストリビューションで音飛びします
Audaciousは、その対策が比較的簡単なアプリです

VAIO TypePは多くのLinuxのディストリビューションで音飛びします
Audaciousは、その対策が比較的簡単なアプリです

Audaciousの設定で出力プラグイン(Output Plugin)のデフォルトで使われているPulseAudioを外します 他を選択 無事に音飛び解消します

Audaciousを設定

  • Audaciousを起動します
  • 設定画面を開きます オーディオタブを選択します
  • 出力プラグインをPulse Audaio出力以外を選択します

無事に再生できました
設定をしっかりすれば、VAIO TypePでもミュージックプレイヤーを楽しむ事ができます

日本語入力

openSUSE Tumbleweed XFCE 20211226はインストール後に、特に設定することなく日本語入力を使うことができます しかも便利な入力メソッドのMozcもプリインストール済みです

パネルに常駐しているIBusをクリックして設定画面を開きます

入力メソッドは日本語キーボードMozcが設定されています

ワープロアプリを起動して、日本語入力のテストをします

あとがき

openSUSE Tumbleweed XFCE 20211226はAtom Z540 搭載のWindows Vista世代でも低スペックなSONY VAIO TypeP VGN-90HSで軽快に動作しました

今回のインストールで消費した容量は5.89GBと割とミニマムに収まりました インストールするなら20GBから行けると思います VAIO TypePの様なパソコンだとアプリは詰め込まないと思うので15GBくらいでも行けると思います 自分は15GBで行きました

インスト〜するパソコンは32bit版なのでWIndowsXP世代のパソコンから余裕で行けると思います

今回使用したパソコン

SONY VAIO TypeP VGN-90HS

CPU Intel® Atom Processor Z540
RAM DDR2( SDRAM)2GB
STORAGE SSD64GB
現在、デフォルト環境のWindows Vistaを入れて快適オフライン運用中 

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